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概ね日付が変わる頃書いているので昨日と今日の境目がおかしい。幕末と人形と文学的な何かを愛している。
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ファンカスキャンパーズ009『君の先』を観る。
実に久しぶりの観劇。しかも友達と一緒。なかなかない機会。
お話は面白かった。やや身につまされる感じではあったけれど。
ややシュールめなのはいいとして、毎回微妙なトランスジェンダー的なものを扱っているのは、あそこのお家芸かなんなのかが気になるところ。まあ、好きな題材ではあるけれど。
舞台セットが面白かったなあ……幅は狭いんだけれど奥行きのある舞台らしくて、二階建ての小窓というか、シルバニアのおうちみたいになってて。なんか可愛かったし、無理なく別の時間別の場所がひとつの画面に収まっててすっきりしてた。一番最初のシーンが最後のシーンで、そこに向かって終結していく物語だったから、そういう判り易さって大事かもね。

『五稜郭秘史 紅蓮のごとく 仙台藩額兵隊・星恂太郎の生涯』(長い……)を読む。読破。
なんつーか、全体的にテンション高い。口調は時代がかった感じの、普通の(普通のってのも変な表現だけれど)時代小説っぽい喋りなのだけれど、なんというか、星隊長、すっごく感情の沸点が低いです……喜怒哀楽、すべてが。しかも土方さんに一目ぼれ……じゃない、男惚れ。いや、一目ぼれで男惚れ? どっちでもいいけど。懐かれてるなあ、副長……出てこないけど、これは確かに利三郎さんと仲よさそうな星隊長。結構可愛い。怒っても照れても酒呑んでも真っ赤になる星隊長。やっぱり可愛い。
ただ、ただね、隊長。
「今日はブラックだっ」
は、如何なものかと。
コーヒーじゃないんだからさ……じゃなかったらあんたら戦隊モノかなんかなのか、と。ガクヘイレッドとガクヘイブラックがいるんですよ、多分。いや、ガクヘイレッドとカラスブラックかもしれないけれど。仙台戦隊コウセンジャーとかつって。(そろそろやめとけ)
古くて印刷も荒いのですが、随所に写真が載ってるのも嬉しいところ。うあー、江差とかまた行きたいなあ……
榎本さんの国際感覚的な部分って、現代から見れば評価すべきところなのかもしれないけれど、そう言われれば徹底抗戦派として蝦夷に渡った人からすれば「冗談じゃないっ」ってコトになるのかもなあ、と再認識した次第。ちょっと新鮮な切り口だったわ。
終わり方が、凄く寂しい。星隊長、榎本さんを恨んで恨んで大嫌いで死んでいくのよね。その分きっとこの人は、国……日本でも、仙台藩でもいい。ただそれまで彼の生きてきた場所……がすごく大好きで、大事だったのだなあ、と思うと寂しくて、やりきれなくて。つらいですよ、なんか。

久しぶりに同人誌を通販で頼むことにする。久しぶりに為替を買う。送料のことを失念していてどうしよう。まあ、なんとかなるだろう。足りなければ明日も郵便局に行けばいいだけの話。
それにしても為替、高くなったなあ……

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溜め込んでた本を読もう企画。
『幕末遊撃隊伊庭八郎』(長谷川つとむ)を読んだ。
あんましオリジナリティがない題名だから、作者名もつけといた。
面白かったです。
ノリは軽め、キャラは熱血、状況説明は割に丁寧で読みやすい。多分、講談を文章化するとこんな感じなのだろう、という印象。やっぱり伊庭さんを講談にしたらガンダムより面白いと思うんだけれどどうだろう。
伊庭さんがアイドル状態で、男にも女にも愛されまくってます。小稲さんとはかなりらぶらぶ。(なんというか、この表現がどうしようもなくしっくりような愛し合いっぷりなのだ。あとバカっぷるとか言うのも似合うと思う)
でも、確かに小太郎さんや中根さんとふざけあって冗談言ったり、駄洒落を言って上司に怒られたり(某巨大掲示板風に言えば「ネタにマジレス」された感じ)関西弁喋ってみたり、英語喋ってみたりな伊庭さんはとても可愛い。しかも強くてカッコいい。
読んでて楽しいです。
皆割とあっけらかんとした風情なので、悲壮感もあんまりない。
「新政府軍の全てが良いなんてこととはなくって、彼らにに抗った者もいたのだと、50年100年先の人間が見出してくれれば、それでいい」
というような趣旨のことを伊庭さんが言うのですが、それが語りかけられているようで心地いい。
見つけた、僕、貴方を見つけたよ、伊庭さん!!
と、意味もなく叫びたくなる。
あとはつ、榎本さんがちょっとヤナヤツで、礼子さんが、なんか凄かった。でも、兄がアレで、その兄の友人の奥さんになった(の、ですよね、確か)のだから、アレくらいでないとやっていけないのかもしれない。何と言うか、いい意味で、女の子が強いお話だったと思う。

