たまにこーゆーニュース聞くと、宇宙大好き幼児だったころの血が沸き肉踊る。正直、日食の日は会社休みたい、とか思ってる。半休でもいいや。
どうでもいいけど、なんで次のシリーズはアレスなんだろ……宇宙に喧嘩売るつもりかしらん。
今日、突然上司に呼び出された。
なんのこっちゃ、と思ってついてったら、契約更新の意思確認だった。意思確認だけに会議ブース呼び出し……もっと普通に聞いてくれ、普通に。
『落花は枝に還らずとも』読み始めた。まだ上巻の半分くらい。
会津藩士の話なのに、なんでいきなりあたしは笠間藩の勉強するはめになったんだろう……いや、勉強になったから良いけど。藩校の名前とか始めて知ったわ。
秋月悌次郎って、妙に綺麗な名前だな、と思っていたら苗字は自分で付けたものだったのですね。彰彦先生の解釈も素敵。秋月さんの歌は綺麗で好きだなあ……これも幾つか覚えたい。漢詩は覚えるのがちょっと大変だけど、きっと頑張れる。
あと、継さまがなんか可愛い。秋月さんがお兄さんみたいに接している所為かもしれないんだけど、なんか可愛い。アレが後のガトリング家老とは思えない。『塵壺』読んでみたいなあ……ちょっと『源氏物語』ってぽいタイトルだよねえ。(それは多分「藤壺」とか「桐壺」)
そいで、自分は「什の掟」について、すごい思い違いをしていたようだ。これって、会津藩士の子弟すべてが覚えていたものじゃなくて、上士の子弟のものだったんですね……その事実にびっくりだ。
先日、久し振りにあにめいと行った。
ジーヴスの漫画が出たというので探しに行ったんだけれど、売り切れだった。意外と引く手数多なのね、ジーヴス。ファントムハイブ家の執事さんとか元ライダーな執事さんはたくさんいたけど。
んで、『長州ファイブ』のドラマCD下巻と『薄桜鬼』のドラマCD買ってみた。時間軸はそんなに違わない筈だけど、なんだこの物凄く仲悪そうな取り合わせ。時間がなかったのでまだ聞いてない。というより『薄桜鬼』に関してはどうやら新選組モノで吸血鬼モノらしい、というところまでしか知らないんだが、楽しめるんだろうか。グッズで売ってる扇を寅さんに持たせてみたらちょっと面白いかもしれない、と思った。でも『薄桜鬼』には相馬さんはいない。残念だ。
なんとなく予想してたけど、三巻微妙に後味わりー。いや、だって、別に箱館戦争においては歴史分岐させなくても土方さん割と連戦連勝じゃないですか……だったから絶対身内に行くと思ったんですよね……はあ……それでも、だとしても、なんとゆーか榎本さんは自業自得な気もしないこともないようなこともないくないですが、特別負け戦のシーンが書かれている訳ではないのに、二巻に引き続き散々な言われような大鳥さんは正直可哀相です。嫌われてんのか、大鳥さん。
このシリーズの土方さんは些か子どもっぽい、と思っていましたが三巻まで行ってちょっと落ち着きが見えたような気がしました。或いは、星隊長、春日さん、伊庭さん辺りの年下の人たちが土方さんの周りでわいのわいのやるようになったから、そう見えるのでしょうか。特に星隊長は子犬のよう。そうそう、上記三名の「美形」証言残っている面子と土方さんとでやいのやいのと作戦立ててるシーンは正直想像するだけで目の保養としかいいようがないです。ある意味大迫力だろうな、うん。
後、利三郎さんは割と何の脈絡もなくでてきました。相馬さんが出てこなかったのがちょっと残念だけど、嬉々として討ち入る利三郎さんは読んでるこっちがわくわくしてしまう好青年っぷりでした。艦長討ち取った! って古武士みたいに宣言する辺りがなんとも可愛らしい。相馬さんはいなかったので、勝手に利三郎さんの討ち入りの時の相棒が相馬さんだ、と納得しておきました。アボルタージュにて、討ち入りするのに土方さん提案で、二人一組で、斬り込みする人と、それを援護射撃する人で組むのですか、装備からすると、どうも利三郎さんは斬り込み担当の人。なんで、相馬さんは援護射撃で。そんな組み合わせ、美味しいんじゃないでしょうか。
