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概ね日付が変わる頃書いているので昨日と今日の境目がおかしい。幕末と人形と文学的な何かを愛している。
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って言葉、トラウマになりそう。ってのも書こうと思ってて、忘れてた。あんだけ連発されれば、そりゃ怖いわな。あと『赤毛のアン』思い出した。正確に言うと多分『アンの青春』かな。どの巻だったか忘れたけど。アンが子供にお前は未だ小さいから判らないのよ、という主旨のことは絶対言うもんかって子供の頃は思っているのだけれど、いざ大きくなったら同じ台詞を言ってしまう、と。そんなシーンがあってだな。自分も同じことをやったときは絶望したね。同じ轍は踏むまいぞ、と思っていたのに。
そんな記憶。
……何の話。何の話だろう、これ。銀英伝の舞台の話の続きだった気がする。
銀英伝、ネット配信しているところを見つけたので、ぼちぼちアニメも観始めてみた。今期は観る予定のテレビが一つもないので、まあのんびりやって行こうかと。取り敢えず、お試し版だと言われていた劇場版一作目と、無料だった本編一期第一話。売られてもない喧嘩を買おうとしたら、部下が先走っちゃってやれやれ、な双璧がなんだか面白かった。アニメのBGMにクラシックってのもなかなかいいものですね。高校の時の音楽の先生が、セイントセイヤ(字が判らん) のBGMのコーラスをバイトでやってたらしい、とか。要らんこと思い出したけど。
ついでに気付いたんだけど、双璧の璧の字って土じゃなくて玉だったんだ……生まれてこの方ずっと勘違いしてた。ごめん、なんかごめん。義助さんと高杉さんにもごめん。

『一刀斎夢録』下巻、読了。
話は割りと浅田節だとは、思うんだけどさ。梶原さんを出迎えるに当たっての藤田夫妻が可愛くて可愛くて、私はもうどうしたらいいのか……いや、ほんとに。誰かしらにお嫁さんのお世話をしようとか言い始める一さんが見られるなんて、夢にも思っていなかったよ。ここでようやく、ああこの人もうおじいちゃんなんだなあ、って思った。あと、物語中現在の軍隊の問題と、戊辰から西南の役にかけての問題がじんわりリンクしていくのとか、凄く面白い。
そう言えばね、そう言えば。西郷って言うか、薩摩ってさ。そう言われれば、長州よりよっぽど恨まれて然るべきなのにあんまりそう言う気分ならないよなあ、って。仇は長州、あとはそれからだ、みたいな。そしてやっぱり言われてみれば、上野の西郷の銅像も、何もかも。おかしいと言えばおかしな話なんだよな。そんなところまで、考えたこともなかった。……なんとなく、単純に。西南の役でバトったからもういいや、みたいな。そんなノリかとも思っていたけれど。ことはそんなに単純でもないわけで。むつかしい、むつかしいね。こう言うのは。でも、その辺の矛盾を薄々感じていたからこそ、好きでも嫌いでもなく「苦手」で「不気味」と思っていたんじゃなかろーか、と。そう思うようにもなってきたのであります。
「にぎってない飯」と、トシさんとお兄さん、鉄くんが会津以降、一さんそっくりな剣を使うようになった、って言うのは泣くほどじゃないけどぐっときた。ラストの梶原さんの夢想や、赤い下緒が切れるところはもうね、会社じゃなかったら泣いてたね。戦は死んだもの勝ちってのは、一理あると思うなあ。鉄くんは一さんととてもよく似ていたから。きっと最初に戦場で巡り会った時、彼も自分が自分を殺しに来てくれたのだと、思ったのだと思う。本当のところなんて、今からどれだけ思っても判るはずはない。でもね、僕らが夢見られる中で一番、美しい「市村鉄之助」の終わり方だったのだと思う。一さんの話と言う切欠だったのだけれども。梶原さんの言うとおり、これは鉄くんの話だったなあ。
……ふと、今年齢計算してみたけど、これ輪廻転生的な何か、って考えてもいいのかなあ。幾らなんでも計算が合わない、とかなんとかそんな話も出ていたし。最後のシーン読んでたら、なんとなくそう思った。自分がそう言うの好きだから思っただけだとは思うけれどもね。

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最近のマイブームが、誰かしらに宛てて短歌を詠む、と言うものなんですが、人によってはなかなか難しいです。特に利三郎さん。春日さんとか、伊庭さんとかは割りと簡単に思い浮かびます。伊庭さんは兎も角、春日さんがそうな辺り、単純な情報量の差でもないような。
でもって、そんなつもりはないんだけれども土方さん宛てともなると、完全なる恋の歌と化していて恥ずかしいったらありゃしない。そんなつもりは皆目皆無なんですけれどもね。言葉として煮詰まる分、楽しいですが普通に小説書いたりするより余程照れ臭いです。ちょっと自信もついてきたし、その内展示も考えているのですが、どう言う形式で出せばいいのかよく判らないので目下検討中。どうやって出せばいいのかな……縦書き、の方がいいよね、やっぱり。うん、考えよう。画像にして貼り付けとかが妥当かなあ。
あと、誰かしらに宛てて、と言うのは昔の人に限らず……身近な人に宛てて、ってのはないんですが……物語中の誰かに宛てて、なんてーのもあったりなんかして。実は一番最初に出来たのは、ロイエンタール宛だった。
(なんでだよ)
(いや、ほんとになんでだろうねえ)