ところで、伊庭さん絡みの小説を読んでるときは、よく雨が降るような気がするのは気のせいか。
いや、別に彼が雨男とかそういうことがいいたいのではなく。
(思ってはいるけど)
……じゃあ、風の精ってコトで。

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中学時代からの悪友と夕飯を食す。
串揚げ屋にいった。バイキング形式で食材を取ってきてセルフで揚げて食すようなところ。
美味かったし面白かったが、揚げるのに忙しくあまり喋れなかった。お喋りメインの飯の時は、もうちょっと店を考えよう。

『土方歳三修羅となりて北へ』を読破。
表紙というか。装丁は好み。黒地に赤は結構正義な色使いだと思うのだが、どうだろう。
基本的に北行の話なのだが、土方さんがちょくちょく昔を偲ぶので、結構日野の話が出てくる。枕投げるかと思ったのに、ぎりぎりで投げつけたりはしなかった。つまらん。
各章のタイトルが土方さんの歌なのがちょっと新鮮。好きなので嬉しい。でも「荒削りだが、素直なのがいい」って褒めてないよね。
利三郎さんが結構出てくる。土方さんによく懐いている。作中にもあったけど、確かに沖田さんの下の弟分のような感じだ。
ただ
「お背中流させて下さい!」
には、噴出すを通り越して咽た。今日ほどマスクに感謝した日はないと思う。
相馬さんもいる。
いるのだけれど喋らない。無口な設定なのかな、と思ったらついに一言も喋らなかった。そんなりってありか!? 無口とかそういうレベルじゃない。でも、確かに、ちゃんといるのだ。土方さんと一緒に勝さんのところにいってるし、嘆願書だってちゃんと持っていくし、仙台ではちゃんと利三郎さんと一緒に合流してくる。
にも関らず喋らない。なんなんだこの人、幾ら土方さんが信用するって言ってても、これじゃわけ判らない人だよ、と思っている間に終わってしまった。もういっそ、作者がなんか含みを持っているとしか思えないのだが……
全体的にキャラは薄め、史実はこってりめ。バランスはいいと思った。
ただ、会津で利三郎さんの名前が出ているので、あれは如何にかした方がいい。会津にはいないはずなのに、いることになってる。その割には仙台で合流した、みたいなことになってる。あれじゃどっぺるげんがーだ。
そう言えば、これは「利三郎」ではなかったな……地の文は、フルネームが多かった気がする。

本棚を一段開けて、2段まるっと幕末系の棚にしてみた。
結構ぎっしりだが、まあ縦にも横にも詰めてあるのよりマシだろう。
試しに数えてみたら116冊あった。ちなみに「図書館で合法的にコピーした資料」と「江戸文化関係(古文書の読み方からただのエッセイまで)の本」と「資料系のものを含む同人誌」も同じ棚に入れてみたが、数えてはいない。前者は10冊くらい、後者は20センチ分くらいある。
もう考えない方がいいだろう。
近いうちに小説が一冊増える予定。星隊長のお話、買っちゃった。

