忍者ブログ
概ね日付が変わる頃書いているので昨日と今日の境目がおかしい。幕末と人形と文学的な何かを愛している。
[743]  [742]  [741]  [740]  [739]  [738]  [737]  [736]  [735]  [734]  [733
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

最近、やたらと電車の中を逃げ回る夢を見ます。
逃げる夢、と言うのはともかくとして、何故電車の中限定なのか。走りにくいに無駄に焦るし、めんどくさいったらありゃしない。

『伏 贋作・里見八犬伝』読了。
うーん、と。自分は八犬伝って、ざっくりした翻訳を読んだのと、ドラマくらいでしか知らないから、よく判らないことも多かったんだけれども。そう言うの詳しかったら、もっと面白いかなあ。そりゃあ、伏姫と八房、八犬士の名前くらいは判るけど、でもそれだけだもん。あと、なんでか四国の話だと途中まで思っていた自分を誰か殴って。(「南総」って言ってんじゃん、なんでだよ)
でも、そう言うの差し引いても、無難に面白かったと思う。黒白? 白黒? のトコとかぞくっとした。伏姫が八房つれて歩くシーンは、でもちょっと七竃とビショップ思い出した。人形にするなら、ヴィクトリカより七竃がいい。でも、七竃はSDってより、創作人形の類だと思う。
……話がずれた。
まあ、でもそんな感じの感想。
なんかこう、無難な感じなんだよなあ。それが悪いとは思わないけど。今、現在活動されている作家さんの作品は、ここのところ何を読んでもそんな印象。今はもう亡くなってしまっている方の作品はそうでもないのだから、自分の所為なのは自分の所為でも、多分「もう二度と読めない誰かの作品」と「まだまだ、まだまだやってくれるはずの作品」って言う意識の違い、のような気もする。

『黒猫 沖田総司の死線』読み始め。
ノリはひどく軽いが、語り口が軽快で読み易い。土方さんと総司さんのやりとりが、ほぼ全部楽しげな軽口で出来ているので好印象。言ってることとやってることは非道なのに、二人の掛け合いが妙に明るい兄弟げんかみたいで、特に総司さんが凄く甘ったれてる感じでにくったらしいくらい。(褒めてます) でも、総司さんとしたら割と理想的かも。頭空っぽで、子供みたいで、時々残酷。喧嘩っ早くて、口も悪い。素直だけど。平助さんの「それはもう夕べから100回は聞きました」ってのが可愛くて仕方ない。この辺は土方さんと総司さんは兎も角、局長や源さんまで……! 特に源さん。なんか、最後の砦が崩された感があるのは、私だけではあるまい。いや、楽しそうでいいけど。このノリのまま最後まで行かれたらむしろ泣く。ギャップで泣く。
ただ、ノリは軽いので多少イラつくことはあり。主に山南さん絡み(ただ、はなっから土方さんと気が合わないって言うのは、中途半端にいい人らしく、兄貴分・理解者扱いされているよりよっぽど納得出来るけどね。それが仕事に際してまで影響の出る理由が描かれていないので、なんか気に障る)。あと楠小十郎か。ええと、それはそんなでいいのかね。ただ媒体によっては気にならないかも。ドラマ、漫画、ラノベのレーベル発刊辺りなら気にしない。別にそう言うのがどうでもいいってんではなくて、それはそれ、そういうものだからだ。ならぬことはならぬものです、じゃない、区別だ区別。分、ってヤツ。あるいは、それによって総司さんの「時勢の無視っぷり」が強調されているような気もする。そう捉えれば悪くない。今のところ、そんな感じ。