……しかし、三巻表紙の土方さんは、半端なく格好いい。
ところで、土日はちと母の手伝いで某凌雲先生な感じのボランティア講習会の手伝いに行ってきました。その団員さんで、合気道やってるおにーさんがいて、そのおにーさんが講習会のあとにお稽古があるとかで、道具持ってきてたんで、ちょっと遊んでもらいました。木刀は剣道で使ってたのと色が違うだけだったけど、棒は始めて持ったな。普通の棒だったけど、でも木刀よりはちょっと長かった。あと、そこの先生の意向とかで、木刀にもプラスチック製の鞘がついてました。真剣だと上手く抜けたためしがないのですけれど、それはかなり綺麗に抜けました。長さが違うのか、扱いの慣れの差なのか……
それで、折角なので構えだけですけど、棒対剣とかやってもらいました。うーん、ちょっとの差なんですけど、結構リーチの差感じたし、経験も僕はほぼ皆無なんで、打ち込めって言われても「無理!」って感じだったかな。突き食らわせるのが確かに一番手っ取り早そうです。
グラハムさんも、顔は可愛いんだけどなあ……武士道ってそーゆーことじゃないよ、と一言物申したい。
別にそれは死ぬことと見つけなくていいんですよ。
今、よくこーゆーので語られている武士道って言うのは、どちらかと言えば騎士道に近いもののような気がします。武士道の恥や誇りっていうのは自分にはかからず、自らの主君にかかるものなんですね(武士の総領であった将軍にも天皇という主がきちんとおりますし、天皇になってしまうとあちらはお公家さんなので、武士とはまた違う生き物になり、武士道には縛られない、と)。死ぬも生きるも自分の裁量ではなく、主次第。恥じ入って切腹しても、その理由が主に理解されなければ、無念腹とかそういう訴えるための手段であって、責任のとり方ではなくなってしまう。ですが、命令であればそれは無量の名誉挽回の方法になるわけです。だって、一度は命に違反した者でも最期を主の希望どおりに飾れるわけですから。
他方、騎士道っていうのは、そういうの総て自分にかかってくる。生き残るのは、多分その為なんだと思います。勿論、宗教で自裁が禁じられている、というのもあるのでしょうが、個人単位の恥なので、生きて挽回できる可能性が無数にあるわけです。
封建社会でも個人主義のあった大陸の騎士道と、封建社会で村社会だった極東島国の武士道って言うのは似てて非なるものなわけです。まあ実際はどうであれ、取り敢えず僕の解釈ではそうなわけです。
さあ、グラハム。君の主はなんなんだ。
と言うか、切腹だけはしてくれるなよ。それ、案外苦しいらしいからな、うん……
で。
これ、なんのアニメの話だったかしら。
なんかもー、あれですね……300年経っても日本文化ってアメリカ人に誤解されたままみたいなんで、ぼかぁそれが一番哀しいよ……
会社で。
電車のなかで笑っちゃうより恥ずかしいよ、みんなしてこっちみんな、畜生。
みんな、みんな、大鳥さんに対する評価があんまりアレだからいけないんだ! あと、三十路過ぎの男に「ハンサム・ボーイ」ってのもどーかと思うよスネル弟。いや、土方さんたしかにかっこいいけどさ。
んで、この『土方歳三の鬼謀』シリーズ、予想外に面白いです。伊庭さんと利三郎さんが背中合わせで戦う大変美味しいシーンがある、と風の噂で聞いたのでくれじっとかーど作ってまで購入したのですが、それだけした価値がありました。まだその美味しいシーンまで至ってないのですが既に十二分に対価は貰った気分、今二巻まで読んだけど、もう三巻が期待するほど面白くなくても別にいーや。いや、面白いに越したことはないけれどもね。
