高校時代の友人と、カラオケに行った。久しぶりのカラオケで、なんだか皆して迷走した。特に自分。トートか、トートがいけないのか。あれ歌ったのがいけなかったのか……だって入ってたんだもの。楽しかったよ、最後のダンスとか歌うの。明日、二度目の城田トートを観に行くから、たっぷり自己嫌悪してこようと思う。ってゆーか、台風が怖い。
カラオケの後は、晩御飯も食べた。女子会プランとかなんとか言うので頼んで、何故かスパークリングワインが1本付いてきた。割合に美味しかった。そんで、なんだかよく判らないけど「言語学的に日本語一人楽しすぎるぜー」とかなんとか、そんな感じの話題で盛り上がってた。昔のヨーロッパ人の日記は皆フランス語でどうこうとか、漢文と候文であーだこーだとか。……普段とは別の意味でオタク過ぎたと思う。でも、こう言う話も久しぶりで楽しかったな。
次の日、つまり今日。喉が痛いのは風邪ではなくて、喋りすぎで歌いすぎだと思う。久しぶりのカラオケでミュージカルとバクホンの連発はキツいっす。
『テンペスト』
舞台化情報を機に、興味を持ってみて。まあ、文庫化するだろうと思っていたらホントにしたので、とりあえず読んでみた。朝薫兄さんが可愛い……と言うか、朝薫兄さんって呼び方が可愛いです。神童って言われているけど、感覚的には一番庶民的と言うか、凄く普通の子なんだなあ、って思う。物語の設定に苦手な雰囲気漂ってたけど、意外に平気でした。そうね、あそこまで覚悟決められるとね……基本的に「で、あらねばならない」と言うのが好きなので、女の子が頑張って男社会をどうこう、って話は苦手なのです。ただ、この子の場合は名前から髪から出自から、全部捨て去った上で行きますから。「官吏になるのは、男であらねばならない」と言うのに添っているのですよ。しかも宦官と出自を偽っているので、女性的な部分を持っていても、当時の文化からしておかしくない。いい落し所だな、と思いました。……ただ、舞台化については主人公の出だしの年齢が13歳なんで、そこのところどうするおつもりなんだろう、と。まだ一巻しか読んでないんで(と言うか、発売されてない) 余計なお世話やもしれないのですが、多分あの薩摩の人との出会いのシーンとか、その他諸々。出していかないと、意味がないような。さりとて、あの人に13歳は厳しいような。でも、ちょっと他のキャストが面白いっつーか、一度舞台で観てみたかった人がいるので、頑張ってみようかと思います。
あ、あとシユウ兄さんは割りと好きかも知れない。「王宮では「兄さん」と呼んで下さい」だったかな。なんかそんなこと言うんですけど。兄さん、呼んでいいのか。呼ぶぞ! と、思った。この人は、でも一度は「で、あらねばならない」から逸脱しているんですけどね。でも、正しく自分の力で、もう一度その立場まで戻って来ていると言うか、戻りつつあるので。そう言う無謀は、好きです。……単にあんたシスコンのお兄さんキャラが好きなだけだろ、と言われたら否定できないですが。妹が宦官として宮廷に入り、兄が踊り子として(こちらは、元々少年を女装させて踊り子とする、と言う制度があってのことですが) 宮廷に入るって言うのは、なかなか倒錯的で面白いな、と思いました。ねばならない、ってのが好きだからこそ、倒錯的なものも好きなのかもしれません。
とりあえず、続きは読もう。明日でしたか、二巻の発売は。劇場行く前に、買いに行きますかね。
「らっき。」に函館旅行記上げてみました。写真もなんもねーですが(でも、ちょっと追加しようかな、とは思ってる) よろしければよろしくです。
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