と、ゆーわけで。
舞台版の『銀河英雄伝説』見てきました。珍しく一人ではなく、脇さんと一緒です。一緒と言うよりむしろ色んな意味で連れて行って頂いた感じ。何せ読んだ事もなかったので……その節は大変お世話になりました。
以下、感想。例によって箇条書きな感じ。キャラクター的にも、役者的にも双璧贔屓気味。そして、自分は基本的に何を観ても楽しい人です。舞台化? ネタバレ? それがどうした! って人だけ、先に進むがよいと思うの。

・いろいろ(主に笑い) 持ってくビッテンフェルト。まあ、帝国側で遊べるキャラって、彼位しかいないから……メックリンガー(だと思う) に都度都度「コラ」ってやられていたのも面白可愛かった。多分一番の敢闘賞だな、ビッテンフェルトは
・本人の予言通り、出番の八割方踊っていた双璧。でも、今回ので気付いたけど、あたしああいう戦いの場面をダンスにするの好きだな。双璧は好きだし、あの二人のダンスは好みだから、もっと踊っててもいい。そういえば、ヅカばらもバスティーユ直前のダンスとか無駄にテンション上がる。こういうの見るなら二階だよなあ
・双璧と言えば、最初の方の貴族とのやり取りで、お互いに「まあまあ、落ち着けよ」ってやってんの可愛かった。特に台詞がないところでも、二人で何かと話し合ってるのも可愛い。噂では二人で踊ったりもしてたとか。見た……くはないな。別に双璧にそう言う路線求めてないし。先に切れるのはウォルフでも、一番怒っちゃダメな所で怒るのはロイエンタールなんだなあ
・ウォルフが常に半歩前に出気味なのはわざとなんだろうか。歩き出すのも大体一番だった。ラストシーンは何時移動していたのか気付かなかった。お前、棺から一番遠いところにいたよな……瞬間移動かと思ったよ、びっくりした
・二幕冒頭のラインハルトは取り敢えず落ち着こうか……アンネローゼを抱き留めたキルヒアイスを見て、ちょっとした邪推をしてしまうシーンなんですが……でも、個人的にはラインハルトって、あの程度で邪推出来るような子でもないような気がするんだけどな。もっと直裁的にやっても判ってくれない子だと思う。でもって、彼程ではないにせよ、外伝読むまでその辺りの機微に気付かなかった鈍さを誇る自分としては、やってくれて助かった。そうでもしないと、三人の単純なようでめんどくさい関係性はあの時間中じゃ判らん
・アンネローゼ様はとても綺麗。正しくアンネローゼ様、って感じだった。毎回思ってるような気がするけど、やっぱり宝塚出身者の華は怖い。しかも元娘役トップともなれば、そりゃあもう半端無いわけで。皇帝陛下との絡みも良かった。幸せかどうかはしらないけど、愛はあったと思う。穏やかに、極自然と皇帝と寵妃として存在しているような雰囲気で素敵だった。皇室ってさ、多分そういうものなんじゃないかな。向こうの個人的感情は知らないけど、こっち(庶民) から見て美しくあれば、それでいい。みたいな
・ラインハルトが、時々凄く子供っぽい。でも、大勢から未来を託される存在として、覇者でありながら子供でなければならなかったのかもね。同盟ならユリアンがいるけど、帝国には本当に赤ん坊が生まれるまでいないんだもの。時期が時期だし、解釈としては凄く納得
・だからと言って、あの無邪気過ぎる「姉上!」は……いや、いいけど。可愛いけど! 毎回会うたびにハグハグくるくる~、すんのやめてくれないかな!? 愛しくなってくるから! (ダメなのかよ)
・相変わらずマサの殺陣は重心行方不明。共闘の振りをつけられれば、多分似たような感じになるはずのロイエンタールがそうでもなかったので益々よく解らない感じに……あんだけ動ける人だし、下手ではないと思うんだけど……あ、でも今回は武器的に当たり負けてた。これは二人ともかなあ。そもそも装甲服があるべき所を生身なのだから仕方がない。ああいうのをまともに扱ってるように見せるなら、せめてもっとウェイトが必要。オフレッサーでも、ぎりぎりかと。稀に無くても平気な人いるけど、それはもう才能だよな。ってか、そもそも得意であるはずのダンスもいまいちぱっとしなかったような……綺麗は綺麗なんだけど、惹かれるモノがない感じ。人が多すぎたのか(まあ、これが理由だとしたら自分の期待が過多だった、ってだけなんですが)、パターンが合わなかったのか、単に調子悪かったのか……
・そういえば落とし穴なかった。ちょっと楽しみだったのに
・相変わらずと言えば、滑舌もね
・戦艦運動を人が踊るのは面白かったんだけど、そこに指揮官が埋もれてしまったら本末転倒かな、とも思った。まあ、あの時は指揮官ではなく旗艦であって、艦隊の一部である、と言われたらそれも正しい形のような気もするのだけれども。うーん、台詞が結構コロスに振られていたからかな。あそこは、思い切って歌わせるなり何なり、して目立たせてしまった方がいいような気がする。全体的に難しそうな踊りだったから、あれ以上って厳しいのかも知れないけど双璧にはもっと思い切って難しいのを振ってしまうとかね……精彩を欠いているように見えたとは言え、二人とも「待て待て待て、何回転する気だお前ら」状態だったわけだし。マサのピルエットやっぱり綺麗だったなあ。なんで踊ってるときは重心はっきりしているのに、殺陣になるとどっか行っちゃうんだろう
・ロイエンタールが思ったよりちっこい。確かに凄く女の人嫌いそう。と言うか、神経質そう。喧嘩して降格、とかはされなさそう。いらんことは凄くやりそう。何考えているのかよく判らない感じだった。ウォルフは結構キルヒアイスを気遣ってみたり、いろいろ外に向いてるんだけど、ロイエンタールは只管内側。来るもの拒まず去る者追わず、でも社交界的なところなら誰よりも上手く渡っていけるって人だと思うのだけれど、来る者すら拒みそうだよこの人……ちなみに、双眼鏡に相当頑張らせてみたけど、ヘテロクロミアは確認出来なかった
・ぶっちゃけ、ロイエンタールとオーベルシュタインのイメージが逆転してた。でも、オーベルシュタインのあの掴みどころない動きは好きだしそれっぽいと思った。特に関節なさそうなお辞儀の仕方とか。すんごい柔らかくて綺麗な動きで、隙もないんだよな。アレが犬を可愛がるとか、極々自然にやりそうなんだけど、その自然さが逆に不自然そうで想像だけで笑える
・プロージットもいいけど、個人的には「ファイエル!」に滾った。ああいう号令は無条件にカッコイイよ、ずるい。連発するビッテンフェルトはやっぱりちょっと面白かったけど
・二階客席の高さより怖きもの。オーベルシュタインの義眼の光、カーテンコールでもまだ光ってる指輪、ラストシーンのキルヒアイス。……いや、なんか亡霊みたいで。てか、全体的にキルヒアイスはそんな感じだった。のっぽさん、と言うほどでかくはないんだけど、気付くとそこにいる。気付かなくても其処に居る。意味はなくても、ラインハルトがいるから其処に居る。影がどうこう、とオーベルシュタインに言われていたけど、思想は兎も角、アレは確かにラインハルトの影だと思った。キルヒアイスってゆーよりは、アンドレっぽい
・で、上の三つより怖いのはヴェスターラントね。でも、これは自分がそう言うの嫌いだからだろうな
・ヒルダは、ちいちゃくガッツポーズしてるのとか可愛かったけど、思ったより女の子だったなあ。ヒールが恐ろしく高くて大変そうだった。写真では結構少年だったから期待してたんだけど、ちょっと残念。カリンとかやった方が愛らしくて、お転婆でよかったかもね
・背景の星綺麗だった

