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概ね日付が変わる頃書いているので昨日と今日の境目がおかしい。幕末と人形と文学的な何かを愛している。
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今日はやたら猫に会った。
三日月の夜なら集会があるから、別にたくさんいても不思議は無いのだけれども。
なんかね、どうなんでしょう。月はどう考えても半月近く、です。
三日月の夜に猫の集会があるっていうのは幹事猫さんが言っていたので間違いはないはず。
ところで、お祈りをするときに肩越しに見るのは満月なのか、新月なのか。そして右なのか左なのか。

『薬屋探偵怪奇譚 天上の羊砂糖菓子の迷児』読みました。
面白かった~
前回が前回だっただけに座木さん出るかなぁ~……と思いながら読んだら原型でおしおき続行中だったり30年ぶりの再会でアルコールワード全開だったり、割といろいろ全開でした。全力でした。スイッチ押せない座木さん、結局30年(!!)音信不通で馬鹿とか言われてる座木さん。蝶々にじゃれたくなる座木さん。……最高です。
でも、座木さん本当に大丈夫かしらん。
なんか……なんか、変。変な感じがする……秋、隠居の薬屋さんは何回いなくなっても帰ってきそうだけど、この小さな隣人は次にいなくなったら帰ってきそうにない気がする……
ってゆーかコトハ!? 旦那ぁ!!!??? 電車の中じゃなかったら叫ぶ所でした。
懐かしい面々もちらほら。あああ、年取ったコトハも想像つかないけど、年取ったボスも思い浮かばない……
カイの中国語のわからない度が増している気がします。
聞ける人も今いないし……どうするかな。中国語……辞書でも買ってみようかな。

仕事が……気が付いたら二月経ってて……またちょっと増えそうです。
よくも嫌にならずに続いたなぁ、と思っているのですが。
思った途端に嫌になってきた。
旅に出たい。なんで切符って一月前からしか変えないの……いいじゃない、三ヶ月くらい前から買えたって……

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一段だけ。
しかも、ホントはそんなピンポイントじゃなくて、部屋全体の掃除をしなきゃいけないのに……まあ、いいか。



んで、その整理した一段。
部屋中から幕末……江戸、というか新選組というか、まあその手の……絡みの本を殆ど全部集めて並べてみた。80冊超過。小説に漫画からライトノベル、同人誌、資料に史料ともりだくさん。恐ろしいのは、大半が新選組メインの本であることと、これだけ買い揃えた自分と、これだけ出版されている、という事実だ。しかも図書館なんかで借りて読んだのや手を出していない漫画なんかもあるのだから……ねえ。
しかし、既に一段いっぱいいっぱいなのにまだ増やす予定がある。源さんの事件簿は是非とも買っておきたい一冊。いや、二冊か。
……写真には写ってませんが、数少ない倒幕派、新政府側の物語であるところの『長州ファイブ』と『五稜郭を落とした男』は些か肩身が狭そうです。ごめんなさい、もっとそちら側も勉強したいのですが何分まだまだ未熟者ゆえ、新選組だけでも手一杯。……あ、いや『五稜郭を落とした男』の方は写っている、と言えば写っているのですが。僕の本棚は前後に二冊並べたり、上に積み上げたりするのくらいデフォルトって勢いで詰め込まれているのです。何せ幕末の歴史モノなんて好きなジャンルその四くらいですから、他のジャンル、特にファンタジーなんて年季が長い分倍近くの量がありますし、歴史モノと言っても義経絡みや最近ちらほら増えている戦国モノなんか合わせると大体同じくらい在りますし、SFや分類不可、みたいなジャンルだって山ほど、です。
ああ、でもやはり定期的に自分の中でリバイバルブームを迎える幕末は破竹の勢いで蔵書数を増やしています。特に保管しにくい史料の増加、というのはどうにも、こうにも……でも色んな人が書き残した日記や手記を読むのは面白いです。これこれこういう人だった、って書き残されたものを読むよりもずっとその人のことを身近でリアルな人物だと想像する事が出来ますし、何より何か遺していてくれるとああ、本当に居たんだ、存在したんだ、という気分になります。なんとなく、文章の書き方とか書き残した内容から性格を推し量る事も出来ますしね。とても楽しいです。

しかしそんなんで、本の上げ下げを半日続けていたら既に筋肉痛の気配が……運ぶときは文庫本なら20冊、単行本・ハードカバーなら厚さにもよりますが10冊がデフォルトです。半日そんな荷物抱えてあっち行きこっちに積み、そこに並べて、なんて繰り返してたらそりゃ腕も重くなります。