このシリーズは、ちょっと独特な作風で……自分はこーゆーお話のこと勝手に「歴史分岐モノ」って呼んでるんですが(ひょっとしたら正式な名前があるかもしれないけれども、僕はそれを知らないので)要するに、現実の歴史のある時点からパラレルワールドを展開し、史実と違う物語を作り上げている。そういうお話なのです。んで、この『土方歳三の鬼謀』シリーズは戊辰戦争のありとあらゆる局面で土方さんが戦略を立てまくり、指揮しまくって勝ちに勝ちまくる、という夢のようなお話。
史実に沿った話は、史実をある程度知ってると「あーもーなんでそこに行っちゃうのかな」とか思ったりするもんですが、このお話ではそういう「あーもー」な部分を尽く土方さんが叩き潰して行ってくれるんですね。(流山の顛末とか、幾つかはそのままなのですが)もう「行け行け、そこだ、させ、つっこめ!!!」って脳内で叫びまくりですよ。読んでて凄く気持ちがいいの。それでやりっぱなしじゃなくて、最後の章が「現実」ってタイトルになってて、「実際はこうだったんですよー」って説明してくれるのが仄かな哀しさを残してくれる。最初はいろいろなんじゃこりゃ、って感じだったんですが(話し方だけでは誰が誰だか判別がつかなかったり、それもやたら「!」多用で変な感じだったり、土方さんの一人称が「僕」だったりしたので一瞬ホンキで桂さんと入れ替わってしまったのかと思ったり)(土方さんが桂さんに成りすますシーンがあるのですよ「如何にも、私が桂だ」とかなんとか言って。それを後からげらげら笑って茶化す一さんと新さんは新選組小説きってのギャグシーンだと思います)結構クセになりそうです。やっぱり本編読んでて「行け行けそこださせつっこめ!!!」って気分になれるのが一番楽しいかな。自分が幕府方好きなのは、多分に判官贔屓ってのがあるんですが、それでもやっぱり好きな方が圧勝するの見てるのの方が楽しいし、気持ちいいもの。土方さんも一さん、いや次郎さん? もちょっと取り調べの時とかわくわくし過ぎだあんたら締め上げる気満々でなんでそんなに楽しそうなんだサディストか、そうなのか、と思ったけど、実際取り調べのシーン読み始めたら軽く「ざまァごらんあそばせ」って気分になったし。(どんなだ)
あと、三十路過ぎてなおきらきらしながらいろんなことを学習していく土方さんがなんか可愛い。なんつーか、この話の土方さん人生すごーく幸せそうです。いや、別に他のお話の土方さんが不幸そうってワケじゃないですが。なんか、ほんと、幸せそうなんですよね……ちょっと子どもみたいで。新選組・土方歳三ってよりバラガキ・トシさんって感じです。観るもの聞くもの総てが新鮮で、人生楽しくて、戦も楽しくて仕方ない、みたいな。
ところでこの作者さん、えと、柘植久慶……うわ、剣道の先生と同じ苗字だ……「勿怪の幸」って表現好きなのかな。やたらたくさん出てきたけど。
そうそう、表紙に関して少女漫画っぽいと思った理由が、二巻の表紙まじまじ眺めてたら判りました。
この土方さん、顔がベルばらのフェルゼンに似てるんです。じゃなかったら宝塚。なので少女漫画だと思ったんですね、多分。なんかこの本のBGMが「行けフェルゼン」になりそうです。……って、「行けフェルゼン」って勝手に言ってるけど、それで合ってるのかな。ヅカで、フェルゼンがアントワネットのところに行く時に鞭振り回しながら歌う歌なんですけど。「行け、行け、行け、フェルゼン」って。小学校の頃、縄跳び振り回しながらこの歌を歌っていたのは、今となってはいい思い出です。
おうちの中に引篭ってごろごろしていられれば特に問題はないのですが、仕事故そうもいかず。学生時代はそう言うとき、適当にもごもご言ってお休みしたりしてたんですが。不便だな、社会人。