そして、見た夢の話。なかなか荒唐無稽で面白かった。主人公は自分なんだけど、自分の視点は主人公の後頭部を見つめるくらいのところにあって、画質が昭和の特撮みたいな感じ。話の中身は『X-MEN』シリーズに近い。何の能力かは知らないが、自分は超能力系の能力を持っているらしく、それなりにそう言う人たち向けの学校に通っている。ちなみに全寮制らしい。ある日、遠足と言う名目の研究でどこかのやたらでっかい湖に連れて行かれたところ、メンインブラックと普通の人々と憂国騎士団を混ぜてしょっぱくしょぼくしたみたいな敵襲来。どうやら教授(と言うあだ名なだけであって、別に教授ではなく担任教師) の研究結果を奪いにきたらしいってことで、全面闘争へ。しょっぱい割には敵強し。犠牲も多少出る。ちなみに教授はかなり強力な炎使いなんだけど、なんだかのらりくらりしてて、適当な性格で見た目は戊辰戦争の頃の大鳥さんによく似ていた。喋り方はヤン提督だったけど。怒った顔は怖かった。あ、思い出しだけど、自分は水面を滑走したり(岸に着いたとたん失速してすっ転んでいたが) 、水球爆発させたりしていたことから鑑みるに水系の能力者だったんだろう。キレた教授に水かけたりしてたし。見た目は、ガラスと水に映った分しか知らないけど、10歳より少し上くらいで、すんごい貧相だった。
で、まあ、そのまま湖に居ても全滅してしまうって言うんで自分ともう一人女の子(凄い美人。多分能力者ではない。足は速かったけど。ひなちゃん、と呼んでいたことから察するに教授の娘) にその研究結果が託される。湖の近くには大きな新幹線の駅があって、其処から学校を目指すと見せかけて、首都? へ行くようにと指示される。新幹線に乗ったら、まあ一安心だけど「あの人たちは普通の人、だから紛れているかも」とかひなちゃんが言い出すんで、新幹線の中をあっちこっち探索することに。昔懐かしい個室なんかもある新幹線だった。
で、まあ探索するとね。いるんですよ、追っ手が。でも何故か寝てるの。二人いるんだけど、二人で寝こけているの。で、ひなちゃんと二人で、それならいいかって思って、場所だけマークして戻ろうとしたら、自分の幼馴染の男の子が立っていたのね。で、幼馴染だから当然自分の正体を知っているわけで、その男の子が追っ手二人を起こしてしまう。仕方ないので、ひなちゃんと二人で、新幹線の中を上を下への大逃走。ばたんばたんと幾つも扉を開けて、なかなかスリル満点。そうこうしている内に首都? の駅につく。駅って言うより、倉庫みたいながらんとしたプラットホームに下りるんだけど、当然相手は追ってくる。埒が明かないし、このまま地上に出ると追っ手が増えそうだってことで研究結果の中身だけをひなちゃんに託して、自分は何故かホームにあった公園の水飲み場みたいな蛇口を蹴り飛ばして、即席の噴水を作り、敵を足止め……ってところで目が覚めた。最後のは、水を操って云々ではなくて、単なる水道管破裂だった気しかしない。
なんか、全体的にイザヤがやってた逃げ回る系の変なエクストリームスポーツ。あれやらされてる気分だった。実際にやったことないけど。 あと、取り敢えず自分の頭はいろいろ混ぜすぎだ。なんか島田さんみたいな人(これは声が『薄桜鬼』の島田さんに良く似ていた) も出てきたし。副担任みたいな感じだった。最初に自分たちに脱出を命じたのは彼のはずなのに、首都? について出迎えに来てくれる予定なのも彼だった。別ルートがあったのか、何人かいたのか。彼の能力が瞬間移動かなんかだったかなのかは知らん。相変わらず、聞いていると安心出来るいい声だった。

拍手

PR
この記事へのコメント
name
title
color
mail
URL
comment
pass   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字

secret(※チェックを入れると管理者へのみの表示となります。)
この記事へのトラックバック
TrackbackURL:
カレンダー
04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
ブログ内検索
最新CM
[01/15 ラフェア]
[12/08 BlogPetのしゅーちゃん]
[12/01 BlogPetのしゅーちゃん]
[11/30 ジョージ]
[11/29 ジョージ]
最新TB
プロフィール
HN:
Ruin.duin.
性別:
非公開
自己紹介:

バーコード
Twitter
Copyright © dAy of Rd All Rights Reserved.
Powered by NinjaBlog  Material by ラッチェ Template by Kaie
忍者ブログ [PR]