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概ね日付が変わる頃書いているので昨日と今日の境目がおかしい。幕末と人形と文学的な何かを愛している。
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最近のマイブームが、誰かしらに宛てて短歌を詠む、と言うものなんですが、人によってはなかなか難しいです。特に利三郎さん。春日さんとか、伊庭さんとかは割りと簡単に思い浮かびます。伊庭さんは兎も角、春日さんがそうな辺り、単純な情報量の差でもないような。
でもって、そんなつもりはないんだけれども土方さん宛てともなると、完全なる恋の歌と化していて恥ずかしいったらありゃしない。そんなつもりは皆目皆無なんですけれどもね。言葉として煮詰まる分、楽しいですが普通に小説書いたりするより余程照れ臭いです。ちょっと自信もついてきたし、その内展示も考えているのですが、どう言う形式で出せばいいのかよく判らないので目下検討中。どうやって出せばいいのかな……縦書き、の方がいいよね、やっぱり。うん、考えよう。画像にして貼り付けとかが妥当かなあ。
あと、誰かしらに宛てて、と言うのは昔の人に限らず……身近な人に宛てて、ってのはないんですが……物語中の誰かに宛てて、なんてーのもあったりなんかして。実は一番最初に出来たのは、ロイエンタール宛だった。
(なんでだよ)
(いや、ほんとになんでだろうねえ)

と、ゆーわけで。
舞台版の『銀河英雄伝説』見てきました。珍しく一人ではなく、脇さんと一緒です。一緒と言うよりむしろ色んな意味で連れて行って頂いた感じ。何せ読んだ事もなかったので……その節は大変お世話になりました。
以下、感想。例によって箇条書きな感じ。キャラクター的にも、役者的にも双璧贔屓気味。そして、自分は基本的に何を観ても楽しい人です。舞台化? ネタバレ? それがどうした! って人だけ、先に進むがよいと思うの。

