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概ね日付が変わる頃書いているので昨日と今日の境目がおかしい。幕末と人形と文学的な何かを愛している。
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昨日のアフターは、大阪に引き続きくじ引きに参加……引き続き役立たず。相済まぬ。お詫びに今度は、横浜のすみかまでご案内申し上げます。
んで、ついでに……ついでに? パパこと土方さんに新しい服を一つ。やあやあ、ドルパに引き続き現代服が増えてよかったね、パパ! なんかもう完全に休日に子供を公園に連れて行くパパの格好だけれどもね! しかし、意外とこう……胸の辺りが肌蹴ると言うか。ともすると見えなくて良いところまで見えてしまうだぼだぼっぷりなので意外と着せるのが難儀です。13少年も使えると書いてあったけど無理だと思う。Grだったら絶対落ちる。
それから、この日は久しぶりに自分の服も買いました。なんだか、そんな気分だったので。
ワンピースを買ったのだけれど……流行ってるらしい、床に引きずりそうな長さのを買ったのだけれど。ベストも合わせて見立てて貰って、確かに凄く好みで可愛いのだけれども。母には帽子被ってみつあみにして、取っ手の取れそうな鞄を持て、といわれ。妹にはジプシーにでもなるの、と言われ……いや、まあでも目指すところがその辺なのだから、当然の結末か。なんか、質の悪いというか縒りの甘い毛糸で作ったショールとかが欲しいところ。

そんでもって、今日は念願の『エリザベート』を観て来ました。いや、役者的な意味でなくて……まあ、それも多少あるのだけれど、演目的に。『エリザベート』って凄く好きなんだけれど、テレビでしか観たことなくって。もうね、生で見たら面白いのなんのって。ずっとあそこに居たかった。僕も連れて行っておくれよ、トート閣下! (なんだか凄く発言が不穏)
……あー、なんでしょ。実は珍しくこの話は歴史寄りの部分にはあまり興味がないのね。だって、フランツもエリザベートも、なんかさ……人間臭さと言う意味では面白い、興味深い人物なんだけど、ああ言う時期の王家の人間としてはどうなのよ。ゾフィーの方が、まだ好感が持てる。あと、日本版のアレンジかかってるルドルフは凄く好き。嗚呼、ルキーニ、本当皇太子の真実は知りたくなかったよ! 違うな。なんの話だっけ。そうそう、自分はトートが凄く凄く好きなのね。うん、あらぬ誤解を呼びそうだけどその誤解は半分くらい正しい。私は、トートが好きだ。だから、観に行ったのです。そして、案の定呑まれた。アレは凄い。城田さんの高身長も相俟ってか、とんだ人外魔境っぷりだった。あれは毒だ。癖になる。帰りに思わずチケット買ってきてしまったではないか……信念曲げて二回目行くことにしてしまったではないか……そして、城田さんトートで良かったのはもう一つ、若いと言うこと。個人的な思想なんですが、死神は倦みつかれて人を愛しはしない。トートのエリザベートへの愛は、若気の至りとかそう言う系統なのだと……だからこその後々までの執着なのだと、僕は思う。でも、トートって主人公ポジションだから東宝ではまあそこそこベテランな人が、宝塚なら無論トップスターが。演じるようなイメージ、同時にある種の老獪さってのが、生まれるじゃないですか。でも、彼は若いから。そう言うのがないのね。あの少女シシーに初めて出会ったときの、空気の桃色っぷりが忘れられません。ああ、もう。見てるこっちが照れるくらいの見事な一目ぼれだよ、閣下……
まあ、そんな初々しいトートではありましたが、如何せんでかいので、男の人だし、ちびルドルフと並んでるとそこはかとない犯罪くささが……いや、いいんだけど。てか、ちびルドルフ可愛い。ガブローシュとかもそうだけど、本当にこう言うミュージカルに出てくる少年ってのは可愛いよなあ。ボーイソプラノってすばらしい。あと、カーテンコールで大きいルドルフと小さいルドルフが並んで出てきて、それも兄弟のようで本当に愛らしかった。あ、でもカテコは二人並んで何故か仲良さげにリズムに乗って横揺れしてる皇帝フランツとトート閣下が断然可愛かった。何あの絵面。どゆこと。
読み辛いけど、まだまだトート、トートで行くよ。僕は本当にトートのことが好きなんだから。トートの格好良かったところは、まず見た目でいくと、コート。歩くだけで靡くほどのぶわあっとよく広がる素敵なコート。そして、ちよっとお行儀の悪い座り方。偉そうと言うよりは、やさぐれて見える……のは可愛いところかな。エリザベートに拒絶されると、一瞬うなだれた風になるのも可愛い。城たんトートは、わんこっぽいなあ、と思う。そして、チョーシくれてるところは大分チョーシくれてる。エリザベート誘うときとか。
好きなのはやっぱり「闇が広がる」 そう言えば、ロビーで恐らくテニミュ経由で見に来たと思しきお嬢さん方が、あのトートとルドルフのダンスに戦いてましたけど、ウィーン版はあれキスシーンで終わるからな、と突っ込みたかった。ロビーでのお客さんの感想で面白かったのと言えば、こちらはどうやら宝塚経由で来たと思しきおばさまのおっとりのんびりした「この死神君は可愛いわねぇ」と言う発言。可愛い! 可愛いってさ、トート!! じゃなくて「闇が広がる」ですよ。トートとルドルフのダンス、死へのダンス。エリザベートとのダンスも、まあ幻想的と言えば幻想的なんですが、こっちのが好きです。なんだろう、幻想的な上にアングラで、その割にはダンスシーンだからさ。兎に角美しい図なんだな。好きだなあ、これ。好きなんだよなあ……男性同士でやるの生で見るとかどんな感じなんだろう、とちょっとどきどきしたことは認めます。認めますが、実際に観たらどうってことなかったです、はい。音が低くなって、まあそれは役者さんの解釈にもよるんでしょうけど、ルドルフに気合が入りすぎてなくて、本当に縋る様な感じで、余分に好みだった。

あ、んで。
そろそろまとめに入っとこうかなって思うんですけど。なんかもう思ったこと片っ端から書いたから、いつにもまして意味不明な気がします。
まあ、で。
今日は珍しく二階席だったもので、なんかね。普段見えないものがいろいろ見えて面白かった。舞台の穴開く瞬間とか。他のシーンとか、やっぱりメインは一階に向けて演じられるから少し寂しかったけどさ。トートダンサーに注目するとか(なんでもいいけど、馬車のシーンでお揃いのお仕着せ着てるトートダンサー可愛かったなあ、人形くさくて)、あと最初の墓場のシーンとかは上から見たほうが面白いんだろうなあって思った。
あと、ロビー売店が軽くオーストリア・ハンガリー物産展状態で、なんか笑えた。ワインは美味しそう。

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BlogPetのしゅーちゃん URL 2010/08/24(Tue)15:36:14 EDIT
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