忍者ブログ
概ね日付が変わる頃書いているので昨日と今日の境目がおかしい。幕末と人形と文学的な何かを愛している。
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

家臣の子や。

とは、本日の大河ドラマを見て、思ったこと。
子どもをあやす、というよりはじゃらして、挙句の果てにてずからお菓子を食べさせてあげる殿様。
……あの人は、子どもが好きなのか、そうでもないから距離を測りかねてああなったのか。謎過ぎる。
大河の殿さま、可愛いですよね。
でも、たまにはもっと喋ったりしても、罰は当たらないと思うんだ。

大河と言えば、大河の原作の人が書いた新選組の小説を読んだ。
新選組の小説ってよりは、時代小説だよね。よくあるタイプの、ちょっとふしぎ系の事件があって、悪人面だけどそれなりに良い人な武家がそれを解決して。なんでだかよく判んないけど、割と脈絡も無く(隠し立ても特にせず)性行為のシーンがあって。最後のが一番余計。正直どうでもいいわ、そんなシーン。
特に新しい発見もなく終了。
なんとも言えなかったので、新さんこと永倉新八の『新撰組顛末記』を読む。文庫が出たので、持ち運びも楽になり、幸せ。
おじいちゃんになった新さんが、これを記者相手にあーでもないこーでもない、と語りながら作ってくれたんだなあ、と思うとホントに頭が下がる。
中身があってるか間違ってるか、なんてどーでもいい。
少しでも良い、書き残してくれてありがとう、新さん。

森博嗣の『トーマの心臓』を購入。
元の漫画がすっごい好きなので、ずっと楽しみにしていた本。
ただ、突発的に「日本人」とか出てきてちょっとびびった。びびってから、そう言えば、設定とかいろいろ変えて書くとかなんとか、インタビューに書いてあったのを思い出した。それって必要なのかな。最後までまで読んでないから判らないけど。納得出来る終わりだと良いのだけれども。
オスカー大好きなので、個人的にオスカー語りなのが死ぬほど嬉しい。

箱根の時の写真を送っていただいて、頭髪のあんまりのぴよぴよ具合に絶望した。
なので、寅さんとレニエさんのウィッグをお湯パーマの刑に処した。寅さんのはそれなりに巧く行ったけど、レニエさんのはもう一回。でも、京都行くの9月だし。きっとまた、行く前にすると思う。お湯パーマしたての長髪ウィッグは、さらさらで素晴らしい触り心地。
あと、じわじわと9月に向けて縫い物開始。まずは靴下大量生産して、肩慣らし。
水で消えるタイプのチャコペンを買ったら、消すときが楽しくて仕方が無い。

拍手

PR

コミケカタログ見てると一番、思う。
季節の風物詩。……微妙に嫌だ。
でも、今年は三日連続参加。何をどうしてこうなった。一緒に、三日連続する友人が言ってましたけれども、落ちるところまで落ちた、と言うか。死ぬ気でやるしかない、というか。
……行き始めた頃は同じ日だった、ジャンルが今、ばらけているからいけないのかもしれない。自分の興味が、あっちこっち向き過ぎているから、それがそもそもの原因なのかもしれない。

『星間商事株式会社社史編纂室』を読んだ。会社名をずーっと「せーま」と読んでいたけど「ほしま」だったらしい。ややこしいなあ、もう。
最近、暗い話を読むことが多かった気がするんだけど、明るくていい感じ。僕は課長みたいなおっさん、好きだけど。あの話も面白かったし。社史、というか同人誌がテーマ? になっているので、いろんなタイプの話が一冊の中にちりばめられていて、とても楽しい。主人公が書いてた小説、読んでみたいな。特にあの、海賊の話と混ざっちゃったのがよかった。
遠まわしなプロポーズ的な何かを読んで、『綿の国星』の「タコイトキレタタコ」しか出てこなかったのは、また別のお話。でも、もしかしたら、元ネタは其処にあるのかもしれない。
なんか、昔読んだ話にテンポとか作りとか似ているなあ、と思ったら『ロマンス小説の七日間』だった。似ているっつーか、作者一緒だよ。