あと、トーク
・なんだかマニアックで愉快な司会のおにーさん
・こう言ってはなんだが、田中先生は可愛いおじいちゃんって感じでした。小説にもいれたらよよかった、ってシーンがあったとか、今回は帝国編だから同盟側がいても邪魔でしょう、とかちまりちまり、とお話してくださいました
・お父さんはラインハルトもやってくれた。うん、上では触れなかったけど、このお父さんもいいキャラしてたよなあ。回想シーンとか、面白かった
・ラインハルトはなんか長考してた。マントが邪魔で座れないとか、どこぞのトートを髣髴とさせられる。逐一可愛過ぎるよ、あの王者共
・エアワイングラスで、皆でプロージットってやった。二回やった。なんか楽しかった。今度から乾杯する時の挨拶プロージットにしようぜ。割っちゃ駄目だけど

大体そんな所かなあ。双璧編は何をやるんだろう、楽しみです。


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レンズはずれた。朝、さあ仕事を始めよう、と思って拭いてたらぽろっと外れた。目が悪いわけじゃなくて、目に悪いからかけているので問題ないと言えば問題ないんですが……眩しいよ~ 会社の蛍光灯眩しいよ~ あんなに明るくしてもいいことないよ~ ヴェー。
みたいな? (いや、どんな)
ぽろっと外れただけなので、嵌めれば平気。多分平気。きっと平気。

日曜日、鎌倉へ行きました。もう松もあけた感じで、空いているかと思ったらんなことなかった。予想外に混んでた。やっぱり大銀杏がないとちょっと寂しいね。
混んでいたけれども、御手水とかは通常営業だった。ちゃんと出来る人そんなにいなくても、その場の意味をきちんとは知らなくても、なんとなく皆並んでいた。ちょっと微笑ましい。でも、後ろにいたカップルの兄ちゃんの「なんか普通のお手洗いより並んでんじゃね?」 と言う発言にはいろいろ突っ込みたかった。お手洗いと御手水では似てて非なる以上の何かが違うと思うんだ……。
行った時間が遅かったので、寒牡丹はパスした。もう少ししたら上野にでも行こうと思う。