同僚のおねーさんに「高校くらいまでうるう年って認識がなかった」的なことを言われてどう反応を返したらいいのか真剣に悩みました。30秒くらい。その同僚のおねーさんは多分悪くはないのです。一生懸命話さない僕に飽きもせず話題を振ってくるんだからむしろいい人なんだと思います。自覚のない悪意感じるけど。頼むからほうっておいてくれないかなあ……高校、専門のころはやっぱり人間に恵まれていたよなあ、と思う。少なくともそこには共通言語があった。今は、ない。
うるう年。
ちなみに僕は幼稚園の頃学研の天体(地球だったやも)の図鑑で読んで知りました。子どもながらに理屈もしっかり覚えていたような気がします。なんでも読んではみるもんだ。
森奈津子の『姫百合たちの放課後』読んだ。
え、えええ、え。
なんか、なまめかしい。
じゃなかった、生々しい。うわ、ちょっと勘弁。
『踊るギムナジウム』とこの前の『耽美なわしら』の続きは気になるから読もうと思うけど、それ以外はもういいや。
あまぞんまーけっとぷれいすで注文した『土方歳三の鬼謀』シリーズのうち、一巻と三巻が届く。あと二巻が届けば揃うので、届き次第読み始めようと思う。一巻表紙の土方さんがなんかきらきらしてて、ある種少女漫画めいていて若干びびった。三巻の船から飛び降りんとしているのは普通に格好いいんだが、なんで一巻はあんな無意味に煌びやかなんだ。
目次だけ見たけれど、最後に「現実」って章があるのがなんとも言えなく物寂しいなあ。
たくさん本を出しているのは知っていますが、一冊も読んだことない人の本なので、その面でも楽しみです。
帰りの電車のなかで、デジカメのポスタに映ったオダギリジョー観ながら、そう言えば組! の殺陣でやっぱり一番綺麗だったのは平助だよなあ、というようなことを考えていた。別にオダギリジョーが好きなわけではなく、彼の演じた斎藤一が好きなだけだ。だからちょっと思い出しただけだ。
でも、顔だけで判別出来てるんだから、まだ結構好きな方なんだと思います。
今の大河のあの若君二人とか樋口兄弟とか、未だに顔じゃ区別できないもの。「よく喋る方が景虎、無口な方が景勝」「二人で並んでると張り切ってるように見えるほうがお兄さん」とか、そういう区別。
仕事場の窓から見えた雪は、一粒一粒が妙にはっきりした牡丹雪。降り始めのころ、微妙に色がついていたように見えたのには、目を瞑っておこう。
あんまり寒いので蝋燭に火を灯す。
小さな火ひとつきりでもコレが意外とあったかい。足先とかはまだ寒いけど。
森奈津子の『耽美なわしら1』というのを買ってみた。面白かった。面白かったので、帰りに同じ作家の別の本も買ってみた。そっちはまだ読んでない。大層面白い本だったのだけれど、塾帰りの小学生も多い時間帯の電車のなかで、ライトノベル風な見た目と文章な割に中身は「……」な感じの本を堂々と広げて読んでいたのは、ちょっと教育に悪かっただろうか。でも、まあ、面白ければそれでいいのさ。
所々、身に覚えがありすぎてむず痒かったけれど。
登場人物たちが概ね漫画家か小説家なので、彼らの作品の話なんかも随所で出ている。千里さんと志木さんの作品は読んでみたい、と真剣に思う。特に千里さん。
文章だけなので(一応挿絵的なモノはあったが、線の細い絵柄だったし)トシちゃんの見た目が兄貴系だということは然程気に成らなかった。むしろ可愛かった。いや、自分なら喩えトシちゃんのビジュアルが常に目に付く状態で読んでいたとしても「トシちゃんかわいー」で終わらせたと思う。可愛い、と思われるのは本望ではないかもしれないが。
と、いうよりか、気持ちは判るのだよ。
入れるもんなら僕だってシュロッターベッツに通いたい。
ヤコブ館のお茶会にお呼ばれしたい。(……)
最近、読書傾向が上記のような系統か歴史モノに二分されている気がする。一般的には大極のような気もするが、歴史モノは実は上記のような要素を孕む可能性がある。秋山香乃とかは、そうなんじゃないか、と僕は疑っている。