そう言えば、電車のなかで耳にした女子高生二人組のバレンタインに関する会話がなかなかヘビーだった。
最初は恥ずかしくて渡せないだの、幼稚園以来だの(どうやら一人の子が本命さんに渡すので手作りの片棒を担ぐ相談のようだった)とかわいらしーことを話しているのだが、段々ヒートアップしてきて
「仲良くて、好きな男がいて、例えば恥ずかしくて渡せなかったとしても、男はそんな機微まで判りはしない」
とかなんとか、言っていた。
若い身空で、一体何があったのだろう……
まあ、そんなことは差し置いて、僕は脳内で「利三郎ーーーーーっ!!」と絶叫していたのだが。
(丁度宮古湾海戦のシーンだった)
それにしたって、『土方歳三修羅となりて北へ』の相馬さんは無口が過ぎる……大抵無口なキャラだけど、限度ってものがあらあな。

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義経みたいに長年かけていろいろ覚えてきたならともかく。
(それでだってやっぱり年表は作ったし)
年表作りは基本中の基本だよね、と思っていろいろ作ってはみているものの。
春日さんの年表がちっとも埋まる気配を見せません。出自からして殆ど不明……相馬さんも当初は全然まったく埋まる気配が無かったのですが(脱藩から新撰組入隊までとかね)『贈友談話』読んでると案外埋まる。土方さんや伊庭さんは、当人がというよりも御家族の方なんかが語り残してくださったものが大分ある。やはり誰かが伝えようとした者勝ちなのか。
利三郎さんもあんまり埋まらないなあ……戊辰戦争中の日記なんか読んでると名前は、出てくるんだけれどもね。どこで生まれて(いや大垣なのは知ってるんだけど)どんな風に育ったのか、なんてことが判らない。そういうのが判らないと、なんとはなしにキャラが作りづらい。
それはそーとして、あんまり情報が集まらないので今ある春日さん情報だけでもかき集めようかと……行きたいところリストに埼玉県立文書館が追加されました。電車で二時間? 何するところぞ。資料のためならどこまでだって行ってやる。そも、電車あるだけマシだし。
(笠間まで行っちゃったので、なんか変な自信がついたというかリミッター外れたらしい)
あとはー、仙台と木更津と大垣と箱根と静岡と博物館とか図書館とか大分行き損ねてるからもう一回函館にも行きたい。函館行ったら今度は松前や四稜郭にも挑戦したいな。戦場跡とかいっぱい行きたい。
やっぱり免許でも取ろうかなあ……四稜郭なんかは根性出せば行けるだろうけど、松前とか近辺でいろいろ巡ろうと思ったらやっぱり車かバイクないと無理だよねえ……いや、まったく無理ってんじゃなさそうだけど……宮古湾で歩き通したこと考えればもうなんでも出来そうな気もする。あの時だって結局帰りのバスで寝て起きたら復活してたわけだし。
箱根小田原辺りもあちこち歩き回りたいですが。これは比較的近所なので暖かくなり次第順次まわって行こうと思います。冬の箱根なんて、行くもんじゃないしね。でも山登りになるからズボン準備しないと。なんだかんだで小学生でも登れた山だから平気だとは思うけど(遠足で三度も行ったのだが……当時の知識の無かった自分を恨むよ)山は、山だし。
ああ、旅に出たい、旅に出たい。
ところでアクアラインの料金安くなるってホントかしらん。

あと、三浦しをんの『ビロウな話で恐縮です日記』を購入、読書中。……また気がついたら発売されてたよ、ホントもー……しをんさんの場合、そういえばブログに新刊情報とかってあんまり出さないからゆでたまごさんの方をみないと駄目なんだよね、と思うのももう三回目。いい加減に学習しろ、私。
そう言えば『風が強く吹いている』の映画の話ってどうなったんかな。カケルとハイジさん、ムサにジョージとジョータは確定で……ブログ見たら王子が中村さんのようだけれど(正直吹いた。走れる人だった記憶があるからてっきり神童辺りだと思ってたよ)、他は? 舞台は行ってないけど、映画は多分行くんじゃないかなあ。