この前のI.DOLLでバンリュウくんに新しい目を買ったので、付け替えた。
赤みがかったオレンジと朱色の目で、個人的に、イクラみたいでいいなあ、と思っていたんだけど。(名前の元が船だから、海産物由来のカラーリングがいいかと思って) それ言ったら、妹に爆笑された。ちなみに、普通の感覚で言えば兎らしい。そうか、あれは普通、兎の目に見えるのか。
んで。
グルーは思いの他簡単に外れたんだけど、頭をつけるときに首のトコのゴムが通らなくって、大変だった。首、細いからなあ……ゴムが結んであると、ホント通らない。なんとかならんか、あれ。穴大きくすると、首が新生児になりそうだし。
自分じゃなんとも出来なかったので「パパ~、スウェーディングしてください~」って妹に泣きついてやってもらった。スウェーディングなのか、これ。まあ、似たようなモンだろう。
視線はちょっとぼやけたけど、表情明るくなりました。可愛いです。でも、目ん玉付けてる途中で睫毛取れそうになったので、また妹に頼んで、スウェーディングしてもらいます。あと、レニエさんのゴムが最近段々伸びてきてるような気がするので、それもスウェーディングしたい。寅さんにKips入れたいけど、それも自分じゃ手にあまりそうだし……京都行くんだし、いっそ其の時に入れてもらえばいいのかな。

拍手

なァんで自分の服を買う時は無茶苦茶躊躇するのに、お人形さんの服を買う時って、躊躇いも羞恥もなんもなくなるんでしょーね……

と、言うわけでお友達とI・Dollに初めて行きました。
あんまり大きくない感じのイベント……少なくともビックサイトでやるようなのよりはこじんまり……のイベントだったので、案内なんかのちょっと変なところはありましたが、楽しかったです。何より、ドルパなんかでは、大分制限のある色んな会社の、余所の国のお人形さんまであちこちにあらっしゃるのが新鮮で、見応えあって素敵でした。ウチにも韓国籍が一人いるので、その子はイベント初参戦。
京都行きのための衣装とか、いろいろ買い込みました。
京都では、結婚式です。ホントにセレモニーするのかしらん。まあ、しても恥ずかしくない程度の衣装ではあるかもしれないのですけれども。
あ、あと撮影スペースはまったりしてて良かったかな。図工室みたいな感じの板張り? の床だったので、周りが土足でも座り込みに躊躇を感じない辺りが……
大変、楽しゅう御座いました。