どっちにしろ、好きなものが混ざってると大変嬉しいです。
やっとくれじっとかーどの使い方が判って、支払いを済ませることが出来た。結構ぎりぎりだったのは見逃して欲しいな、と思いつつ。
箱館戦争資料集をうっかりぽちってしまいそうで怖い。
かーどの口座に5万以上はいれないようにしておこう。
元々持つつもりは皆無だったんだけど、あまぞんのまーけっとぷれいすに欲しい本があるのに買えないのに頭きて作った。だって、伊庭さんと利三郎さんが背中合わせで戦うお話があるってのにですよ! 買えないんですよ!! 悔しいじゃないですか、怒り心頭じゃないですか!!! とゆーわけでくれじっとかーどを作った。さあ、これからはうっかりたっかい資料をポチらないように我慢我慢だぞー、と。
でも、届いたんだけどイマイチ使い方がよく判らない。え、なに、番号ってこれ四つくらい印字してあるけど、どれ正解? (そこからか) カードの色は浅葱色というか水色……でもなんかおもちゃみたい。こんなんでお金払えるんだ。現実感無い、皆無、変なの。
『ヨーロッパ退屈日記』読み終わった。面白かった。
この人の言葉遣い好きだなあ、今度映画も見てみようかなあ。
ちょっと昔の男の人のいう「~~かしらん」って言い方が凄い好き。自分も時々使うけど。古臭くても可笑しくても、可愛いから好きなんだもの。有栖川有栖がアリスの一人称(ややこしいなァ……)の文章で「~~かしらん」を使ってたとき、凄い感動した記憶がある。そ言えば、ゼミの先生も似たような口調だったっけ。漫画とか小説とかではよく読む喋り方だったけど、現実で喋る男の人は始めてみたから、それもそれで感動だったような気がする。身近にいるちょっと昔の男の人って言ったらやっぱり祖父だけど、母方のじいさまは典型的な田舎のおじいちゃん喋りだし(そいえばじいさまは「ひ」が「し」になっちゃうタイプだ)、もう結構前に亡くなった父方のじいさまは大阪弁だし、それ以前にバイクで事故って頭怪我してから殆ど話もできない人だったからそーゆー人はいなかったなあ……。
英語の発音の話とかも面白かった。なんかあちこちで妙に納得した。
そいでもって、日本に英語が入ってきた初期に漢文と同じ方式で英語を解しようとした人たちが居たって話を読んで、昔にもそーゆー考えした人がいるんだ、ってちょっと嬉しかったり「でもそんなのはだめですよ」的書かれ方してて凹んだりした。英語習って、ある程度文法の話とかされ始めた頃、そーゆー覚え方を一時考えてたんだよね……英語だと順番が変わるんだから、漢詩みたいに返り点打てばいいじゃないか! 自分あったまいー♪ みたいなノリで。まあ結局その方法はめんどくさすぎて使い物にならなかったわけだけれども。でも2カ月くらいはそれでノート取ってたような覚えがある。
さて、次はどれを読もうかな。
……会議の話ですよ、会議の。
雑談には全部聞こえるか聞こえないか微妙な声で「はあ、そうですね」か「そんなことはないと思います」で済ませてるけど、仕事で必要なことは結構ぺらぺら喋り捲ってるっつーの。たまに発言したからって「あ、喋った」じゃねーよ、まったく。八割雑談で会議時間潰されてるから普段喋ることねーんだろーが、まったく。
帰りに本屋行って、良い感じのワンピースの型紙本を見つけたんだけど「ペチパンツ」って表現に萎えて買うのやめた。ドロワーズかズロースでいいじゃん。ワンピースのデザインは可愛いんだけど、そういうの気にいらねー。大体見せる前提のドロワーズやらペチコートなんて下品だ。あれは下着、見せちゃだめー。走ったときとか階段駆け上ったときとかにちらっと見えるのがいーんだー。
……失敬、無礼な口を利いたね。