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駅の中の本屋、というのは何故かよく早売りをやっているのですが。
薬屋さんは売ってませんでした。
むい……あれ、五日だよね、発売日。
って、メルマガに書いてあったんだけれども。
あ、でも『ハナシがちがう!』の続き『ハナシにならん!』の文庫が出ていたので買いました。
梅駆可愛いなぁ……
って、未成年だったんかい!!
(全力突っ込み)
……前回の内容は、あまり深く憶えてません。
でも、同い年とか、少なくとも二十歳は過ぎてたような気がするんだけど……そっか、未成年だったんだ……
話の内容如何より、その事実が衝撃です。
電車のなかで読んでたらおじさんに物凄い表紙ガン見されたんだけれども、なんだったんだろう……いや、そりゃ漫画絵表紙の文庫だけど……そんなにガン見される謂れはないんですけれども……本の中身が気になるなら言ってくれりゃいいのに、幾らでも語るから。(……)

そう言えば、先日時代屋さんに言った時に伊庭さんの……ええと、アレは法要か……? 朝涼忌というののチラシを頂いてきていたのですがそこに書いてあった「お志のある方は、当日花一輪または和歌一首をお持ち下さい。」ってゆーのがものっそいツボでした……花は普通ですが、歌! 確かに、こう言う時に供えるんだったら花か歌だよなぁ……と。でも、和歌はちょっとむつかしー……
行く、というわけではないんですが。
チキンなので、こういうのあんまり表立って参加できない。
こそっと遠くから眺めて楽しむくらいで丁度いい。
でも、気になるので知識は貪欲に求めます。
春日さんは天保の六年か九年か十五年生まれがいいと思います。
この三つの年は割とキャラ濃い、というかまあ、うん濃い人たちの生まれ年なので。でも、九年は濃いというか怖いです。人斬りの年です。軒並みここかよ、って感じで……あはは。
まあ、ただの希望なのでどうでもいいっちゃどうでもいいんですが。

休みを取ろうにも、上司が捕まりません。
どうしようってゆーか、どうしようもねぇ……

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『贈友談話』のお話。

正確に言うと、相馬さんの名前の変遷(と年齢)のお話。

『贈友談話』によると、彼は天保十四年(又は弘化三年)生まれ。
……自分で自分の年齢があっちこっちしてるのはつっこむべきところなんでしょうか……「寅か齢僅に弐拾六なり」っていう記述(新島に流された頃、明治四年くらい)と「二十七年」って記述(牢屋にいたころの話で時代的にはこっちのが前、明治二年位か)があるんですけど……文末の「二十八」に関しては「弐拾六」と書かれている時からちゃんと二年経ってるので、別に構わない気がする。……それとも「二十七」って言うのは漢詩中の話ですから、なんか別の意味があるんでしょうか。二箇所で書いてある「天保十四年説」の方が強そうですね。そうなると一さんなんかより一個年上……年上……まあ考えてると頭痛くなるので年齢考は置いておくとして。