『テンペスト』
文庫版、3、4と続けて読破。なんと言うか慌しかった。いろいろと無理あるだろう、それ、と思いつつも結構読めてしまうと言うかなんとかなってしまうと言うか。読んでいてわくわくするのはこの人の作品の特性なんだろうか。つってもこれで二つ目なんだけどさ。なーんか、別にそんな好きでもないのに「よっしゃ、行け真鶴! いいぞ、ネイオン!!」と叫びたくなるんだよね。なんなんでしょ。
あの王様をタツヤさんが演るのか、と思うとなんだかぞくぞくした。期待する。
あと、自分が謝る義理も縁もないんだけど、なんかごめん。ウチの宿六が迷惑かけてなんかごめん。……いや、本当自分が言えることなんではまったく全然少しもないんだけれどもさ。そんな気分。
そう言えば、舞台だけじゃなくてドラマもやるらしいけど、どうなるのかな。王様が続投だったら見たいな。

『一刀斎夢録』
上巻読破。
明治(正確にはこの話は大正なんだけれどもさ) の一さんって、流行ってんのかな……でも、浅田次郎で、一さん主人公ってだけで買いだよね! ね!! と言う勢いで買った。読んでいたら、なんだかお酒が欲しくなったので、酒屋さんで恥を忍んで事情を説明して、京都の程よいお酒(ちなみに、洛中の水を使い、少なくとも明治よりは前から続くところで作られたものらしい) を紹介してもらって、呑みながら読んだ。肴が大根に塩は流石にどうかと思ったので、干し芋にした。どっちかって言うと、これは『若様組まいる』の影響だ。そんなことをしていたら、案の定会津の酒を凄い褒めてて、今度はそっちが呑みたくなった。ウチの近所じゃあ、会津のお酒って売ってないんだよね……
それは、さておき。
まだ全部は読んでいないから、それで確定ってわけじゃないけど期待したら、期待しただけ返ってくる感じがした。浅田次郎だし、一さんだもん。これくらいやってくれるよね、と言うレベルは軽く超越している感じ。そんな中で、時々混ぜられる一さんの惚気と言うか、極自然でささやかな奥さん自慢が微笑ましいやらこっ恥ずかしいやら。人が嫌い嫌いと言うわりには、特定の人物は凄く大好きだよね、浅田次郎の一さんは。鴨兄しかり、奥さんしかり。割と土方さんのことも好きだと思うし、沖田さんとは仲いいよね。可愛いなあ、可愛いなあ。梶原君が風呂桶持って行っちゃった時の、藤田夫妻のやり取りを考えると、もうなんか幸せになれるくらい笑えるよ。
あと、近藤さんが校長先生で、土方さんが担任教師。成績が一番いいのは沖田さんだけど、級長は新さん、って喩えになんだか凄く納得した。一さんは警察の後は学校関係を転々としていたみたいだから、その辺まで踏まえた凄くいい喩えだと思う。
そんでもって、鉄君に剣術教え始めるシーンではなんだか泣けてきた。理由はよく判らない。

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先日、プレゼントに面白いノートを頂いたので、日記などつけてみる由。多分、本当はシステム手帳の類なんだろうけど、持ち歩くには聊か大きいので、おうち用。
……始めてまだ5日なんだけど、既にルイ16世化しているこの事実! いや、でも向こうと違って僕の1日って本当に何もないことが多いからね。流石に民衆が叛乱起こした日に「何もない1日だった」 とか書くような神経の太さは持ち合わせていないさ。世の中の動きにまったく触れていないと言う点では大差ないのかも知れないけれども。
せめてもの次善策に買ったものとか読んだものの記録付けてみたら、ただの読書ノートになりそうな気もするし。うーん。人の日記を読むのは割と好きなんですが、自分で書くのって難しいですね。どうやったら面白い日記が書けるんだろう。教えて、大鳥さん! ……このブログについては、なんか日記とは違う気がする。どっちかって言うと創作だわな。別に嘘ついてるわけじゃねーけど。少なくとも、日記の大事な要素であるはずの記録的な意味合いは持ち合わせていないだろう。何せ、消してしまえば、クラッシュしてしまえば読めなくなってしまうような代物なのだ。こう言うのは記録には向かないよ、きっとね。
ちなみに、大凡日記文学的なもので初めて読んだのは多分アンネの日記なのですが。それが好きかどうかは、また別の話。本文自体は好きなんだけど、付加価値の方が嫌いな稀有な例。

『若様組まいる』 読了。
幹事、いい奴だなあ、お前。いや、こう言う人は本当に上に立つべきさ、上に。名前聞いて一瞬出てきたのは有馬藤太だった。この幹事ってのは、なんか実在の人物をモデルにでもしてんのかな。どうなんだろう。
両親が卒業式に来てびっくりな園山さん可愛い。そこは素直に喜んでおこうぜ、園よ。……ミナも女の子名前の愛称だけど、園もソノなら普通に女の子名前の愛称だよな。そっちはスルーか。目の前に現物がいるから、何も言えないのか。……何も言えないよなあ。