あと、それから、金曜に書いてあげるの忘れていた漫画の感想。

『歳三 梅いちりん』読んだ。
なんつーか、まあ、面白かった。元々、新撰組全体の流れを追っていく話でもなかったらしく、ただのしがない、と言うよりむしろどーしょうもない多摩の薬売りのトシさんが、武士になる(と言うより武士にする? 勇先生を)決意を固めるまで、みたいな。青春だねえ、トシさんもう27だけど、みたいな。吉原での喧嘩に伊庭さんが加勢した、二人は友人だった、ってところに話の主眼があるので、短いお話だったけど不満もない。
何よりみんなとても可愛くって、愛されてるなあ、愛されて描かれてるんだなあってのがよっく伝わってくる。その辺りから出てくるんだろう、背中や目つきの色っぽさなんかにちょっとどきどきしてみたり。いつづけしたときの伊庭さんとか、もうとてもとても20に満たない子には見えなかったなあ。他のシーンでは割合に坊ちゃんっぽいんだけど、お坊ちゃんにはとても見えなかったし。そうかと思えばちっちゃい子みたいにかすていら口の端にひっつけてべそかいて。ああ、もう可愛いなあ、ちくしょう。
トシさんの、総司さんや勇先生に対する喋り方、態度は作者も書いている通りちょっと独特。よくある、砕けた兄弟めいた雰囲気ではなく、師弟関係、上下関係崩さない感じで。トシさんの方が、総司さんより後の入門ですから、当然先生扱い。最初はわざとかな? とか思っていたんですけど、途中で気にならなくなったし「今ですら道場系の上下関係は厳しいのだから、当時はもっと厳しかったはず」という作者のスタンスを読んで納得。道場以外の場所では、総司さんの方が叱られる場面もあるんじゃないかな、とはちょっと思ったけどね。なんとゆーかまあ、言葉足らずと言うか当たりの厳しい子だったから。アレ、道場で師範だから許されるのであって、他所で見たらちょっと嫌なお子様にしか見えない。
お話的には無事に吉原での喧嘩が終わって、浪士組の話を聞きつけた人がいるってところで終わってるので、本編にはそんなに出てこないんですけど、扉絵なんかで洋装、隊服、現代版なんてのまで出てきて至れり尽くせりな感じ? 特に箱館での副長と伊庭さんの姿が妙にツボッて「見る→笑う→見る→転げる」を3セットくらいしてしまった。深夜だったとは言え、なんだそのテンション高い反応……
あと、細かいところでは出てくるたんびに額に「これでも18歳」とか書かれてる一さんが……ああ、貴方ってやっぱりそーゆーキャラだよね、ってゆー。割と額に落書きされてる人多いですね。「とうどう」とか、名前かかれてたり。好きなのかな、落書き。
それから、山南さんの仙台時代についての話は始めて知りました。ゆ、有名な話なのかな……やっぱし読まなきゃならんかしら、子母澤。この話聞いた後に、「山の北~」だったり「春風に吹き誘われて~」だったりを思い返すと、いっそう意味深に聞こえるから不思議。
連載されていたのが女性向けのコミック誌なので、そういう女性向けと言いますか(同人的、同性愛的意味合いではなく)、少女マンガのようなきらきらした雰囲気には幾らか飽きましたが、よい話でした。満足満足。
でも、結局どこでこの絵を見たのかは思い出せず仕舞い。何か、歴史系のアンソロででも見たのかな。

そっからすると、話に聞いていたのより『風よ聞け 雲の巻』は面白くなかったな……ものすごい中途半端で終わってて、続きがあるらしいノリだから、それがあればまた話は違うのかもしれないんだけど。取り敢えず、礼子さんや小稲さんがいるのに、他にわざわざ女性キャラを創作する意味が判んない。其処に説得力がない以上、主にその女性から視点の物語を繰り広げられても、一方的で意味判んないだけ。

拍手

頑張れる、多分。

淕刃さまのお誕生日会で、学校の帰りにアリスなお店に行きました。
楽しかったです。……なんでああ言うお店でお酒を頼むと、僕は尽く甘いのに当たるんでしょうか。甘いお酒の方が好きだからいいですけれども。
ご飯も美味しく、会話は楽しく。
ちょっと満腹すぎたかな。ご飯出てくるのが早かったからそう思ったのかも。
お店の出口がよく判らなくて、そこが一番アリスでした。出れない……出ても外はまた別の国なんじゃないのかしらん。

大分のお土産で、龍馬さんのお顔のプリントされた飴ちゃんを頂きました。
い、いろんな意味で食べ辛い……暫く飾っといて、慣れたら食べます。慣れたら、情が沸いて余計に食べ辛くなるかしら。でも、食べないとね。飴ちゃんだもの。
それから、杵築城というお城の写真を沢山見せて頂きました。
見せて頂いている間はイマイチ、ぴんと来なかったんですけれども。どんな来歴があるところなのかちょいと気になったので、うぃきぺでぃあさんに聞いてみました。藩も小さいし、お城も小さいし、なんだかなあ(やっぱり、よくわからない)……と思っていたんですが。小笠原長行さまのご先祖様のいたお城だったんですね。
あ、いえ、写真の中にも小笠原氏の名前は映っていたので、九州の方だし、小笠原って松平ほどある苗字ではないので(小笠原氏の後に杵築城に入ったのが、松平氏)もしや、と思って其処から当たってみたのが正解でした。長行さま……新選組の大野さんのお殿様。相馬さんに豊岡県出仕を進めたらしい大野さんのお殿様。いえ、そんなところにくっつけなくとも、箱館まで戦ったお殿様(ではなかった、とする説もあるらしいが)。そのご先祖さまのお城だったところだそうです、杵築城は。
あー、なんか俄然楽しくなってまいりました。
意外なところで、繋がりって見出せるものです。うふふ。
(でも、なんでもかんでも其処に繋げるのもどうかと思う)