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スカートかんせー、いえー。
我ながらなかなか満足のいく出来だった。赤の生地なんて小学校以来だけれども。春夏のにはもっと薄くて軽い生地を選んで、円形にでも挑戦するか……
(言うだけならタダ)
同じ生地で作るベストは結局型紙の修正はせずに、後ろに編み上げを付ける仕様に変更。まあ型紙弄るよりデザイン変えるほうが楽だと思う。ただ、そうするとボタンホールを開けなければならない。
……使ったことねえよ、あんな機能。
しかし我が家のミシンは丈夫である。僕が幼稚園に入る頃に我が家に来て(つまり僕が物心ついたときからある)もう少しで20年。最近はスピードを速くすると目が飛ぶけれどどっちみちゆっくりでしか縫えない僕にとっては十分現役。修理とかもあんまりしたことなくて、液晶画面の部分を一度変えただけ。やっぱり元がいい値段だと違うのかなあ、と邪推。当時で30万くらいする代物だそうだ。妹はロックミシンが欲しいらしいが。僕は今のままで十分だと思う。出来ればあと10年20年と長生きしてね。(無茶言うな)

そして、HPの方の分断をちょっと考えてる。歴史関係のだけ、分断させようかと。
分断というか、改装かな。あちこち不具合も出てることだし。やるんなら徹底的に行きたいところだけれど。
いつやるのか、それが問題だ。

ところで『黒船以降 政治家と官僚の条件』は買えたのに『活字倶楽部』がまだ買えてない。なんかのいじめ? つか、あの雑誌ホント売ってたり売ってなかったりがひどすぎる。

帰宅後追記。
かつくらは無事近所の書店で入手。
今はあにめいとTVのIDを取ったのが昔過ぎて思い出せないのと、そもそもあにへたのページに入れなくていらいらしてます。でも、すーさんの声の人のコメントは見れた。なんか和んだ。
小さい頃丸暗記した本のうちの一冊に(今はもう忘れちゃったしそんな真似できないけど絵本なんかはかなりの量を丸暗記してた。読めなくても朗読してた)ムーミンシリーズがある所為か、北欧には変な夢見てます。もいもい!

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金曜日に会社で書いたもの。

一日咳が止まらない。
母にも妹にも
「ろうがい?」
と言われた。
二週間くらい咳が止まらなかったらもう一度疑ってくらはい……
熱は測ってないけど、あるような、ないような……微熱くらい。夕方ころはちょっとあった気がする。
あんまり咳き込むもんで、吐き気がする始末。おちおち縫い物もしてられないです……腹筋も筋肉痛になりそうです……

でも、スカートだけ半分くらい仕上がった。明日には完成しそうです。2段スカートです。自分用なので距離は長いですが、チェックなので真っ直ぐ縫うのが凄く楽。
気合入れて水通し後のアイロンかけをした甲斐がありました。ちゃんと布目が真っ直ぐに成るように四十五分ぴったり使ってアイロンかけたので、柄に沿って切ったり縫ったりすればOK アイロンの威力を思い知った気がします。ちなみに、なんで四十五分ぴったりか判るのかって言うと大河観ながらかけてたからです。大河観てるときは八割方縫い物タイム。
あと、今日のお仕事はベストの型紙を八割くらい仕上げた所、かな。
高校のときの家庭科で作ったベストを改造して、前に編み上げ作ります。これは、あと右の前身ごろの型紙を作ったら型紙は完成。縫うのは来週かな。

必殺仕事人最近よく見てる。
カラクリ使いの子が可愛くてならないです。ほそっこいし、可愛い顔してるし、なんか女の子みたい。
そのクセ「父ちゃん」なのが凄い可笑しいです。
あと婿殿と家族のやりとりが楽しすぎます。毎回呼吸困難になりそうなくらい笑わせるのやめて欲しい。
しかしじゃにいずさん頑張るなあ……と思うのもまた事実。主役級三人と主題歌ですからね……頑張るなあと言うか、がんばりすぎというか……

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もう一週間だ。
そろそろ治ってくれても良い頃合なんじゃないかと私は思うのだが。君はどうだい、左手の小指くん。
どうやら風邪でもひいたらしい。咽喉が痛いのは乾燥の所為ではなくて、風邪の所為のようだ。職場の乾湿計は90パーセントを示している。
そう言えば。
高校のときの日直の仕事にその日の天気とか気温とか湿度とかを記録する、というのがあった。(湿度じゃなくて気圧だったかもしれない) 僕はこれが大の苦手だった。
無論、仕事なのでやってはいたが。
(そして三回に一回くらい計算を間違えていた)
(でも、誰も気にしない)
(日直のつける記録なんて、そんなもんだ)
大鳥さんが、牢屋のなかで計算してたのは、なんだったか。
あの人たち、ホント時々意図しないこと始めるから困る。
ただ隕石で刀っていう発想には、榎本さんの浪漫というか心意気をみた気がした。

