ような気がする。
まあ、休みが充実しているのはいいことだ。
『武士の家計簿』
土曜日に映画を観てきた。いろいろと資料を集めて、辻褄を合わせ、一人で脳内妄想しているのを他人に映像化してもらうとこんなに楽なのかとげっふんがっふん。
話の内容は、ただのホームドラマだと思う。頑張ったところで心穏やか過ぎて波風も立たない『百年の孤独』。場所が加賀藩だしね。主人公があんまり動乱に興味なさげだし……幾ら幕末でも、興味のない、と言ったらあれだけれども。それを特別視しない人々にとっては、あんなもんだったんだろうなあ、と。歴史的な説明はかなりおいてけぼりなので、年表程度には復習しておくと幸せになれるかもしれない。大村益次郎とか、意味ありげに出てきた割にはほんの数シーンで、しかも理由も判らず斬られて死んだって言う情報が出てきただけだったし。でも、当時の通信状況とか考えるとそんなもんかも。かく言う自分も彼に関しては「確か上野戦争の時の……ごめん、何した人だっけ」くらいにしか判りません。やっぱり、そんなもんかもしれない。何が選ばれて伝えられるのか、そして残されて語り継がれていくのか。大事なのは、結局そう言うことなのかも。この主人公だって、まさか自分が物語になると思って家計簿付け始めたわけじゃああるまいに。
そんで、若い頃から年取ってまで。礼服から背広的な裃、作業着のような略装から寝巻きまで。いろんな和装の堺さんが見られて、によによした。あの人の月代も好きだな。でも、所謂「武士」な感じの真面目そうな広いのしか見たことないから。ちょっとこう、しゅっとした細い感じのやんちゃっぽい月代と髷とかも観てみたい。
で、まあ堺さんで算盤どうこう言われた時点で、ピスメの山南さんとか、大河での河合さんが入隊してきたときの「採用!」とかいろいろいらんこと思い出したんですけど。まあ、その辺も含めて面白かったです。
あと、これパンフレット買うべき。可愛いし、面白いから。
『薄桜鬼 碧血録』
最終話だったんだねえ……島田さんから大鳥さんへ視線が移った時のカメラワークの斜めっぷりが凄まじくて「ちっさ、大鳥さん、ちっさ」と笑い転げていたら、いろいろと大事なシーンが流れていった気がする。大鳥さんと島田さんのコンビって新鮮だけど、なんかこう、和むというかなんというか。どことなく長閑で、それでいて頼り甲斐がありそうで、安心して見ていられるね。いいね、素晴らしいよ。あのでっかいのちっさいのコンビ。
でも、今回については弁天台場関連で激しく突っ込みいれまくりたくなるので、割愛することにする。陸軍を統括する人間が、本部を離れてどうするよ。夜襲だけにしときなさい、夜襲だけに。それだってどうかと思うのに。……なら先週のアボルタージュだってどうなのよ、って話になりそうですが。あれは海戦があることと、それが(蝦夷共和国側から見れば) 失敗に終わったことが重要なので、そこで誰が亡くなったとかは、実はそんなに問題ではない。けれども、弁天台場についてはその後の降伏やらなんちゃら、全部ひっくるめて関わってくるので、嘘吐くのは問題あるだろう、と。だから詰めが甘いんだよなあ、このシリーズ、と思う。残念だ、非常に残念でならない。そう言う辻褄あわせが、一番調べてて楽しいところなのに。いや、楽しいかどうかは人によるだろうけれど。
まあ、取り敢えず。
黒田さんが出てきたことに吃驚した。
黒田さんがちーさんの知り合いだったことにもっと吃驚した。
しかも、黒田さんになんか諦められてる。
それって相当なことだと思うぞ、ちーさん。
あと、海戦勃発のシーンで後ろで沈んでたのは朝陽で、沈めたのは蟠龍丸だと勝手に思っとく。以上。(ぇ)
んなことよりラジオのミニドラマの近藤さんが、ある意味僕のことをいじめるんだけど。どうしてくれよう、あのお父さん。でもって、それに応対するへーちゃんがちょっと甘えてる感じで可愛いたまらん。
で、日曜日はドルパ。なんかはじまるぞはじまるぞ、って気分になる前に始まって終わった。やっぱり3ホールぶち抜きだと広いね。通路とか広くて歩き易くていい。
特に限定とか欲しくなかったので、ディーラーさんでうろうろお買い物。歳さんにトレンチコート買って(これは受注だけれども)、スーツ買って、靴買って、草履買って、煙管と煙草盆のセット買って、総司さんがあんまり寒そうだからもこもこの帽子とマフラーのセット買って、レニエさんにほぼ総レースのワンピースっぽいの買った。ワンピースについては、ちょっと下着的なものとかが要りそうなので着せるのは暫く先になりそう。と言うか、着せたらやっぱり顔が怖い……ああ言うのは趣味でないですか、そうですか。
見事に歳さん絡みばっかりなのは、まあ仕方ない。最近マイブームだから。スーツは会場で選んだ時は堅気じゃないとかなんとか思ったけど、帰ってきてから着せてみたら思いの外似合うと言うか、普通だった。一応地は黒系だけど、赤みがかった茶色のストライプスーツに、シャツはピンクがかった紫色。ネクタイは黒地に桜の花。これで普通に見えるのだからどうかしていると言うか、微妙に腹が立つ。(なんでだよ) ちょっとダブつくのと全体的に丈が長いこと以外(それも多分、16とサイズ兼用だからだと思われる) は結構いい作りだったので、今度機会と縁があったら、同じところで寅さんにもスーツ買おうかな。黒いヤツ。思いっきり真面目そうなの。はっきり言ってしまえば、リクルートスーツ的な。
ちなみに、連れて行ったのは、総司さんとレニエさんの二人。買い物後は何時もの友人たちと合流して、写真撮ったり喋ったり。結局、壁際辺りで屯していたのだけれども、下手にステージ前に行くよりは遊べるような気がする。難民っぽいけど。っぽいっつーか、そのものだけど。でも、ステージ前の椅子とか有料スペースとかある所と、ディーラーさんのブースとの間の通路っぽいところがかなり広く開いていて、むしろあそこにもうちょっと机を……とか、そこにレジャーシート敷かせてくれよ、とか思わなくも無かった。まあ、そんなもんだと思う。
あ、あと多分有料テーブルのところで、隊旗出して新撰組祭りになってるところがあった。どう言う集まりなのかと、あの髷をどうやって作ったのかが非常に気になった。月代のないタイプの髷なら、ウィッグでも特に違和感なく作れることを学んだ。
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