拍手

日食の時間帯は、普段に増して薄暗くなっただけだった。残念。
でも、ネットで中継見てた。仕事場の部屋の人みんなで。何、この無駄な団結力。そして上司、私に解説させんのやめろ。いまさらになって、日食の仕組みがわからないとか抜かすな。モスクくらい知っとけ。硫黄島行ったことある? って、なに言い始めるんだこの人、って思ったゾ。まあ、昔取った杵柄、天文マニアだった小さい頃思い出して、なんとかかんとか凌ぎましたが。今日だけで、仕事場で喋る一年分喋ったかもしれない。まさかネタ元がセーラームーンだとは、口が裂けても言えないけどね。
ちなみに、我が家の父は奄美に行きました。晴れたみたいです。メールが来ました……よかったな、親父。昆虫採集と日食と、どっちが主目的なのか未だに判然としないけど。今日朝着いて、日食見て、虫取りして帰って来るそうだ。それはいいんだけど、もう二度と家のなかでくわがた逃がさないで下さい。頼んます、ほんと。

昨日の本があんまりにもあんまりだったんで、帰りに新書買って帰った。『物語ドイツの歴史』と『物語北欧の歴史』って言う、中公の新書。新書は、何かに興味を持ったときに、手っ取り早く知識を得られる便利なツールだと思う。本と捕らえるかどうかは微妙なところ。中公のデザインが一等好き。
ドイツ、と言うかプロイセンとかの話を読んでると、突然明治期の日本との絡みとか出てきてにやにやする。ただ、この前買った北欧の本で、なんで突然普仏戦争の話になって、しかも榎本総裁がそれを見に行ってたとか言う話になったのかは謎。
ああ、また読まなくては、な本が溜まっていく。三浦しをんの新刊もまだなんだった。時間がないな。週末はお出かけ……蟠龍くん、ごめん。服はまた今度縫うから、今は既製品で勘弁してくりゃえ。
朝に漫画も買ったしね。『魍魎の匣』と、あと『歳三 梅いちりん』と言う謎な漫画。上下巻で、下巻表紙の洋装の副長と、帯の「伊庭八郎との友情物語」に心惹かれた。どっかで見たことあるような気がする絵柄なんだけど、どこで見たのかさっぱり思い出せない。面白いといいなあ。
漫画と言えば、チャンピオンで相馬さんが女の子設定の漫画があるとかないとか。カズエって読みだけ見ると、どうしても女の子名前にしか見えない名前からして、いつかそんな設定出てくんじゃないかと思ってたけど、そうかあ、チャンピンかあ……(遠い目)

拍手

僕が父の仕事の都合で連れられて、ドイツその他ヨーロッパ諸国に行っていたのは、一体何年生の頃だったのか……小3か4なのは覚えてるんだけれども、どっちなのかが判然としない。持っていった本は全部覚えているのに。『ガリヴァー旅行記』と『ハイジ』と『若草物語』と『大きな森の小さな家』と『ムーミンパパの思い出』だった。なんで、エンデとか持っていかなかったんだろう。なんでグリム童話じゃなかったんだろう。土地的に関係あるの、『ハイジ』だけじゃん。(北欧で行ったのはノルウェーだけなので、ムーミンは微妙に関係ない)
ちなみに現地ではトロールの絵本(推定でノルウェー語のため、詳細不明)と『ボルピィ物語』を買ってもらった。……だから、なんで、本のコトは覚えているのに、何時行ったかが記憶にないんだ。そっちの方がよっぽど重要だろうが。
ちなみに、全部完訳版なので、一般的に言う読書の適齢みたいなのは、あんまり参考になりません。ガリヴァーとハイジに至っては分厚いヤツだしね、福音社かなんかの。