生まれたのは笠間藩。大名牧野家家臣船橋平八郎の子として生まれる。……これは、江戸詰めではなくて、笠間の方で生まれて育ったんですかねぇ……というわけで、一番最初の名前が「船橋太郎」。そして慶応元年(だと思う、多分)に脱藩して、何故か伊予松山藩へ向かいます。原田左之助の故郷ですね。そこで藩士の竹内某に使えて、第二次征長に参加……とは言っても前線には行ってないみたいですが。部下が三十人くらいいる「士司」という役職についています。天保十四年生まれだと二十二、弘化三年だとなんとびっくり十九才です。わお、年下! ……まあいいです。この頃、から「相馬主計」を名乗り始めているようです。新選組入ってから、じゃなかったんですね……その新選組への入隊はどうも慶応三年ころ、という説が有力です。少なくとも油小路には参戦している様子。「再還」とか「帰京」とか書いてあるので、もしかしたら松山に行く前に京都にはいたのかなぁ……という感じがします。そんで、時は流れて箱館へ。(早いな)
箱館には他に「主計」さんが他に二人もいたのでややこしいので「主殿」になりました(意訳)とあります。……そんなにややこしかったのか、とは思うのですが僕の苗字もかなりよくある苗字なのでその気持ちは判る。ただ、ここで思うのは下の名前なのにそんな不便を感じていたのか、ということです。もしかして、案外皆普通に名前で呼び合ったりしてた?いやまさか、そんなはずないよ、と思いつつ……それはそれで楽しいなぁ、と思うわけです。まあ、でも少なくとも同世代くらいの人たちなんかは名前で呼んでいたんだろうなぁ……
あと諱の方も「胤寅」から「胤貫」へ変わっているのかな。そんな記述が解説文にあったけれども、それなら文中で自分の事を「寅」とか言わないような気がする。
と、まあそんな感じで大雑把に分けて笠間時代(子ども時代って言っても良いかもね)が「船橋太郎」さん、脱藩してから新選組社中においてが「相馬主計」さん、箱館以降が「相馬主殿」さんになる、と。
そう、つらつら追っていって僕は思ったわけです。
「ちょっとまて「肇」はどこに消えた?」
と。
まあ、それだけと言えばそれだけなんですけれども。
というか、そもこの「肇」の名はどっから出てきたんでしょうね……謎だぁ……この人謎だぁ……
この手記もねぇ……反省の色が強くて、なんか益々もって只管ネガティブな人のイメージが……あ、あと笠間を後にした時の句が二つ、載っていましたね。全部カタカナでちょっと意味判らない、という部分があるのですが……
「キミトチゝ、ワカルオモヒハ、ユメタニモ、ナキヨノナラヘ、モノゝフノミチ」
「イザヨシヤ、タレシラナミト、ヒクシホニ、ナガレテイカデ、カナカワノヘニ」
……また海だぁ……
じゃなくって。
「カナカワノヘニ」ってなんなんでしょうね。ちなみに「ヘニ」のところは「ヘニ」と書く前に一度「オモ」と書いてあって斜線で引っ張って消して「ヘニ」にしてあります。「ユメタニモ」のところも「ナキモノオ」に線引っ張って「ユメタニモ」にしてあります。この「ユメタニモ」もちょっと意味がよく判らないのです。「ナキモノオ」だったらちょっと判る気がするんだけど……と言うか、なんだってまた書き直したのか……
やっぱり句だの漢詩だの、もうちょっと勉強しておけばよかったですかねぇ……知識って、どんなところで役に立つか判らない。(そりゃあね)

と、まあそんな感じでじびじび読んだ『贈友談話』の感想、みたいな……あはは。しかしこの史料もどれほど信憑性があるのか、というかやっぱり気になるのはどっから出てきたのか、って話ですね。ほんとに、どっから出てきたんだろう……なんというか、「他言無用」と言い残して死ぬような人が書くような物でもないような気がするし……とはいえ「寅談意して曰く」とか書かれると、なんか可愛らしいような気がしてどうしようもないし……ちなみに最後の一文「身に一疵無し」って言うのは自負のようなものっていうよりも自嘲よりな感じはする。だって宮古湾のところで「鎗疵被り」ってばっちし書いてるもん。それなのに「身に一疵無し」って言うのはやっぱり「三十三も戦に参加したっていうのに、疵一つも残らないで生き残ってしまったよ」みたいな、こう自嘲的響きを想像せずにはいられないんですけど……どう、でしょう。どうだろう、ね。
カズヌーヴさん(だったよね……)が「カツノブ」さんになってしまうそのセンスにもシャッポ置きたいですが。

未だに謎多き人な相馬さん。
でも、最近の僕の興味は春日さんの生まれ年とか、利三郎さんの出自とかに浮気気味です。春日さんはそんなにめっちゃ若かった、というわけでもなさそうだけどそんなに年でもないと思う……利三郎さんは美濃国旗本加藤平内領出身で「嘉市」さんって人だって書いてあるけど(うぃきに)それはどっから出てきた話?
調べ物は尽きない……調べてるうちが、楽しい……

……無印で売ってたずんだクッキーなるものを食べました。店頭で見かけたとき、ちょっと星隊長のことを思い出してうっかり買ってしまったです……甘いんだけど、ちょっとしょっぱくて美味でした。あんまずんだっぽい感じはしなかったですけれども……伊庭さんとか、こういう微妙な和洋折衷の菓子とか好きだと思います……菓子じゃなかったら、土方さんもなんとなくこういうチャレンジブルな新商品みたいなものって好きそうです……久保ちゃんみたく、好きなものはコンビニの新製品とか、いいそうじゃないですか、あの人……現代に生きてたら、絶対そういう不可思議な食べ物好きだよ、この人……