『デュラララ!!』 アニメ。
別に、園山さんと平和島静雄が似ているから、とか思ったからではなくて。冬休み向けなのか、7話まで無料配信してたから見てみた。面白かったので続きは買った。ケータイの支払いと一緒に請求してくれるらしい。返却に行かなくてもいいし、楽でいいやね。ネット配信、かくあるべき。
で、買った割にはあんまり真面目に画面は見てないんだけど、割と無難に、普通に池袋だね。これは、見てから実際町歩きしたら楽しいだろう。あと、セルティが凄い可愛い。顔なんてなくても、表情は案外判るものだね。シューターの後ろでぎっこんばったんしてる平和島静雄も可愛かった。満足。

先日、別に暇だったワケじゃないが、ふと思い立って昔に自分で書いた義経の小説を読み返してみた。いろいろ思う所はあったのだが、取り敢えず忠信のブラコンっぷりが我ながらどうかと思うレベルだった。義経が好きなのは皆一緒だから別にどうでもいいんだけど、ってか、わざとそう言う風に書いたんだし。でも、あんなに兄上、兄上書いた記憶はないんだけどなあ。なんかいろいろと恥ずかしい。無意識怖い。
学校の課題に提出したヤツなんだけど、こう言うところに載せたらまずいのかなあ。まずいよなあ。なんか規約書いた紙を貰ったような気がするんだけど、気がするだけで忘れちゃった。誰か覚えていないだろうか。

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今年は明治神宮に行きました。3日目だったけど、一時間待ちとかだった。一時間待ちとか言われても、皆普通に並んでいるのだから、日本人が無宗教ってのは嘘なんじゃないかな、って時々思う。明治神宮のおみくじって面白いんですね。紙も凄く綺麗だった。昭憲皇太后に明鏡止水の心を諭されました。と言うわけで、今年一年のテーマは「さしむかう心は清き水鏡」で行こうと思います。(言い換えるな)
あと、並んでいるとき何かの拍子で、日本って何時から日本なんだろう(名称的に) 、って話になって気になったので調べてみたのですが、記紀レベルで昔からでした。……昔過ぎて、意味判らなかった、流石に。ニホン読みになったのは、七世紀ころとかなんとか。それまでは日本と書いてヤマトと読み、ヤマトという言葉自体は倭国の倭。倭→大和→日本(読みはヤマト)→日本(読みはニホン、ないしニッポン) と変化していった模様。取り敢えず、一番の謎は「日本(読みはヤマト) 」の部分だ。なんでそーなる。

『木暮荘物語』
なんだか、ちょっと意味が判らなかったのは私の気のせいだろうか。嫌いではない、とは思うのだけれども、それ以前に好き嫌いを云々するほどよく判らなかった。駄目だなあ、こう言うの。
三浦しをんの作品は、割と好き嫌いにばっさり分かれることが多いんだけど、これはちょっとどうやって扱ったらいいのやら戸惑う感じがした。しいて言えば、石田衣良とか、あの辺読んだときもこんな感じ。案外響かない。うーん。

『若様組まいる』 取り敢えず、三分の二ほど。
『アイスクリン強し』の続編、と言うか前哨戦。……時代物と言う前提なら面白いと思う。歴史モノとしては凄い読み辛い。まあ、時々色々すっ飛んでて読み辛いのは何時ものことか。朝敵どうこう言われるたびに、なんだか「うわああああ」ってなるのは自分だけだろうか。20年経っても、そんな世の中。だから維新は必要だったと思うが、その後の時代は好きではないんだ。
ま、それは兎も角。
園山さん可愛いよ、園山さん。特に試験受けるときの長瀬さんと福田さんの間に入ってください、そうすればどちらかとは同じ部屋になれるはずだから、とかなんとか言われてしまう。そんな子供のような扱いされる園山さん。常に一番心配されているよな、園山さん。いやあ、ホント可愛いよ。物騒だけど。なんかこう、獣的な可愛さ? 狼とか。でも、彼銃も上手いんだよね。そんなところは格好いい。でもって、時々其処まで警戒しなくてもいーじゃん、って気分にはなる。ちゃんと説明すれば、園山さんってそんなに怒らないんじゃないかな。説明聞いてくれるかが怪しいけど。……だから毎度過剰に警戒されるのか。
園山さんと平和島静雄ってちょっと似てる。園山さんあそこまで馬鹿力じゃないけど。しかし、園山さんの脳内再生が、どうも阿部寛になるカオス。この前『坂の上の雲』とかうっかり見ちゃった所為だろうか。
あと、結局他の組と仲良くなり始める(と言うか、会話が始まる) 切欠が菓子だの酒だの、と言うところに笑った。普通に男の子だなあ。みんな可愛いなあ。

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スーツ着せた写真を友人に送りつけたら「授業参観」と言う意見を貰ったので、写真を撮ってみた。

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参観する人、される人。
年齢的には、多分レニエさんだろ、参観されるの。と言うわけで、長女。小学校三年生くらいかな。普段は半ズボンとかで、男の子に混ざっているけど今日は参観日だからって、朝に親からスカートはかされたと見た。

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ちょっと暗かったかなあ。なんだか普通に家族写真な気がする。微妙にダークに見えるのは、暗いからというよりレニエさんの名前の由来にしたキャラが社会問題レベルな意味でファザコンだから、な気がします。

次、寅さんと。
なんとなく、現代パロとかそんな感じがした。
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「土方さん、以前お話した件ですがご確認を」


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「おう、預かっておこう」
「お願いします」

そんな感じ?