とかなんとか。
吉村昭の『彰義隊』を読みました。
……
…………
彰義隊じゃなくてさ。
これ、輪王寺宮のお話だよね、完っ璧。そう思って読むと面白いんだろうけど、彰義隊って冠してるのは、正直微妙な気分になる。
彰義隊って言ってるのに、天野さんすらまともに出てこないって……いや、宮さまのことは今まで名前と、奥羽越列藩同盟の盟主になってくれた人だって言うのと、あと相馬さんのことを「ことに器量の者なり」 って褒めてくれた人ってことくらいしか認識がなかったから(それはそれでどーかと)勉強になったんだけど。
……なったんだけど。
戦った人たちだけが総てじゃなくて、こう言う時代だから政治的な切り札にってくれた人も大事だって言うのは判ったんだけど。
……判ってるんだけど!!

あー、誤魔化しても無駄だ。この本つまんない。
しかも、有栖川宮に対する敵意、と言うか恨みが恐すぎるよ。星亮一の本みたい。
そこを除けば、後は小説と言うよりもむしろ「図解雑学輪王寺宮」みたいなノリで、宮さま一行や、その時の奥羽越の動き、新政府軍の動きなどが、とても判り易く流れに従って書かれていて、よかったんですけど……キャラクターもイマイチだし。なんか、よく判んないんだよなあ。
なんかなー、なんか、小説とは違うんだよなあ。
彰彦先生のも、やっぱりこんな感じの、ただの歴史解説本と紙一重の小説の書き方されているんだけど、あの人のは面白いのに。何がダメなんだろう。何が面白くないんだろう。
私は確かに盲目的に春日隊長が好きだけれど、それは単に「牡丹人」って言葉が異様にツボに嵌っただけであって、春日隊長が出てきてないってのは、話が面白いか否かには関係ないと思うんだよなあ……むう。
男前度数? 皇族で僧籍の人間にそれ求めるってのは無理か……だったら、面白くないのも仕方ないかなあ……でも、だとしたら同じ僧籍の覚王院はどう説明つけるんだ。うん、あの人はカッコ良かった。

歴史小説は、資料に残っていない「なんで?」を考えたり、人が考えた「なんで?」を読んで共感したり、反発したりするのが面白いんだと思います。だから、同じ題材を扱った本を何冊読んでも面白い。むしろ読めば読むほど面白い。その「なんで?」の発露って、主にキャラクター性に出ると、私は思うのですよ。同じ選択するにしても、そのキャラクターによって「何故その方法を選択するのか」って違ってくる。つまり、それぞれの「なんで?」が違ってくる。歴史は変えようがないですからね。そうやって、全然違うお話になっていくんだと思う。
この『彰義隊』からはその「なんで?」がイマイチ感じられない気がしたんだよなあ……だって、「なんで?」が存在しないんだもの。宮さま、すっげえ流されて奥州まで行ってるから。
……あれ、そう言う理由?
あ、でも別に多分宮さまのことはそんなに嫌いではないんだと思います。ちょっとお前もちょっとしっかりしろよ、言いたいことはちゃんと言わないとどっかの殿様みたいにストレス性の難聴になるぞ、とかは思ったけど。愛を篭めて。
うん、だって相馬さん褒めてくれた人だもん。悪い人なわけ、ないじゃないですか!
(好いてる理由そこかよ)

