着物屋さん、とりあえず最寄り駅の駅ビルに入ってるとこに行ってみた。呉服屋もどきがあるのは知ってたけど、あそこの隣だったんだ、つか別の店舗だったのね、知らなかったよ……
見てみるだけ、のつもりだったんだけど二枚くらい着させてもらった。着物だと案外ピンク系も抵抗ないのね。サーモンピンクみたいな色で特に柄ないけど光の当たり具合によって結構色味が変化するのと、朱色の矢絣。赤い着物が好きなんだ。問題は、サイズがね……生まれて初めてダイエットを思考回路に組み込んだ夜。
母の友人が浅草で着物の古着屋やってるらしいので(と言っても卸寄りで小売はあんまりやらないそうだが)今度紹介してもらうことになった。
つか、古着屋行くより、実家とかあの何が入ってるのか未だに知らない着物箪笥の中身ひっくり返すほうが先なんじゃあ……と思うのはあたしだけですか、おかーさま。帯とかもいろいろあるのは知ってるんだけど、どんなのがあるのかはよく判らない。少なくとも長襦袢とかは買わなくていい、と思う。卒業式で着たときも、お店から用意して欲しいって言われたものは全部箪笥から出てきたし。紐とか10本くらいある。そんなに何に使うんだろう。
あと、やっぱり書物読まねば、と思うので『七緒』って雑誌のはじめての着物選び的なのと着付けの回のを買ってきた。本さえ読めば安心ってものでもないと思うけれども、まずは何か読んでみないと何も判らないよ。
『歳三からの伝言』
何コレ、面白……つか副長が可愛い。えー、なんだ、この生き物。鬼でも母でもないよ、なんか小動物くさいよ、柴犬とかそんな感じだよ。駕籠のなかで照れてブランケット頭まで被っちゃうとか、もう勘弁してくれ今電車のなかなんだ、ほら変な顔されたじゃないか副長のばかあ、って思いました。そんな副長にかけよってくる一さんや島田さんも可愛いです。つか、一さんってか時尾さんが、時尾さんが!! こいつは予想外。出てくるだけで吃驚だ。しかも榎本さんの描写とか男前過ぎるし、大鳥さんがなんか凄く悪役くさいし。え、榎本さんからしたいいにおいってやっぱり「さぼん」のにおいなのかなあ……
(違うと思う)
(えと、じゃなかったらいちごの香水で)
(アンタは榎本さんをどうしたいんだ)
伊庭さんなんかもさらっと登場してて、しかも副長とぺらぺら軽口の応酬してて、楽しいったらないです。良順先生もいいキャラしてる。相馬さんと利三郎さんもちらほらと出てきて嬉しい。てか、やっぱり「相馬」「利三郎」なのね……なんなんでしょうね、これは。あっちこっちの小説全部再読して、統計でも取ってみようかしら。箱館の面子はほぼオールスターって感じです。仲は悪そうだけど、賑やかで楽しそう。
ただ皆が皆似通った江戸弁喋ってたりするので、ちょっと誰が喋ってんのか判んなくなる時があるのと、秋山香乃の新撰組と同様にキャラとしては面白いんだけどその分歴史的背景の説明がうざい、って時があります。
まあ、でも滅多にない副長の可愛さで相殺かな。
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