針仕事中。
具体的イメージが浮かばないで放っておいた人形服、友人からの電話を境にいい感じの具体的なイメージが浮かんだので実作。最初うすらぼんやり考えていたのは軍服系統(セーラーとか、ロングコート系のとか)だったんだけど、今作っているのはまるきりベビー服だというのには取り敢えず目を瞑っておく。いい、どうせ着るのは現役保育士お墨付きの幼児体型人形だから。(いわく「等身以外は完璧」だそうだ。やるな、りけっ子。おかげさまでバランスは滅法悪いが)
それにしても赤ちゃん用ニットっていうのは、どうしてああも手触りがいいんだろう。縫ってる内に幸せになれる感触。素晴らしい、実に素晴らしい。今まで買っても使い道がなかったから店頭で時々触ってみるに留めていたけれど、最近は人形用にちまちま買ったりしてる。んで、作るのは結局靴下とかだったりするわけだが……頑張ってサロペットくらいいってみようか。何をどう頑張るのかちょっと判んないけど。
まあ色数と柄が少ないのが難点と言えば難点か。もっといろんな色柄があっても罰は当たらないと思う。だからと言って普通のニット地やジャージーにあるようなありえん色使いのドギツイ水玉とか無駄に太いストライプとか売られても困るけどね。世のお母様方はもっと赤ちゃん服を手作りして、そして色柄豊富なベビーニットがもっと世の中に蔓延ればいい!
ところで『天地人』の殿が可愛くってしゃあないのだが、私はどうすれば……この前のなんて「このままじゃ、天皇とか行く前にこの人ストレスでぶっ倒れるんじゃ……」とか思ってたら本気でぶっ倒れたし。でも、自分も賑やかなのは苦手、知らん人と喋るのも会うのも不得意なんで、気持ちはわかるというか、随所のお説教が耳に痛いというか……でも、もうあと一言くらい喋っても誰も怒らないと思うのよ、景勝さま。
なんか、景虎さん辺りが紫雲の上でブチ切れてそーな気がしなくもない。「何故口を利かぬ!」とか言って。実際、外政はあっちがやったほうがうまく行ったんじゃ……ああ、いなくなってしまったから兼継みたいなのが台頭したわけか。ならもっと頑張れ、ご家老。
……黄金の太刀袋の良さはさっぱりでしたが、そのきんきらのお仕着せからああ言う太刀が出てくるところはギャップ萌な感じでした。ええと、なんでしょう。地味な着物の裏地が実はすんごい綺麗な高級品だったりした感じ? でも、太刀より袋がいいってのはさっぱりわからん。袋なんざ、雨のときにでも太刀をしっかり守れるようなものなら、なんでもいいと思うけどなあ……。あ、でも暗めの赤色で、光加減によってはうっすら見える程度に牡丹の刺繍、とかそういう妙なデザインとかだったら喜ぶかも。どうせならカッコいいほうがいいに決まってる。でもきんきらはどうなんだろう、きんきらは。

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