あと、頂き物の箱で遊んだ写真を撮ったのだけれど、長くなったので以下縮めます。

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何もせずに、平穏無事に過ごしたい本音。

と言うわけですが、あけましておめでとうございます。今年も何様よろしゅうに。
以上、挨拶終わり。

大晦日に、妹とイナズマイレブンの映画を見てきました。CMは観ていたはずなのに、存在はすっかり忘れていた円堂御守をもらいました。

取り敢えず、扱いに困った挙句に蟠龍君に持たせてみました。
対象年齢的な何かはあっていると思う。うまい具合に、手のパーツに嵌りこんで丁度良く持てます。

……じゃなくって、映画。ちなみに、近所のシネコンに観に行ったんですが、劇場にいたのが自分たち姉妹と30代くらいの夫婦だけというちょっとした羞恥プレイ状態でした。こうなるとむしろ子供の反応見たかったよ……
・敵役が神谷さんでびっくりした。
・分岐点どうこうとか、用語だけはガッツリSFのノリだった。考え無しに未来から敵が攻めてくるんじゃなくて、未来の状況を変えるために過去(物語上の現在) を変える、とかなんとか。案外めんどくさい。
・でも未来で何故にサッカーがそこまで恨まれているのかは不明。
・吹雪くんの登場シーンはあれは笑っていいんだよな? いいんだよな? きらきらくるくる回りやがって。
・ニセモノの妹には遠慮なく怒鳴りつけるゴウエンジがやっぱり多少イラっとくる。
・飛鷹さんは無難に格好良かった。
・そして最後にすべてを持っていく鬼道さん。でも、80年先くらいだったら、みんな普通に生きていそうなもんだけどなあ……

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冬のお祭り、お疲れ様でした。
ぼつぼつと、概ね半年振りに友人と再会したり、いつものメンバーと会ったり、先輩のところにご挨拶に行ったり、サークルの方と再来年の大河の話(来年はなんかもーすっ飛ばし確定、みたいな。いや蘭丸は見たいんだけどさ、蘭丸は……) で盛り上がったり……楽しかったです。まあ、何時も通りな感じですが。
妹のお使いで、イナイレの辺りにも行きました。なんかすっごい混んでた……バーンとガゼルは人気あるのね、ははは。とても可愛い緑川君が表紙の本とか買ってしまったのは内緒。ははは。
二日目はやっぱりそんな感じに過ごしましたが、目的ジャンルが近距離に集中していた一日目と違い、点在していたのでやや苦労。あと企業ブースで土方さんにチラシ貰ったり。コスプレ見物したり。自分が作ったものが使われているのって嬉しいね。そう言えば、今回は『薄桜鬼』のキャラをちゃんと男の人がやっているのをよく見た。洋装和装のダブル左之さんとか凄い格好良かった。異性装を否定しないけど、「分」ってやっぱり大事だと思う。そしてコスプレ広場から出るとき、土方さんにぶつかってしまって、すみませんって言う声が物凄い勢いで裏返った自分が恥ずかしい。
三日目は行きません。

で、二日目の後は友人に誘われるまま、ファフナーの映画を観に行きました。
ええと、なんだろう。多分、大体4年越し(本放送は見ていなくて、レンタルのDVDが全部出揃ってから一気に見たので、そんなもんだと思う) だと言うことを差し引いても自分の記憶に物凄く信用が出来ない。ぶっちゃけると、ええと、あの子がそう、であの人がええと、って思っている間に全てが終わっていたような……パンフに年表とか関係図とかあって、それを見ていたらもそもそ思い出してきたので、先に読むべきだったと思うの。カズキお前大人になって、ねーちゃん嬉しいよとか、そんな気分に浸っている場合でもないと思うの、うん。
でも、映画館で見られて良かったかなあ。海もそうだけど、本当に空がとても綺麗だった。濃い青の色をした空。なんとなく、藪を抜けて立待岬が見えたときや、宮古湾で太陽が昇りきって朝靄が消えた瞬間に、ぶわわわっと色の濃くなった青い空を思い出した。空が綺麗な映画は、やっぱり映画館で大きな画面で見たいもの。飛んでる気分になりながら、見るのが心地いいんだもの。
……でも、やっぱり記憶がざっくりし過ぎているから、もう一回くらいアニメ本編みようかな。近所のツタやにはまだ置いてあるだろうか。てか、ぎゃおとかで配信してないのかな。借りに行くのはいいんだけど、返しに行くのが面倒くさい。
しかし、今月はよく映画を見た。まあ、そんな月もありかもね。

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布団に敷いてるパット? シーツの上に乗せるみたいなヤツ、が新しくなった。
すっごいふわふわ。すっごい気持ちいい。起きなくても良かった日曜日は、5時間くらい何もしないで埋まっていた幸せ。……月曜の朝、起きるのがとても大変だったことは言うまでもなく。駅まで強制ダッシュでした。ははは、寒いのに。朝から疲れたよ。
金曜夜から土曜にかけては、クリスマスに託けて何時もの面子で遊んでました。プレゼント交換大会になって、埋まってみたり、いろいろ。アラビアンナイト面白かったよ。何を読めばいいか、ってところからしてまず判らないけれど、次はあの辺の王様の名前くらい判るようになってからリベンジしたい。だって、カクテルの名前になってる人のイメージとそのカクテルが合っているのか(そもそも実在の人物なのか) からしてよく判らなかったんだもの。なんだろう。何読めばいい? それこそ、千夜一夜物語とかでいい?