旅に出たいな、とは思うのだけれど。
裁縫と寒さで延期中。多分八月か九月くらいには引っ越すので、(そして引っ越したら一人暮らしだから、そうそう余裕もなくなるだろうから)今のうちに行ける所は全部行ってしまいたい所存。
嗚呼、でもそれを考えると東海道の宿場町から外れるのはすごく損な気がするなあ……
一応、元宿場町に住んでる。今、JRの駅のある場所は百年単位で昔から駅があったようなところだ。というようなことを小学校で習ったような気がする。歴史があるような、ないような……微妙なところだ。江戸又は箱根・小田原辺りまでの距離も微妙といえば微妙なのであまり良い噂のない宿場町だけれど。(というようなことは最近知った。どっち進むにしてもそれなりに頑張れば次の宿場町に行ける距離だから、旅人さんは皆頑張る。それを引きとめようと飯盛り女なんかがあの手この手で、ね……話によると僕らなんか小学校の遠足で登らされたような山を「難所」だとか言って引き止めたとか何とか)
愛着は無いけれど、離れるとすれば、ちょっと嫌かもしれない。
少なくとも、伊豆大島なんかは見えなくなるわけだ。それは、嫌だなあ……
引越しの条件としては取り敢えず、家賃その他経費的な面と、あと部屋が広いか部屋数があるかで、家が丈夫なことをあげているけど、やっぱり水場に近いところ、っていうのも加えておこうか。

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着物屋さん、とりあえず最寄り駅の駅ビルに入ってるとこに行ってみた。呉服屋もどきがあるのは知ってたけど、あそこの隣だったんだ、つか別の店舗だったのね、知らなかったよ……
見てみるだけ、のつもりだったんだけど二枚くらい着させてもらった。着物だと案外ピンク系も抵抗ないのね。サーモンピンクみたいな色で特に柄ないけど光の当たり具合によって結構色味が変化するのと、朱色の矢絣。赤い着物が好きなんだ。問題は、サイズがね……生まれて初めてダイエットを思考回路に組み込んだ夜。
母の友人が浅草で着物の古着屋やってるらしいので(と言っても卸寄りで小売はあんまりやらないそうだが)今度紹介してもらうことになった。
つか、古着屋行くより、実家とかあの何が入ってるのか未だに知らない着物箪笥の中身ひっくり返すほうが先なんじゃあ……と思うのはあたしだけですか、おかーさま。帯とかもいろいろあるのは知ってるんだけど、どんなのがあるのかはよく判らない。少なくとも長襦袢とかは買わなくていい、と思う。卒業式で着たときも、お店から用意して欲しいって言われたものは全部箪笥から出てきたし。紐とか10本くらいある。そんなに何に使うんだろう。
あと、やっぱり書物読まねば、と思うので『七緒』って雑誌のはじめての着物選び的なのと着付けの回のを買ってきた。本さえ読めば安心ってものでもないと思うけれども、まずは何か読んでみないと何も判らないよ。