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部屋中の服をとりあえずクローゼットに詰めてみて、思う。
そんなに数はないハズなのにね。
このコートと鞄の量はなんなのだ、と。
どう考えてもブラウスの枚数よりコートの類の枚数の方が多いというこの現実。
やや、絶望。
でも、新しい鞄が欲しいな。
斜めがけ機能は必須アイテムで。
大学ノート入るくらいのサイズでいいから、薄手。リュックになるようなタイプだとなお可。

桜庭一樹の新刊買いました。
昨日。
……駅の本屋さんに朝行ったら売ってたんだもの、普通買うじゃない。雨だったからちょっと後悔したけど。
んで、読んだ。
なんつーかこう懐かしいー。
てゆーかちゃんと完結まで進んでよかったー。
桜庭一樹の本はどうにも僕が見る限りふたつ、お話に種類があって。
一つは、赤朽葉とか、『私の男』みたいな、どっちかっていうと「女」のでろでろした感じのお話で。
も一つは、砂糖菓子とか七竈みたいな、本当に本当の「少女」の物語で。
お話の終わり方で言えば前者の方がどこか明るく突き抜けていて、途中は兎も角読み終わった後はそっちの方が気分がいいのだけれど。
僕はどちらかと言えば後者の方が圧倒的に好きなわけで。
あの、もの寂しいもの足りない、寂寥感というか焦燥感掻き立てられるような終わりかたする「少女」の物語の方が圧倒的に好きなわけで。
つまり、何がいいたいかって言うと、『荒野』は後者のパターンで、もの凄く好きだ、という話。
あと『荒野』には地の利がある。
荒野ちゃんたちくらいの頃、もう少し大きかったけど、僕らもあの辺りにいた。住み着いてた。いや、住んでないんだけど、確かに住み着いてた。単行本版にはなかったけど、アレが最初文庫で出たときにはね、地図がついてて。もうその時はネタでしかないような気が、したんだけれども。(発売当初、はしゃいでいろんな人に見せびらかして歩いていたから、記憶している方もまだいるだろう、多分)
学校の大きな窓から、観音様を目印に「あっちが荒野んち、あっちが神無月んち」なんて指差しては笑っていたわけだ。
だから、そう。荒野の乗り降りする駅っていうのはものすごーーーーーーーーーーく鮮明に、思い出せる、描き出せる、わけで。
少女時代っていうのと、その土地の部分で、ものすごおく、懐かしくなって。
電車の中で読むんじゃなかった、とちょっと後悔した次第。今でも、あの辺りの一部を通り過ぎながら暮しているからね。「ああ、この駅で神無月降りるんだ」って思ったらちょっとこう、ぶわっとね……でもあの駅、当時から比べて随分綺麗になりましたよね……もうほんと、驚くくらい……
……なんでもいいけど「やまのうち」ってあの辺りの地名であるよね、確か……そんな住所でしたよね、多分……あれ、やまのこしだったかな、でもそれは人名だったような気がする……まあどっちでもいいや。

そして、そんな本を売っていた本屋で見かけたポップに関する笑えない落とし噺を一つ。
「(個人的に)なおきしょうとあくたがわしょう両方あげたい」
……いや、無理だろう、それ。
大丈夫か、この店。
いや、店員。
でも、本屋だしやっぱり大丈夫かこの店。
平仮名で書いたのは、せめてもの自制心。(多分、僕の)
じゃあ何が違うんだって聞かれたら精々「なおきしょうとる本のがたのしい」くらいしか答えられないんだけど。
でも、違うことは知ってる、いちおう。