『BLEACH』ミュージカルの話。
気がついたら、新しいキャストが発表されていたので。
……なんつーか、その。薄々、そこはかとなく、それとなく。前々から思ってはいたのだけれどもさ。
ありゃ、テニミュの卒業制作かなんかか。(苦笑) 日番谷くんは前回より無理はない気がするが……まあ、見た目より殺陣だよな、うん。アクションは出来そうだけど……その辺、鯨ちゃんが頑張ってくれる気がするんだ、経歴的に。役柄的にあんまり真っ当な殺陣じゃないだろうから、殺陣をやるのに真っ当すぎる経歴が役に立つかどうかは判らないけど。もっくんの白哉兄は想像つかない。でも彼ならなんとかかんとかやるんじゃないか、と思う。で、まあ取り敢えず。ルキアちゃんが続投らしいので観に行こうかなあ、と思ったり思わなかったり。でも、あの子ともっくんじゃもっくん当たり負けしそうな気がする……実際年齢そうでもないんだけど、あれ、時々すごい幼く見えるんだよなあ。なんでだろう。まあ、おさむちゃんも所によりそんな感じだったし、自分が思っているほど白哉兄は尊大なキャラでもないのかもしれない。
あとは、どの辺の話をやるのか、とか。他のキャストはどうなるんだ、とか。気になること多々。観察中、ってなノリです。
アニメミュージカルの系列と言えば、先日イナイレの舞台版のDVDが発売になったそうですが……気になるなあ。主立って、特典映像に何が入っているのかが。(本編を気にしろよ) 公式ページの書き方からすると、あんまり期待は出来ないんだけど……噂の千秋楽の帝国おでんが入っているのなら、凄く見てみたい。興味本位、ただそれだけで。映画も行く予定な感じ。

ヘタリア、クリスマスのやつ。
ところで、アニメの更新箇所がよく判らなかったのだが……まあいいか。
なんだか長丁場になったクリスマスのやつ。アイスランド君とトルコさんのコンビがなんだか予想外に可愛くて困りました。おじさん、って。おじさんって!! みたいな? あうあー、可愛いよ、末っ子キャラ可愛いよ、畜生。あとベラルーシちゃんの笑顔と、困ったら意外と直ぐにスーさんなフィンランドさんも可愛い。

それから、某クルーズも当たった模様。よかったよかった。僕は同伴者なのでお人形さんは増えませんが、お迎えする方はおめでとうございます。当日は改めてとてもよろしくです六花さん。でも、土方さんはやっぱり靴履くと立ってくれない呪いにかかってるみたいなんで、ちゃんとエスコート役になれるかどうかは……ここは公式(と書いて史実と読む)で報国の心忘るる婦人かな、とか詠っちゃったあの人の気性に期待しましょう、そうしましょう。でも、その心忘れちゃだめー!!
……
…………
………………パパ、見栄っ張りだから女の人の前だったらきっと頑張ってくれると思うんだ、って言いたかっただけなのに、どうしてこうなった。
夜のお船に乗るのは初めてなので、とても楽しみです。基本的に船に乗るのが楽しみです。でも、時間的に大江戸温泉お泊りコースな予感がひしひしとします。いいよ、次の日もお休みだから、うん。

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映画館。久しぶりにあの映画館があんなに混んでるの見た。イナイレって人気あんだね……小さい子がユニフォーム的な服着てるのが可愛かった。時節柄か、キャプテンばっかり。夏場だとキーパー以外のポジションの、半袖のとかもあるんだろうか。
しかし、最近ホント洋画の配給少ないんだね。近所のシネコンだったんだけど、8部屋あるウチの、1部屋しか洋画かかってなかった。その上、でかい方から3つはアニメ映画が占めていると言う……いや、別にいいんだけど。いいんだけど、なんだかなあ。