『歳三からの伝言』
何コレ、面白……つか副長が可愛い。えー、なんだ、この生き物。鬼でも母でもないよ、なんか小動物くさいよ、柴犬とかそんな感じだよ。駕籠のなかで照れてブランケット頭まで被っちゃうとか、もう勘弁してくれ今電車のなかなんだ、ほら変な顔されたじゃないか副長のばかあ、って思いました。そんな副長にかけよってくる一さんや島田さんも可愛いです。つか、一さんってか時尾さんが、時尾さんが!! こいつは予想外。出てくるだけで吃驚だ。しかも榎本さんの描写とか男前過ぎるし、大鳥さんがなんか凄く悪役くさいし。え、榎本さんからしたいいにおいってやっぱり「さぼん」のにおいなのかなあ……
(違うと思う)
(えと、じゃなかったらいちごの香水で)
(アンタは榎本さんをどうしたいんだ)
伊庭さんなんかもさらっと登場してて、しかも副長とぺらぺら軽口の応酬してて、楽しいったらないです。良順先生もいいキャラしてる。相馬さんと利三郎さんもちらほらと出てきて嬉しい。てか、やっぱり「相馬」「利三郎」なのね……なんなんでしょうね、これは。あっちこっちの小説全部再読して、統計でも取ってみようかしら。箱館の面子はほぼオールスターって感じです。仲は悪そうだけど、賑やかで楽しそう。
ただ皆が皆似通った江戸弁喋ってたりするので、ちょっと誰が喋ってんのか判んなくなる時があるのと、秋山香乃の新撰組と同様にキャラとしては面白いんだけどその分歴史的背景の説明がうざい、って時があります。
まあ、でも滅多にない副長の可愛さで相殺かな。

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センター入試だったのに。

土曜日は朝っぱらから上野で寒牡丹見物してきました。目覚まし時計の設定時間を間違えて、朝の5時半とかいう休日ではありえん時間に起きたので、上野についたのが9時過ぎくらい……牡丹園は9時半にならないと開かないよ!! というわけで、記憶と駅で牡丹園の切符買うののついでに貰った地図を頼りに即興彰義隊史跡巡り散歩をしました。お墓とか、鐘? とか門とか見た。寛永寺って広かったのね……あと、猫と遊んだ。上野の猫は遊んでくれた。猫ちゃんと会ったときには微妙に目的地を見失っていたので試しに「牡丹園ってどっちですか~」と聞いてみた。したらば、徐に歩き始めるにゃんこ、追いかける僕。茂みに入っていく猫、茂みの中を通る趣味はない僕、立ち往生、猫はついて来いとばかりににゃあと鳴く。ついてけないよ……だから無理だって。
駄菓子菓子。方角は間違ってなかったりして。うん、ありがとう猫ちゃん。
牡丹園……鎌倉のときより、たくさん咲いてたかな。どうやら自分は白いのが好きだということに気がつきました。「天衣」ってのが好き。花びらがちりちりしてて綺麗。しかし、周りはアマチュア写真家なおじさまばっかり……浮いてる、自分すげえ浮いてる……
あ、あと牡丹以外のお花も結構植わってて、綺麗でした。黄色の蝋梅は花盛りって感じで綺麗だったし、野生種の梅はもう咲いてるのもあった。土方さんと春日さんだなあ、って思ったらなんかにやにやした。(……)
ただ、あんまり梅が早く咲いてるものだから、マンサクが看板に偽り有状態でちょっと可愛そうなことになってた。もっとがんばれ。
上野駅で本屋に行ってみた。見知らぬ本屋に行くと、それまで知らなかった本に出会えるから、結構楽しい。『歳三からの伝言』他漫画二冊を購入。『歳三からの伝言』はどんな話かな、と思って開いてみたらモロに宮古湾がクライマックスであわあわしつつ別のページを開いたら利三郎さんが副長にお説教ぶってるところだった。まあ、お説教というよりかはむくれて文句言ってる風情だったけれども、その瞬間購入が決定した。

それからゼミに出て、帰りに友人と服を見たりした。可愛い服を見るのは好きだ。着られるかどうかはまた別問題だけど。んでも勢いスカート作ることになった。赤のスカートとか、何年ぶりだろ。小学校以来とかな気がするよ……上着も頑張ります。
あ、タイヤキが美味しかったです。
そいえば、その時教えてもらった着物のリサイクルショップ……チェーン店っぽいんだけれど……ウチの最寄り駅の駅ビルにも入ってたよ。駅ビルなんて本屋とこむさと無印くらいしか行かないから知らんかった。傑作だね。
(戯言だよ)
(そう言えば最近メフィスト買ってないなあ……)

あと、昨日人形注文した。また増えるですよ、球体関節人形。SDじゃないけど。韓国からの海外通販ですよ。どきどきですよ。届くのが楽しみです。早く我が家においで、ばん龍。(名前は決めてあるけど、ばんの字がちょっと未定。そのまま「蟠」にするか艦長さんの「磐」の字を貰うか……ねえ)