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最近、自分がめがねを畳んで(……たたん、で?)めがねケースをぱちんっ、と閉める音が会社で昼休み開始の合図にされているような気がしてならない。
あたしはどこぞのひゅーまのいどいんたーふぇいす以下略か。
……こんばんは、ほびっとです。
箱館に行きたくて仕方ないのです。
九月か十月に一日お休みとって行こうかな……と思っていろいろ試算してみたら、一泊三日くらい(車中泊二回くらい、あれ4日?)の企画で、多めに見積もって七万か八万くらいでしょうか。
大きい男の子のお人形さんが欲しいんですが。
それを冬まで我慢すればいいよね……うん。
深夜バスはないみたいなので。
ここは浪漫な寝台特急で。(浪漫なのか)
小さい頃何回か乗ったことがありますが、あんなにわくわくする乗り物も少ないと思います。船と寝台特急は無限の浪漫な乗り物だと思います。遊覧船とか結構意味がなくても乗りたがります。室内にいると酔うくせにね、船が凄く好きなんです。フェリーとか乗ると、どんなところに連れて行くよりテンション高くて手のつけられない子どもと化していました。(ほら、フェリーはでかいから。はしゃぎ方も半端ねぇのよ)
飛行機は羽田まで行くのが面倒なので嫌です。
新幹線は時間の融通が利きません。
やっぱりここは寝台特急で。
でも、一人かぁ……誰か一緒に行きませんか、と呟いてみる。
とりあえず、休みたい旨を相談しないと。
めんどくさいな、社会人って。
学校だったらもっと気楽に休むのに。
でも、そのめんどくささの先に先立つ物があると思えば……!

妹が黒執事の新刊とモノクロームファクターのそこそこ前の新刊を買ってきたので読みました。
インド藩王国の第何十王子とかって、なじょしてみなしてあんなキャラなんで御座いましょう。
そしてどっちも前回読んだのが前な上に、然程真剣に読んでなかったらしくって、どうも、展開が……あはは。
憶えてない分、わけがわからない。特にものくろーむ。
……がんばろ。

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秋山香乃『近藤勇』の土方さんは。
すぐ拗ねるし不貞腐れるし意地張るし。
でも意地張り疲れるとまたすぐ甘えて照れて、指摘されると逆切れして……と、まあそんな感じで。
若干お前いい加減にしろよ、といいたくなるような。
そんな副長でした。
それを宥めるような感じな近藤さんが。
これまたべらぼうに格好良かったりして。
……なんてね。

ちくま文庫の日本文学かなんかのシリーズもので稲垣足穂が出てたので買った。
今半分くらい読んだとこ。
満員電車のなかで「フェイバリット」が始まっちゃって、内心物凄くびびった。
いや、別にいいんだけど……いいんだけど。
人間が密集してる所で読む話ではないわな、あれは。いろんな意味でくらくらする。
でも、面白いのよ足穂。
ふぁんたじー絡みで、幻想小説とはなんぞや? って話になって。
先生に紹介されて以来お気に入りの一人です。
写真集、じゃないな。なんか大きな図鑑みたいな本もあって。
そういうの欲しいなぁ、と思いつつも。
大判の本は綺麗にしまっておくのがむつかしいからね、と諦める。普通の本なら気にしないけど、ああいうタイプの本は綺麗にしときたい。
なんでもいいけど、この人の話読んでるともの凄くコンペイトウが食べたくなるのはあたしだけですか? かすていらとかでもいい。なんか、こう和菓子のようでいて全然違う、べたりとした甘さのお菓子が食べたくなる。でも、そう。ケーキとかではなくて。砂糖の塊という共通点はあれど、飴ちゃんとかもモチロンちがくて。
やっぱりコンペイトウ、かすていら。わたがしでも、いいかな。そういうものが食べたくなる。
飲み物は当然濃い目のココアで、ひとつよろしく。

星隊長の日記を読了しました。
……春日さんと利三郎さんの件は、そんなに印象的だったのでしょうか、隊長……
あと、意外と詩人っすね、隊長……意外ととはなんだ、とか言って殴られそうですね。あの辺にいる人たち、みんな、さらっといろいろ詠ったりしますもの。やっぱり、詩歌もある程度基礎教養だったんでしょうかねぇ……平安ほど、メジャーでなくても。それでも皆さん辞世の句など詠める程度にはやってらしたわけで……
もうちょっと真面目に勉強しておけばよかった、と思う今日この頃であります。