拍手

ケーゼ。
……ケーゼはドイツ語だ。まあ、通じるだろう。
兎角、デンマークはチーズがおいしいと言うので、食べてみたくなって必死で夕食考えたら……それがなじょしてこうなった、な夕食。




本で見かけたデンマーク式調理(小麦粉と香辛料混ぜたのまぶしてフライパンで焼いただけ)したチーズと、めんどくさくなったのでレンジでチンしたチーズ。
アイスバインとザウワークラフト(余ったので、大量とキャベツと人参でコンソメスープ作って完食、好物)。
母が帰ってきて、焼いてくれたギョーザ。冷凍だけど、王将。
そしてワインはドイツワインの白。んまいです。シュヴァルツ・カッツェって言う、名前そのまんま黒猫ちゃんがラベルについているのがお気に入り。
どう考えても、主目的だった筈のデンマーク産チーズはどっか消え去って、ドイツ料理がメインになってる気がする。
しかし、胃が重い。
肉分多すぎ。
チーズも美味しいけど、やたらめったら胃にたまる。
向こうの料理は、きついっすね……年かしら。嗚呼。

拍手

キャラメルボックスの『風を継ぐ者』見てきました。
『風光る』と親和性高いらしいので、一抹の不安を感じていたのですが。
(私はあの手の話は苦手です。新選組に女の子が入隊する、というパターンが、どーにも、こーにも。『無頼』のは、あのまま話が進めばいい伏線だと思ったから受け入れられたけど。大体、あの話は其処が話の中心じゃないしね。ゲームにぱっと飛びつけないのは、きっとその所為だ。ちなみに似たような理由で『龍馬伝』にも一抹の不安が。嗚呼)
まあ、途中でそんなこと気にならなくなりました。
いい話だった。
爽やかで、寂しいんだけど終わりが哀しくなくて。
強いて言うなら、ちょっとだけ「悔しく」はあったけど。
なんでか、とか細かい話は公演中だし、一応縮めて置こう。

んで、劇場入る前にサンシャインでふらふらと、ちょっとだけお買い物してきた。
帽子買っちゃった。カンカン帽って言うんですか? あの、なんか色々平べったくて丸い帽子。黒いリボン付いてるやつ。エマさんとかがよく被っているようなヤツ、麦わらの。これからちょちょいとレースでコサージュとかリボン追加とかして、飾りつけようと思います。
ちなみに、若干流行っているのか、何処のお店行ってもそこそこ扱っていましたけど、自分が被るとどー考えても『赤毛のアン』とか、そんなノリでした。時代と場所飛び越えちゃった、みたいな。いや、まあそんなのが欲しかったので問題ないと言えば無いんですが。

最近、給料日になると古書店に問い合わせて絶版になった本を買うのがお約束になっている。専ら、幕末モノの。まあ、態々絶版を求めなくても、最近は何故だか新刊で月一冊くらいは漫画か小説を見つけるので、わざわざ読む必要もないんだろうけれど。まあ、でも古きを求めるのも悪くない。
ってことで、今月買ったのは『月とノスタルヂヤ』と言う一條和春の短編集。短編集なので、幕末一辺倒、と言う訳ではないんだけれど収録作品の半分くらいは幕末モノです。絵柄は少し古めかしい感じで。読んだことないけど『日出る処の天子』みたいな? そんな絵で伊庭さんの物語(労該疑惑のオマケ付き)が進行するのだからそりゃもう、うっとりせざるを得ません。ああ、この絵で春日隊長が見たいなあ……最近、ちょっと綺麗な絵を見ると「この絵で春日隊長を……」と思うのがデフォルトになってきた気がする……。
まあ、そんな感じなんですが、それより何より凄かったのが以蔵さんです。岡田以蔵。出自の所為か、純朴青年の風情の時はあっても、余り「うつくしい」印象はない以蔵さん。だけどこの漫画では、すっごい綺麗だった。扉絵が一枚だけカラーでついてて、それが以蔵さんのお話の扉絵だったんだけれども、赤と黒と白のコントラストがグリム童話かっつーくらい綺麗で、ほんとうつくしくて。
ついでに、ちょっと可愛いです。
以蔵さんのことも、よくは知らないですけれども結構好きなので。
もっと勉強してみようかな。

