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概ね日付が変わる頃書いているので昨日と今日の境目がおかしい。幕末と人形と文学的な何かを愛している。
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『SHINSENGUMI』観に行ってきた。
詳細は一応縮める。
けど、パンフと言うかチラシに書いてあった永やんの一言に吹いた。いや、あたし、永やんのそーゆーセンス好きだよ。好きだけどね……!

『デュラララ!!』7巻まで読了。
本人がまったく与り知らず、気づかずのままでものっそい危険な三角関係に踏み込んでいる平和島静雄を誰かどうにかしてください。幾ら静ちゃんが静ちゃんでも、あれは死ぬ。
以上。
(え)
平和島静雄といい、赤鬼さんといい。
茜ちゃんが絡むと全自動レオン状態な感じなのが、僕は楽しくって仕方がないです。シューターの反応も可愛い。あと、シンラとセルティも可愛いなあ。いいなあ、ああ言うカップルは。
そう言えば、この二人も異種族婚姻……うわ。

大河。
おあ、意外と高杉さん違和感ねぇっす。(とてもいきなり予告の話)
ただ、個人的に松門は双璧が一番好きなので、一緒には出てこないのかなあ、と思うとちょっと寂しい。
そんなことを思っていないと、なんだかとてもやってらんない本編。
すごいどうでもいいですが、切腹のシーンてのは、誰のを何回見ても、本当に綺麗なものですね。不謹慎ですが、私は時代劇の中での、様式美としてのあの真っ白の中での切腹てのがすごく好きです。何処が一番好きかって、刀を手にとって、三方をしゃっと後ろに回して其処に座るところ。
その瞬間の、覚悟ってやつが。多分人間の持てる意思の中で一番強固なものだと思う。
以蔵さんの辞世がちょっとも出てこなかったのが、軽く不満だったり。まあ、でもあの以蔵さんは、あんまり歌で伝えるタイプにも見えなかったから、それはそれでよかったのかな。あんなにあんなに先生先生だったのに。最後に思い出したのが女の子のことだったてのは、何か意味があったんだろうか。

で、残りは縮める。


取り敢えず。
史実新撰組大好きな、多分に相当めんどくさいタイプの観客として、いろいろ言いたいことは山ほど……少なくとも天保山くらいは……あるんだけど。
最大の落としどころから突っ込もうか。
土方さんと龍馬さんが兄弟って、何その昼ドラ真っ青な設定。シリアスなシーンだから笑っちゃいけないと思って我慢したけど、あんまりのあんまりさに大爆笑したい気分だったわよ。
「局中法度」が、彼らの中から自然発生的に生まれたものではなく(自分は、あれは殆ど暗黙の了解的なものであって、ただ現在残っているのは一例として明文化したものに過ぎないのではないかと思っています。武士の手段として存在するために、全員が思っていることであったからこそ、当時は誰も文章にしなかったけれど。共通意識のない後の世の人にとっては、それでは判らないから明文化されたもの、なのではないかと)別の誰かから与えられ、押し付けられ、形付けられたものだったら? と言うエクスキューズはとても面白く、興味深かったのですが。そして、それに抗うべきか、従うべきか。綺麗な顔を歪ませて、叫び、悩みに悩みまくる土方さんは、とてもおいしかったのですが。
いや、それ別に龍馬さんじゃなくていいし。
血縁関係である必要あるか知らん、と。
オリジナル要素を盛り込むのなら、その要素が歴史の中で必要絶対でなければならない要素、と言うか書いた人の自信、が必要なんだろう、と思うのだけれど。
それが六割くらいしかない感じで。
後は、役者さんとか、キャラとか物語とか。結構よかったので、其処が残念。脚本として、多分一番評価されるべきところが、なんだかとてもとって付けた感満載で、面白くない。楽しくないって意味の面白くないね。不満じゃなくて。
なんか、この人龍馬さんのこと出したかったんだろうな、て思った。それもふらっと出てきて、適当に喋って帰る感じの人じゃなくて、物語の中枢として。でも、主人公じゃなくて。あ、書いた人がね。
ま、でも生で殺陣が観たくて観に行った自分としては結構満足いきました。
まず、「戦隊やって、風魔やって、あの身体能力で、出来ないとは言わせねー」と思っていたヤスカさん。沖田さん役ですが……速っ! ヤスカ、速っ!? てなりました。いや、大振りな割りにめっちゃ速いの。特に残心……斬りつけたあとに、相手に向かって振りかえる動作がめっちゃ速くて自然。これ速いと余裕綽々て感じに見えるので、沖田さん役はばっちり嵌ってました。ただ、振りが大きすぎるのか、舞台が狭いせいなのか、若干やりにくそうな感じが……もうちょっと、大きいところでのびのびとやっているのを観てみたいなあ。そういう意味では、テレビや映画のアクションの方が向いているのかも知れませんね。あと、多分彼だと思うんですけど、突きを入れるときに「ひゅっ」と息を呑むような掛け声になるのは、癖なのか、演技なのか……謎だ。
他に印象に残ったのは左之さん。……というか、この左之さんは、全体的に印象的でした。ぬぼっとしていて、細身なんだけれど誰よりも背が高くて。ちょっと不気味な感じのする左之さん。でも、手の動きとか子供っぽくてもう可愛いの。多分一番でっかいのに「ちょこん」とか「きょとん」とか言う擬音つけたくなる可愛らしさ。
何よりその高身長が印象的で、其処から繰り出される槍もキャラクター同様、読み辛く、掴み辛く、不気味な雰囲気で。なんでしょう。漫画とか小説とかで「こいつ、ただ立っているだけなのに隙がねぇ……! 動いたら駄目だ。斬られる……っ!」みたいな表現ってよくあると思うんですが。そんな感じ。多分、真正面で槍を構えられたら絶対動けないし、隙とか見つけられない。でも、これは是非真正面から見てみたいな。立ち姿が兎に角まっすぐで綺麗で怖い。衣装も打ちかけを羽織っているので、靡くものが多くて、綺麗なのね。

そんな感じでした。はい。永やんは顔が優しいので、いっそ其処を逆手にとって、函館バージョンの方が面白かったのかもしれません。個人的な趣味と言われてしまえばそれまでですが。彼が悩める青年を演じると、どうしても幼く映ります。なんたる脅威の童顔……アレで三十路とかねーわ。ほんとねーわ。……褒めてます。
なんというか、彼が物凄く土方歳三役という役柄に対して真摯だったので。
その分脚本の残念具合が残念でなりません。

余談ですが、帰り京王線でそのまま高幡不動に行こうかな、とか思いながら京王線に乗り込んだら、歴史散歩とかなんとか。そんな感じのチラシが貼ってあって。それがよりによって和泉守兼定で。
なんかもう、どうしたいんだ、あたしを、って気分になりました。
とっぴんぱらりんのぷう。

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きょうRuin. 
きょうRuin.duin.と、意味された。
だけど、後ろを読了ー!
BlogPetのしゅーちゃん URL 2010/07/12(Mon)16:04:23 EDIT
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