この前中村明日美子の『同級生』と『片恋の日記少女』を買ったらえらい好みだったので、今日本屋で帯とあおり全部読んで、取り敢えず一番気になった『Jの総て』に関りのありそうなの全部買ってきた。あと勢いで有栖川有栖の真っ赤な新刊? とかいろいろ。だってすごい表紙綺麗だったんだもん。手にとったらもう棚に戻せなかったんだもん。ペーパーバックスみたいなダイレクトに紙とインクのにおいのするがさがさした中身の紙も素敵だったんだもん。桜庭一樹読み始めたときは『少女七竈と七人の可愛そうな大人』の装丁がすごーーく綺麗で気に入っちゃって買ったのが最初だったな。初めて読んだのはとみながさんとのインタビューで出てた『少女には向かない職業』だったけれども。
そんなわけで、今日のお買い物ではカオスというか耽美な山ができた。『砂糖菓子の弾丸は撃ち抜けない』も買った。三冊目だというのは言いっこなしだ。『EDGE』は2冊ずつ持ってる(講談社文庫からでてる巻は3冊ずつ)。『砂糖菓子~』は全部別装丁なんだからいいだろ。
んで、おうち帰ってから『Jの総て』から読み始めた。うわー、うはー、面白。大好きこういうの。美味しいーお腹いっぱいー。寄宿学校とかホント大好き。アメリカの、っていうのがちょっと新鮮だったけど。リボンタイリボンタイー。(酔ってる、酔ってる。酒じゃなくて作品に酔ってる)
正直マリリン・モンローのことはよく知らないんだけれども、Jが好きなんだったらきっとすごいうつくしい人だったんだろう。
でもー、やっぱり一番好きになったのは、モーガンだなあー。
こーゆーお話で、一等好きなのは。
黒髪で。(大体が癖っ毛で)
異国の血が入ってて。(そういう雰囲気がして)
集団から少し浮いてる。(言うなればアルコホルとミルクと煙草の異臭がする)
そーゆー、男の子。それにやっぱり真っ赤なリボンタイ。
愛してるなー、そういう生き物。ふふふ。
Jは彼ら、そーゆー生き物が大人になった姿を初めて見せてくれた気がしたよ。エーリクやユリスモールも、いつか再会してこんな風に暮らすのかな……そでなくても、いいけどな。幸せに、大きくなれればいいけどな。ねー、そー思うよねー。ね、オスカー。
(同意を求められてもオスカーだって困ると思う)
モーガンは、ポールのことが好き。でもって多分同じベクトルでJのことも好き。好きなんだろな、いろんなものが、ホントは。だーい好きでね。だーい好きでね。ふふふ。
兎角、そういう生き物が自分は好きなので。
自分で物語を、本当に、最初の一つから考えた物語を書くとそんな人ばっかりになってしまって。
案外そういう物語は面白くないっつーか。
話進まねー、と思う今日この頃。
というか、悟った今日この頃。
そういう人を描きたいんだったら、もっと主人公ズをぶっ壊すべきなんだな、うん。
何はともあれJのシリーズも面白く、大変美味しくいただけたから、今度はサアカスのお話を買って来よう。
満開になってもあんまりみっしりでなくて、満開っ! って感じではない。でも其処が好き。桜の花の満開時のみっしり具合はいっそ不気味。そう言えば小さいころ『赤毛のアン』を読んで日本以外にも桜の花が咲くことに感動した覚えがある。白い桜ってのは、いまいち理解できなかったけど。
と、ゆーわけで。
百草園の梅祭り見に行ってきました。いい感じに咲き誇ってました、梅の花。早咲きのはちょっと散りかけてて、遅咲きのはまだ咲き揃ってないのもあったけど、花見には程よい頃合なんじゃないかな。花観にいったのか人観にいったのかよく判らんくらい人がいたけど。つか、百草園って日野市だったのね……方々の看板に「日野市教育委員会」というある種見覚えある文字列が……ああ。
なんか結構山の中って感じのところにあって、見晴台だかなんだか、ちょっとした展望台のところから見ると、結構あちこちまで見えました。多摩川があって、モノレールがあそこに見えるから、土方さんのお墓はあっちの方向かな、とか。(……)