まあ、でもなんだかなあ、と言いつつ。自分の目的も邦画なワケで。
『最後の忠臣蔵』観てきた。原作は未読。劇場の中入ったとき「流石にここには子供はいないなあ」って話をしてたおっさんが、人の顔見て語尾を濁した。ままあることだけど。子供じゃないやい。もう20歳過ぎてるやい。
んで、まあ忠臣蔵です。興味のある時代以外は疎いの法則で、忠臣蔵と言ったら「赤穂浪士」「大石内蔵助と吉良上野介」「お正月の時代劇」くらいのキィワードが浮かぶくらいでしょうか。最後のが一番酷いな。播州、播州と繰り返して言われるので、そう言えば大鳥さんも播州出身だなあ、とか。そんなこと考えてた。雪の日の内入りなんかはちょっと絵になるかと思います。そんな認識。ぶっちゃけ、5割ほどは役者目当てです。いや組! を見ていた方なら判ってくださるかと。面白いじゃん、キャスティング。
でも、話的にはそれくらいの認識でも十分だったみたい。細かい「討ち入り」に関する話は結構スルー気味だったけどな。歴史モノでなく、時代劇だとそんなものなのかも。話自体は、面白いっつーか、興味深いっつーか、重いよ。考えれば考えるほど、泥沼な感じ。観に行った動機の残り5割のウチの48パーセントくらいが、テーマ的に相馬さんと被るから、何か新しい見解がえられはしないか、と言う打算にあったわけですから、まあ仕方ないと言えば仕方ないのですが。そして打算は打算でしかなかったわけですが。
結構泣いていた人も多かったみたいだけれども、ありゃどう言うつもりで泣いていたのか。少なくとも私は悲しい話だとは思わなかった。孫左は、きっとあれで満足なんだろう。だったら、それはいいことだ。悲しいことなんかでは、少しもない。命あってのものだね、とかそう言う言葉。僕は嫌いなんだ。今回みたいな理由がある場合、彼は16年前に死に損ねたりなんかしてないよ。きちんと命を果たして、後を追った。それだけで、それだけなんだけど、それは立派なことじゃないか。そこに感心こそすれ、悲しいとは思わない。ゆう様のこととか、少しの後悔……って言ったら違うな。自分のようなものを想って貰って、それなのに、と言う心苦しさ? 的なものはあったかも知れないが。でも、吉右衛門の気持ちになるとちょっと泣ける。介錯を断られた寂しさのような感じとか、また一人置いていかれる(彼は多分、他の人と同じように自害は出来ないだろう。多分、そう言う命令だから) ような悔しさ、とか。彼は彼で、生きるのが仕事なのだから、そこで死ななくてもいいとは思うんだけどね。だからこそ、介錯は無用だと言ったのだろうし、断られたことが寂しく虚しかったんだろう。吉右衛門の仕事は、総てを終わらせ、見届けること。そして誰かに伝えること。見ることは出来ても、関わることは出来なかった。そんなのは寂しい。
御輿入れの行列に人が次々に加わってくるところとかは、なんか優しくて誇らしくて、なんだかよく判らないけど笑えてきた。嬉しいと笑えてくるよね。そんな感じで。
他にはちょこちょこ人形浄瑠璃が流れてて面白かった。よくもまあ、あんなにシーンに合った場面ばかりを見つけてきたものだと。ただ、やっぱりあの手の謡いで何も補助がないのは少々厳しい。難しくはないんだけど、やっぱり耳慣れない言葉ではあるから、聞き取るために画面見るのを忘れちゃうんだな。英語でも原語にしろ日本語にしろ字幕があればなんとなく聞き流していられるけど、何もないと聞くのに集中しちゃって画面観ない、みたいな。そんな感じ。DVDかなんかになる時は、あそこだけ字幕の有無が選択出来ればいいな、と思った。じゃなかったら、いっそ冒頭みたいに全文書いてくれても構わない。
恋愛方面に関しては、よく判らなかった。恋愛映画だ、と言う感想をぼちぼち耳にしたんだが、それはどうだろう。僕にはよく判らなかったけど、孫左が可音の足を洗うシーンはなんとなくエロいと思った。エロって言うより艶っぽいとか色めいてるとか言った方が近いかも。可音は綺麗な子だったなあ。時代物慣れてないのかな? って感じで、ちょっと硬いような、世界に馴染まないような感じがあったんだけど、それが逆に世間から隔絶して育って、って雰囲気になってて。わざとだとしたらなお凄いことだと思う。それが段々不器用ながら「武家の娘」らしい振舞いをするようになって行くのが、ちょっとした感動だった。その、御輿入れの行列に人が加わってくるシーンで礼を言うのが、如何にも、って感じで。ああ言うの好きだなあ。
ちなみに、目的の5割のウチの68パーセントくらいを占めていた山本耕史ですが、なんかやたらめったら若くて(多分衣装の所為) 初心な感じで可愛かったです。心底老舗のおうちのお坊ちゃんって感じで。でも、いろいろ器用にやる人だなあ、と思っていたけど方言は駄目みたい。そう言えば、土方さんの時も言葉自体はそれなりに乱暴なもののはずなのに、どこか大人しいと言うか、お行儀がいいというか。なんとも不思議な感じの話し方してましたっけ。

レミゼ。来年やるやつ。
どうするかなあ、と検討中。
メインキャストに特に目当てはいないんだが、アンサンブルで藤田玲が出ると言うので。……話自体はなあ、もういいんだけど。キャストによってはやっぱりみたいかも。でも、アンサンブルのキャストに合わせるとか凄いめんどい。あと、『エリザベート』で凄い可愛かったちびルドルフの子がガブローシュやるみたいなんで、それも見たいなあ。……そっちに合わせるか、ふむ。しかしこっちは、キャスト表出てないな。子役は出ないのかな? ……って、あれ? 観に行く方向なのか? 自分。
む。『エリザベート』なら死ぬまでにあと5回くらいは見たいので、今度があればキャスト関係なく通いつめるかも知れません。でも、レミゼは悩むところ。


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