・いろいろ(主に笑い) 持ってくビッテンフェルト。まあ、帝国側で遊べるキャラって、彼位しかいないから……メックリンガー(だと思う) に都度都度「コラ」ってやられていたのも面白可愛かった。多分一番の敢闘賞だな、ビッテンフェルトは
・本人の予言通り、出番の八割方踊っていた双璧。でも、今回ので気付いたけど、あたしああいう戦いの場面をダンスにするの好きだな。双璧は好きだし、あの二人のダンスは好みだから、もっと踊っててもいい。そういえば、ヅカばらもバスティーユ直前のダンスとか無駄にテンション上がる。こういうの見るなら二階だよなあ
・双璧と言えば、最初の方の貴族とのやり取りで、お互いに「まあまあ、落ち着けよ」ってやってんの可愛かった。特に台詞がないところでも、二人で何かと話し合ってるのも可愛い。噂では二人で踊ったりもしてたとか。見た……くはないな。別に双璧にそう言う路線求めてないし。先に切れるのはウォルフでも、一番怒っちゃダメな所で怒るのはロイエンタールなんだなあ
・ウォルフが常に半歩前に出気味なのはわざとなんだろうか。歩き出すのも大体一番だった。ラストシーンは何時移動していたのか気付かなかった。お前、棺から一番遠いところにいたよな……瞬間移動かと思ったよ、びっくりした
・二幕冒頭のラインハルトは取り敢えず落ち着こうか……アンネローゼを抱き留めたキルヒアイスを見て、ちょっとした邪推をしてしまうシーンなんですが……でも、個人的にはラインハルトって、あの程度で邪推出来るような子でもないような気がするんだけどな。もっと直裁的にやっても判ってくれない子だと思う。でもって、彼程ではないにせよ、外伝読むまでその辺りの機微に気付かなかった鈍さを誇る自分としては、やってくれて助かった。そうでもしないと、三人の単純なようでめんどくさい関係性はあの時間中じゃ判らん
・アンネローゼ様はとても綺麗。正しくアンネローゼ様、って感じだった。毎回思ってるような気がするけど、やっぱり宝塚出身者の華は怖い。しかも元娘役トップともなれば、そりゃあもう半端無いわけで。皇帝陛下との絡みも良かった。幸せかどうかはしらないけど、愛はあったと思う。穏やかに、極自然と皇帝と寵妃として存在しているような雰囲気で素敵だった。皇室ってさ、多分そういうものなんじゃないかな。向こうの個人的感情は知らないけど、こっち(庶民) から見て美しくあれば、それでいい。みたいな
・ラインハルトが、時々凄く子供っぽい。でも、大勢から未来を託される存在として、覇者でありながら子供でなければならなかったのかもね。同盟ならユリアンがいるけど、帝国には本当に赤ん坊が生まれるまでいないんだもの。時期が時期だし、解釈としては凄く納得
・だからと言って、あの無邪気過ぎる「姉上!」は……いや、いいけど。可愛いけど! 毎回会うたびにハグハグくるくる~、すんのやめてくれないかな!? 愛しくなってくるから! (ダメなのかよ)
・相変わらずマサの殺陣は重心行方不明。共闘の振りをつけられれば、多分似たような感じになるはずのロイエンタールがそうでもなかったので益々よく解らない感じに……あんだけ動ける人だし、下手ではないと思うんだけど……あ、でも今回は武器的に当たり負けてた。これは二人ともかなあ。そもそも装甲服があるべき所を生身なのだから仕方がない。ああいうのをまともに扱ってるように見せるなら、せめてもっとウェイトが必要。オフレッサーでも、ぎりぎりかと。稀に無くても平気な人いるけど、それはもう才能だよな。ってか、そもそも得意であるはずのダンスもいまいちぱっとしなかったような……綺麗は綺麗なんだけど、惹かれるモノがない感じ。人が多すぎたのか(まあ、これが理由だとしたら自分の期待が過多だった、ってだけなんですが)、パターンが合わなかったのか、単に調子悪かったのか……
・そういえば落とし穴なかった。ちょっと楽しみだったのに
・相変わらずと言えば、滑舌もね
・戦艦運動を人が踊るのは面白かったんだけど、そこに指揮官が埋もれてしまったら本末転倒かな、とも思った。まあ、あの時は指揮官ではなく旗艦であって、艦隊の一部である、と言われたらそれも正しい形のような気もするのだけれども。うーん、台詞が結構コロスに振られていたからかな。あそこは、思い切って歌わせるなり何なり、して目立たせてしまった方がいいような気がする。全体的に難しそうな踊りだったから、あれ以上って厳しいのかも知れないけど双璧にはもっと思い切って難しいのを振ってしまうとかね……精彩を欠いているように見えたとは言え、二人とも「待て待て待て、何回転する気だお前ら」状態だったわけだし。マサのピルエットやっぱり綺麗だったなあ。なんで踊ってるときは重心はっきりしているのに、殺陣になるとどっか行っちゃうんだろう
・ロイエンタールが思ったよりちっこい。確かに凄く女の人嫌いそう。と言うか、神経質そう。喧嘩して降格、とかはされなさそう。いらんことは凄くやりそう。何考えているのかよく判らない感じだった。ウォルフは結構キルヒアイスを気遣ってみたり、いろいろ外に向いてるんだけど、ロイエンタールは只管内側。来るもの拒まず去る者追わず、でも社交界的なところなら誰よりも上手く渡っていけるって人だと思うのだけれど、来る者すら拒みそうだよこの人……ちなみに、双眼鏡に相当頑張らせてみたけど、ヘテロクロミアは確認出来なかった
・ぶっちゃけ、ロイエンタールとオーベルシュタインのイメージが逆転してた。でも、オーベルシュタインのあの掴みどころない動きは好きだしそれっぽいと思った。特に関節なさそうなお辞儀の仕方とか。すんごい柔らかくて綺麗な動きで、隙もないんだよな。アレが犬を可愛がるとか、極々自然にやりそうなんだけど、その自然さが逆に不自然そうで想像だけで笑える
・プロージットもいいけど、個人的には「ファイエル!」に滾った。ああいう号令は無条件にカッコイイよ、ずるい。連発するビッテンフェルトはやっぱりちょっと面白かったけど
・二階客席の高さより怖きもの。オーベルシュタインの義眼の光、カーテンコールでもまだ光ってる指輪、ラストシーンのキルヒアイス。……いや、なんか亡霊みたいで。てか、全体的にキルヒアイスはそんな感じだった。のっぽさん、と言うほどでかくはないんだけど、気付くとそこにいる。気付かなくても其処に居る。意味はなくても、ラインハルトがいるから其処に居る。影がどうこう、とオーベルシュタインに言われていたけど、思想は兎も角、アレは確かにラインハルトの影だと思った。キルヒアイスってゆーよりは、アンドレっぽい
・で、上の三つより怖いのはヴェスターラントね。でも、これは自分がそう言うの嫌いだからだろうな
・ヒルダは、ちいちゃくガッツポーズしてるのとか可愛かったけど、思ったより女の子だったなあ。ヒールが恐ろしく高くて大変そうだった。写真では結構少年だったから期待してたんだけど、ちょっと残念。カリンとかやった方が愛らしくて、お転婆でよかったかもね
・背景の星綺麗だった

あと、トーク
・なんだかマニアックで愉快な司会のおにーさん
・こう言ってはなんだが、田中先生は可愛いおじいちゃんって感じでした。小説にもいれたらよよかった、ってシーンがあったとか、今回は帝国編だから同盟側がいても邪魔でしょう、とかちまりちまり、とお話してくださいました
・お父さんはラインハルトもやってくれた。うん、上では触れなかったけど、このお父さんもいいキャラしてたよなあ。回想シーンとか、面白かった
・ラインハルトはなんか長考してた。マントが邪魔で座れないとか、どこぞのトートを髣髴とさせられる。逐一可愛過ぎるよ、あの王者共
・エアワイングラスで、皆でプロージットってやった。二回やった。なんか楽しかった。今度から乾杯する時の挨拶プロージットにしようぜ。割っちゃ駄目だけど

大体そんな所かなあ。双璧編は何をやるんだろう、楽しみです。


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