ええと、じゃなくて、そう、梅ね、梅。梅、と言えば果樹か盆栽くらいしか馴染みがなくて、あんなにでっかい園芸品種がぽこぽこ植わってるのは初めてだ。大阪城にも梅はたくさん植わってるけど、咲いてるところ見たことないし、あんなにでっかくない気がする。厳密に言うと梅と違ったかと思うけれど、蝋梅もいっぱい植わってて嬉しかった。蝋梅、凄い好き。可愛いし、匂いもなんとなく強い気がするし。中が赤くなるやつと、そうでないやつと二つ植わってた。
あとは、福寿草とか、マンサクもしっかり咲いてたし……寒菖蒲? って言うのかな。あやめ、菖蒲、アヤメ……まあ、なんかそういうのが咲いてたりした。
園内のあちこちに短冊がぶら下げてあって、そこに歌が書いてあった。それを逐一ひらって読むのも面白かった。
出来ればもっと人の居ない時に行きたい。不定期でいいから、月に1,2回、平日にお休みが欲しいなあ……
そして、それから。
先週末に我が家に新しいお人形さんが届きました。leeke dollのシュエットタイプ、男の子で名は蟠竜。妹に名前と顔がそぐわない的なことを言われたけれど、予想済みだこんちくしょう。あ、読みは「ばんりょう」です。ちなみに「イギイギの呪い(by 妹)」と言われるほど眉が太いです。蟠竜丸は元々イギリス王室のヨットなので、あながち間違いでもないような気がします。でも可愛いです。ちょっと男の子にしとくの勿体無いです。
来て早々、パーティングラインが酷かったので、バラされて、磨かれました。しかもなんか腕のテンションゴムが短くて再利用できなかったので、今腕はその辺にあった平ゴムで仮につないである状態です。昨日帰りにてんすみ行ったのに、なんで買ってこなかったんだろう、と。まあいいけど。
勝海舟語録に飽きたので、『ヨーロッパ退屈日記』を読み始める。なんで買ったのかがよく判らない。作者名も見ずに(さっき鞄から出して伊丹十三だということにびっくりした)タイトルとカバーの手触りだけで買ったっぽい。手触りは最高。
でも、取り敢えずカッペリーニは冷麦にはできないと思います。コシがないとか、そういうレベル以前の問題かと……そういうのつっこんじゃ負けな感じ?
引き続き、もそもそと勝海舟語録(ホントは違うけど、もうそれでいいや)を読書中。エッセイとも違う、インタビューを書き起こしてる文章だから、長くなればなるほど読みづらひ……長い、長いんだよ! と叫びたくなる。しかも変に語りかける口調で変な感じだし。雑誌の記事とかならね、普通に読んでられると思うんだけど。だからか、いっぺんに10とか20ページくらいしか読めない。なんてこったい。思わず変な漫画買っちまっただ。
まだ全部読んでないから、詳細はまた後日。取り敢えず平助可愛い。可愛いが、このテンションに最後までついていけるだろうか。青年向けコミック(だと思ったんだけど違うかもしれない)ってみんなこんなテンションなの。
んで、勝海舟の方に話を戻すと。「今の内閣をみろ、30年の間に何度変わったのやら」というようなことが書いてあったのですが、すみません先生……という気分になりました。今の内閣、3年持てばいいほうかと……ほんともー、なんかねー、やめりゃーいーってもんでもねーでしょーが。会話を円満に進めるためには宗教と政治の話をしてはいけないってどっかの本で教わったけどね、流石に口だしたいわー。話したいわー。責任取るんならやめるより立て直せ。せめて原状回復、最低限で上方修正。できるまでやめんな、周りもやめろだなんだとやいやい言いなさんな、と僕は思うわけですけれども。(そしてこの場合やいやい言ってる周りが一番悪いと思う)とりあえず、辞めりゃなんとかなるって思ってるの、日本人の悪い癖かと。
なんかもー、なんか言ってやってよ勝せんせー……
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