拍手

ねえ、むーみん、よりタイトルの歌の方が馴染みがあったりなかったり。タイトルとか、しらねーけど。

ハードカバーの方は出すのがめんどくさいし、持ち歩くのに不便なんで、文庫本のムーミン買っちゃった。
なんで、今読んでる。読むの自体は久し振りなんだけど、小さい頃もう何度読んだか判らないくらい読んでるので、読んでる内にいろいろ思い出してきて楽しい。
楽しいんだけど、さ。
大きくなってからムーミン読むと、なんか恐いんだけど……なんでしょ、この無力感。スナフキンもそうだけど、じゃこうねずみさんの無気力っぷりとか。や、「むだじゃ、むだじゃ」は名言だと思うけどね!!
特に『楽しいムーミン一家』と『ムーミン谷の彗星』はなかなか……こう、じわじわくる。
ムーミンは核戦争後の世界で、スナフキンは旅に出てて難を逃れたから人間の姿をしてるんだ、という都市伝説を割と最近耳にしたんですが、なんかそんな伝説生まれるのが判るような気がしました。まあ、書かれた時代的にも、戦争ってものは影響してるでしょうねぇ……
ちなみに、ムーミンはカバじゃありません。暖炉の後ろに住んでる、電話帳くらいの大きさとトロールです、妖精さんです。ムーミンは個人名じゃありません、種族名です。フローレンスなんてのも、アニメ版で勝手に付いた名前です。スナフキンも人間じゃなくて、ムムリクです。でも、ニョロニョロの向こうでの名前は発音できません。ニョロニョロって訳つけた訳者は凄い、と思う。
ついでに、シリーズ中だと『ムーミンパパの思い出』が一番好きです。スナフキンも好きですが、それに輪をかけてパパ・スナフキンことヨサクルが好きなわけです。特に雲の中に蹲ってるトコが好き。今日電車のなかで読みながらうつらうつらしてたら、丁度嵐のシーンだった所為か、「海のオーケストラ号」に乗ってる気分になって、たまんなかった。多分今日は、そうやって旅に出てる夢が見られるだろう。

『龍馬伝』のキャストが発表になったり『薄桜鬼』のラジオが始まったり、いろいろして、世間の動きが「(また)幕末のターン!」って感じで愉快な気分の今日この頃。
ラジオは、でもあのコーナーは、京都の副長に怒られるのは嫌なのでちょっと恐いです。箱館バージョンでお願いします。
『龍馬伝』のキャストは佐藤健が岡田以蔵でしたね。
凄い可愛い以蔵さんになりそうで、ちょっと期待。以蔵さんは、可愛い人だと思います。なんだっけな、誰の小説だっけな、最期の最期まで、どんな目にあっても、ホントに「先生、先生」ってずーーーーっと言ってて、可愛いし切ないし、涙でそうになった。短編集のどれかに入ってる。どれかは忘れたし、誰の小説だったのかもちょっと思い出せない……司馬遼太郎か? あ、あと『幕末純情伝』の以蔵さんも、別のベクトルで可愛かったなあ。書生さん服が良く似合ってて。結構何があってもぴんぴんしてて、元気一杯なんだけど、龍馬さんに振り回されまくってるのが凄く可愛かった。
そーそ、今週末は『風を継ぐ者』観に行ってきます! 楽しみ~♪

拍手

痛みには鈍感な性質なので、多分、普通の人からしたら半端なく痛いレベルだと思う。
むし歯(推測)と、最近まだ少し大きくなった親知らずによる歯並びの変化(だから抜いてくれっていってるのに、むし歯になる気配もないし、これはこれで綺麗に生えてるから平気だって、三件くらいで言われてる。もう他の歯医者に行くのもめんどくさい)のダブルパンチで歯が痛い。痛いと言うよりは違和感ありまくりで気色悪いっす。