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秋山香乃著の『近藤勇』を読みました。
まあ、なんて判り易いタイトル。
ってゆーか、この人の新選組絡みの本はタイトル見れば誰が主人公なのか一目瞭然なのでありがたいです。
んで、読んでの感想がタイトル。
「腐った魚」と迷いました。
なんつーか、もうこの人たち楽しすぎる……
ちなみにどかん、どかんと言ったのは利三郎さんです。小さい子たち相手に本物の大砲けしかけて遊んでます。お陰で甲子太郎さんたちに大砲鋳かけようとしてた副長の毒気も抜かれました。わざとだったらちょっと怖い。多分五分後くらいに副長の剣幕に押されて固まってた相馬さんが叱りに来ると思います。(妄想) あ、いやどこかの縁側みたいなところから呆然とその光景を眺めてるとか、頭抱えて座り込んでるとかでもいい。(いいのか) 相馬さんと利三郎さんもちょこちょこ顔を出すのですが(特に後半戦)二人が戦争ではなくて、ちゃんと小姓仕事をしているのが何とはなしに可笑しいです。おかしいというか、嬉しいというか……そう言えば『いつの日が還る』でもほんのワンシーンだけセットで出てきますね。ここでもちゃんと小姓仕事をしてました。そして利三郎さんの半身発言とかね。でも、なんかそれで各々局長と副長についていくっていうのはなんかこう、浪漫だよなぁ……と思います。その決意を踏まえた上で二人の最期を考えると、ちょっともうなんか涙でそう……
それぞれのキャラのイメージが僕の好きな源さんの事件簿からはちょっと遠いかも、だけれど往きてまたや平助の話とは繋がっている感じがしました。新さんと平ちゃんのトムとジェリー的な追いかけっこも健在。ホント、どうしてそうなっちゃうのかなぁ、君たち……でも楽しいので良いのです。
楽しいといえば意外と楽しかったのが高台寺の伊東一派。いや、結構切羽詰った場面だとは思うんですけどね……「(ずるそうって……)」みたいな甲子太郎さんの述懐とか、腐った魚持って来い発言とか、ホント君たち意外とアットホーム過ぎるから! もう電車の中で読んでて笑いを堪えるのに苦労しましたよ。
最近、ちょっと甲子太郎さんが楽しいです。いや、楽しい……? いや、うん。今回の本でも、なんか好きな感じの人になっていたのですが、ツボだったのが先日相馬さんに負けて購入した花柳剣士伝のアンソロにいた甲子太郎さん。なんというか、お兄ちゃん……! 兄上とか兄様とか、そういう時代がかったイメージでなく、三樹三郎に対する態度が、正しくもうこれお兄ちゃん!って感じで、いやはや、好みだわぁ……

最近、ちょっとしたテレビ番組にはまりました。珍しくバラエティー。とはいえまだ二回しか見てないし、番組名も忘れたのですが。日本史史上起こった事件、というかどちらかと言えばゴシップ要素の強い事件を取り上げて、ワイドショーなんかの特集風に紹介する、というような番組です。手放しで面白ってわけじゃないんですけど、匿名が「甲さん乙さん……」なのとか、リポーター風なお兄さんが持ってる竹製のマイクとか、そのお兄さんが現代のテレビ画面に向かって語りかけるような具合になると、背景にいる人が硬直するところ(静止画じゃなくて、多分じっとしてるだけだと思う)とか、そういう地味ぃなところがツボです。楽しい。

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近所の文房具屋にはほどよいサイズのファイルがなかった。
とりあえず、史料のファイリングは保留。

文房具屋の帰りに本屋に行った。ふらふらと普段はあまり見ないアンソロ系の棚の前で幕末恋華花柳剣士伝のアンソロを発見。前に観たときはやっぱり出たんだと思っただけで手にとらなかった。
今回はマイブームにまかせて手にとってみた。
のが完全なる運の尽き。
裏表紙のしかめっ面相馬さんにやられて、もう棚に戻す事は出来なくなりました。(……)
おうちに帰って読みました。
相馬さんがメインにきている話は何故か利三郎さんもメイン。(と言うかタイトルが利三郎さん)
やっぱりセット扱いな二人。
ってゆーかのろ……まふらー……もぐりこみ……
悪夢に魘されそう。
冗談です。大変美味しく頂きました。
利三郎さんがゲーム中攻略キャラでもないのにやたらと人気な理由が判った気がする。アレ、あのキャラであぼるたーじゅではそりゃ、人気も出ますさね。
でも、親友ってより相棒って言って欲しいなぁ……「よう相棒」「やってくれたな相棒」ってやりとりがね、この二人にもよく似合う気がする。どうよ、謹慎先に送られたのを脱走してきて相馬さんに向かって「よう相棒」っていう利三郎さんとか。(勝手に言ってろ)
やばいなぁ、ゲームやりたくなってきた。
もうこの際相馬さんだけでもいいから!
あ、いや、陸奥さんにも興味はある。だって書生さん……!!

