君の瞳にアボルタージュ! (リアルに吹いた、とはこのコトか、と思った)
いや、しかし。アボルタージュ発言で笑える日がくるとは、誰が思ったことだろう。誰も思わねーよ、普通はねーよ。
先述のDVDを見ました。まさかの3枚組全公演収録だったので(高いワケだ……)取り敢えず、一日目だけ。なんというか、寝る前に我慢し切れず相馬さんのお歌だけ聴いて寝ようと思ったのですが、それがなんかもう既に面白すぎて結局全部見てしまった次第。
前回の公演(これのことはよく知らないのだが、例によってDVDが出ているらしいので、気が向いたら買ってみようかと思う)で歌詞をとちったらしい相馬さん。と言うよりも松風さんなんだけど、アレが相馬さんだと思い込むとそれだけで面白さ10倍くらいだったので、このまま相馬さんで行きます。今度は間違えないように、とスクリーンに歌詞表示、あげくサイコロに歌詞を書いたものを手作りして袂にしまってあると言う……なんか、この真面目が空回りしていると言うか方向性ずれてる辺りがすごーく相馬さんっぽいのは気のせいか。でも結局歌えてないしね。うん、相馬さんは歌舞音曲の類はあんまり得意じゃないと思う。
てゆーかなんかもうこの相馬さんノリノリ過ぎて「誰かー、利三郎さん呼んで! 大野さんか、島田さんか星隊長でもいい!!」みたいな気分なりました。春日隊長じゃないのは、あの方呼ぶとそのまま凌雲先生のところに担ぎこみそうだからです。……他の面子でもそうしそうなテンションでしたけれども。
お芝居のパートはすっごく真面目で、殺陣もあって、ちょっとだけだけど面白いところもあって、登場人物少ないし短い時間だったのですけれども大満足のボリューム。ここの相馬さんはちょっとヤなヤツ。でも若いなあ、って感じがしたし居合いの型(だと思う)も決まっててカッコ良かったし、すごく素敵。話は多分永倉さんとか一さんとかが、近藤さんをどうにかしてくれって容保さまに頼み込んだ後くらいで、山南さんとちょっと対立気味。なんで、一抹の寂しさ残しつつ終わっていて、そんなとこも素敵。つーか、局長マジカッコいい。前の前の前くらいのイベントでハイカラさんに出てきた酒呑童子みたいな行動してた人と同一人物とは、とてもとても。局長がカッコいいのが、やっぱり何より一番嬉しいです。
で、あとはたっぷり30分なトークコーナー。ここがもう笑いまくって、最終的には気持ち悪くなるくらい笑った。案外絡んでくる相馬さんのフリーダムっぷりに、昔ホスト部かなんかのラジオで「ファンならむしろ聞かないほうがいい」とかなんとか、松風さんが言われていたことをふと思い出す。このフリーダム二号機が(一号機は局長の中の人)。 でも、考えてみれば山南さんとお喋りする相馬さんとか、ありえない取り合わせ(明確ではないけれど、相馬さんが入隊したころには、山南さんは既に亡くなっているはず)なわけで……わー、パッケージの羽織に引き続き珍しいモノ見た。
あ、そうそう。ここはそれぞれの殺陣の覚え方、みたいな話になってそこだけは笑うのも忘れてもうメモ取り出しそうな勢いで真剣だった。僕だったら、そうねえ……あー、文章にして覚えるかな。ラジオ体操だって、書いて覚えたし。そして、先輩たちに劇中の殺陣をもう一度やらされる相馬さん。新撰組幹部(初期型)と相馬さんとでわいわい楽しそうにしてるなんて、やっぱりなんか珍しいもの見た気分。ライトが青に変わったとき、切腹しそうとか思ってごめんなさい。
そんで、歌のコーナーがあって、局長が合間合間に台詞をいっぱい仕込んでくれてて、それが凄く格好良くて。嗚呼、私はやっぱりこの人のことが好きだなあ、と。
で、エンディングトークでまた相馬さんがアボルタージュアボルタージュ連呼するものだから、それがなんだかとっても可笑しくて。でも、富山さんに「あぼるたあじゅってどういう意味?」って言われて(海賊って説明は間違っちゃいないだろうけど、どうなのよ、相馬さん)ふと我に返って悲しくなってきて、泣けばいいのか笑えばいいのか判らなくなってみたりとか。
つか、このゲームそんなにでっかくアボルタージュ取り上げられてるの? つーかやっぱり利三郎さん呼んで、お願いだから。
みたいな。
そんな愉快なDVDでした。
もう普通のイベントDVD一本全部堪能したような満腹感なのだけれど。幸せなことにまだ2日分あるのよねェ……
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