ええと。
今日は映画に備えて『風が強く吹いている』を読みました。
楽しみだなあ、映画。舞台はめんどくさくてスルーしちゃったけど、映画は割と気に入りの役者さんが出てくるし、すっごく楽しみだなあ。えへへ、えへ。
コレは箱根駅伝のお話なので、後半戦の舞台がわりかし近所って言うのも楽しみに拍車をかけているのではないかと。どう言う風なつくりになるのか知りませんが、ヘリから撮影した街の映像とかだとうっかり家が映るくらいのレベルでご近所さんなんで。そう言えば初めて読んだときは、同じ景色見たくて走りに行ったなあ、自転車で。足で走れるわけが無い。剣道やってた頃だったら、走れたかもしれないけど。人生で一番体力ある時期だったし、背は低かったけど何しろ痩せてたし。長距離走と砲丸投げは割合得意な方でした。と言うか、走るのが苦にならない、文句を言わない稀有な生徒だったというか……あの、でも、走るのは今でも結構好きですよ? 冬の朝とか走りますもん、2キロくらい。寒いから。ってゆーか、これ読んでると走りたくなるから今日も帰り走って帰ったし。

昨日は久し振りにオカダヤにいった。
そしたらデンマークの国旗の模様の鞄を持ってる兄さんがいたので、よっぽど「その鞄、何処で買ったんですか?」って、聞こうかと思った。ユニオンジャックは良く見かけるけど、スカンジナビアクロスは初めて見た気がする。どれも割と血腥かったり世知辛かったりする由来の国旗の中で「空から落ちてきた」と言うファンタジックな来歴を持つデンマークのスカンジナビアクロスは結構好きな国旗です。他の北欧諸国がみんなそれに習ってお揃いってのも可愛くていい。……デザイン的には、日の丸よりも旭日旗だと思います。いや、別に私は右にも左にも傾いてませんけどね。でも、国旗とか国歌っていうのは、そう言うの抜きにして大切にしていいし、誇っていいもんだと思う。
ええ、と。じゃなくて、そう。オカダヤで色々の材料を買い込んで見た。久し振りに縫い物気分だったので。しかもミシン使いたい気分だったので、自分のスカート二枚分。真っ黒くろすけ脱出プロジェクトを組んでみたんだけど、やっぱり一人で選ぶと地味目な生地になってしまってダメねえ……一応、一枚は目指した所ジルーシャ・アボット、もう一枚がロマ風なハズ。がんばろー。縫い物は、楽しい。

それから、序に紀伊国屋で江戸の物価事典買っちゃった。高かった……給料日、一週間後なのに……。つくづく、未だ自宅暮らしで助かったと思う瞬間です。
最近、本を買う上で一番我慢が利かなくなったのは「文庫・単行本などのサイズの違う同じ本」と「同じ本の装丁違い」だと思います。元々その気はあったけど、最近富にそう言うことが多い。単行本で持ってるんだから、別に買わなくてもいいはずなのに、文庫版も買ってしまう。挙句の果てに、装丁の違う物が出たからと言って買ってしまう。
なんとかしなくては、と思いつつ。
まあ、本だといいかな、と思っている自分がここにいます。

拍手

カレンダー
06 2025/07 08
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31
ブログ内検索
最新CM
[01/15 ラフェア]
[12/08 BlogPetのしゅーちゃん]
[12/01 BlogPetのしゅーちゃん]
[11/30 ジョージ]
[11/29 ジョージ]
最新TB
プロフィール
HN:
Ruin.duin.
性別:
非公開
自己紹介:

バーコード
Twitter
Copyright © dAy of Rd All Rights Reserved.
Powered by NinjaBlog  Material by ラッチェ Template by Kaie
忍者ブログ [PR]