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喉は渇くし、鼻は乾くし、そういうところはちょっと気持ち悪いかも。

朝からあちこち本屋を巡った。今日発売の新刊があるはず、と思って駅の中から会社近くの24時間営業のどっちかって言うとアングラな品揃えの本屋からあちこちと……あちこちと……
でも、どこにもないのでおかしいなあ、と思って調べてみたら発売日明日だった。
会社までダッシュする羽目になったのは言うまでもなく。
いつか塾に通ってたときみたいに遅刻するんじゃないかと思ってます。

そいえば日本の戦乱だかなんだか、あの分冊百科というのですか? アレの今週号が箱館戦争だったので買ってみた。頭から尾っぽの先まで餡子ぎっしりのたい焼きみたいに榎本さんまみれだった。あと、黒田さんのことも多かったかな。教科書にも載ってた絵が載ってて、そこに書いてある人物が黒田さんだって初めて知った。ん、総裁のことは普通に凄い人だと思って尊敬してるので、ちょっと嬉しかった。
地図とか見てると、また函館や宮古湾に行きたくなるね。冬の宮古湾の写真、すごく綺麗だった。岩のトコが真っ白で(いや、もともと結構白い石なんだけど)、海の青も僕が見たのより少し、ふかぁくて。見てみたいなあ、とは思うけど冬の岩手かァ……
そろそろまた放浪熱が出てきたので、近い内に取り敢えず木更津か静岡に行く予定。ちょっと気候が判らないので、友人にでも聞いてみようと思う。寒くなさそうな方に行こうっと。しかしアクアラインほんと高ぇな、おい。
あと、夏になったら大垣に行くんだ。ここはなんで夏にしたかっていうと、偏に水饅頭が食いたいという後ろぐらい欲求の所為。ただ、どうやって行くかがちょっと問題。チケット争奪戦するのはめんどいので、ながらは却下。新幹線使ったらぎりぎり日帰りが可能な距離なのだけれどやっぱり高い。片道分の料金で、普通の電車の往復分の切符が買えます。電車で行くと……5時間強、と言ったところですか。
それで行くかな。
(マジでか)
もう一つはバスで名古屋まで行ってそこから電車という手もあるけど……夏の深夜バスは正直もう勘弁。まあ、それが一番経済的かつ合理的な選択だということは判っているんだけれども。

そういえば、やふーのトップにこんな記事が……
『保科正之を大河ドラマに 署名総数31万3000人余』
そんなやったら、やったら……かぶりつきで見ちゃうじゃないのさ。一年間大河漬け、組! の再来ですよ。
でも、保科正之のコト凄い人だなあ、カッコいいなあって思うのはほぼ完璧100%彰彦先生の所為だと思うんだ、うん。ただ、どうなのかな。僕みたいなのは舞い上がるほど嬉しいけど、どうなの、これ。楽しいドラマにできるの? 大河ドラマはただ歴史じゃなくて、ドラマなんだから。物語なんだから、ちゃんと面白おかしくて楽しく興味深く観られないと、駄目なんだと思う。
まあ、愛されて作られればそれが一番なんだけど。
でも、一年は、長いよねえ……
今年の大河は面白くなりそうで何よりです。ドラマなんだから、僕はぶっちゃけ気持ちよく観られればそれで構わない。あの子役の子可愛いし、安部さんの謙信公マジ格好いいし。いや、効果音がロボットみたいでちょっと笑ったけど。
あ、あと医大生のドラマも聴いてて面白かった。多分もう観ないけど。
元々ドラマ見る習慣がないので、毎週やってるドラマをちゃんと忘れずに見るというのはかなり苦労を要します。ちなみに新撰組のときは、壁に目標の如く放送時間を貼り付けたり携帯やPCのアラーム使ったりして観てました。ERは母が呼んでくれましたが、最近呼ばれてないので見てません。アニメはやっぱりアラーム使ったり、いろいろしてます。テレビ観んのってめんどくさいです、ぶっちゃけ。全部ネットでオンデマンド配信してくれたらちゃんともっと色々観るのに。

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