財布が壊れたのを直したので部屋中になんか金属が溶けたようなにおいがします。接着剤……なんというか、とてもくさい。今の財布を気に入っているので直した、というわけではモチロンなくて。接着剤ならまあ高くても200円くらいで済みますけれど(そんなに本格的に直すわけじゃないからね、はがれたがま口引っ付けるだけだから)財布買うと高いんですもの。

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国立国会図書館に行ってきた。
史料をたくさん入手、ほくほく。でも、この山全部読むのか、と思うと流石にめげたくなるかもしれない。大体スーパーのビニール袋、普通に買い物すると二つくらい貰えるサイズの袋いっぱいの本と史料。オール幕末。集めた自分も自分だけど、こんなにあるという現状もまた恐ろしい。しかも焦点は戊辰から明治、幕府側に限ってるのにね! 倒幕派も加えたら、どれだけの量になるか……恐ろしくて考えたくありません。
複写をお願いした時に。
今までひっかかったことないところで引っ掛かって(著作権に)。でも、今まで引っ掛からなかったのはなんでかなぁ……って考えてて。
家につく間際にようやく気付きました。
そうだよ、著作権切れてるんじゃん。
解説部分かなんかのトコだけが引っ掛かったらしくって、なんかややこしいことになっちゃいました(あんまりややこし過ぎて自分でもよく判らない上に、解説も上手く出来ないのだけれど、要するに史料の方は全文(本の全文ではないですよ、その史料の全文です)複写できるのに、解説を含めると途端に出来なくなるのはなんでかなぁ、って思ってた次第)。カウンター混んでたのにごめんなさい……
入手してきたのは人見さんの履歴書(って書いてあったんだけど何故履歴書)、星隊長の日記、大野さんの日記(最近どんな人なのか物凄く気になる大野さん。相馬さんとは仲が良かったのかなぁ……)に大鳥さんの獄中記! 獄中なのに、伊庭さんの日記と並んで何故か愉快性が高いらしい記録。あと、ぱらぱら捲って目に付いた宮古湾の記録なども複写してもらいました。
読むのが楽しみです、うずうずします。
でも、その前にファイルを買ってこなければ……
帰りに買ってくる予定だったのですが、暑くてめげました。
うん、今日は一日暑かった。
国立国会図書館周辺は、江戸城のすぐ側なモノで、あの辺り歩いているだけで、結構いろんな旧所の類を見かけることが出来て楽しいです。なので行くといつもついうろうろしています。迷子になっている、という説もありますが、ついふらふらと看板見つけると近寄ってしまうから迷子になるのです。
でも、あんまりうろうろしていると、其処彼処に立っている警官さんの目が怖いです。
そうそう、お昼に図書館六階にある食堂でざる蕎麦食べました。三百円也。美味しかったです。蕎麦湯までしっかり頂きました。(だってご自由にって書いてあるから……!)
食堂では何故か『篤姫』放送中で(何故っていうか再放送だろうよ)将軍が出てきたら噴出さない自信がなかったので、あんまりゆっくり食べれなかったのが残念です。
他、函館の、否箱館の古地図なんかも見ました。なるほど、確かにあれは弁天台場孤立するわけだ……
あと、帰りに時代屋っていう本屋さんに行きました。歴史小説、時代小説なんかをよく扱っている本屋さん、とのことです。だから行ったんですけれども。確かにたくさんありました。でも、もっとこう専門店みたいな雰囲気なのかなぁって思ったらそうでもなかったっていう。二階のお土産物屋さんっていうかグッズ屋さんみたいなのの方が面白かった……なんというか、いろいろ素晴らしいわ、発想が……

杉浦日向子の『一日江戸人』って本に載ってた沢庵を使ったおつまみを作ってみた。酒がなかったので、お茶(しかもいえもん)で食べた。ちょっとしょっからかったけれど、美味しかったです。「そんな塩気のきかねぇもんが食えるか」とか言う副長はこういう味好きだと思います。
あと、源さんの事件簿に出てきた豆腐のお料理らしき豆腐料理の作り方の詳しい所も載っていたので、明日辺り早速試してみようかと思います。

で、一日の総まとめ。
地下鉄の駅で遭遇した駅員さんがめっちゃ早口のちょっと伝法、というかいわゆるべらんめぇ口調みたいな雰囲気で、要するに、上記『一日江戸人』に書かれてた江戸っ子っぽい喋り方をしていてたいそう萌えました。(ぇ)
でも、1文節につき3音くらいしか聞き取れない……

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