……それが、何か。
今夜は母が母の用事で出かけていたもので、早い夕食の後妹と胡乱な空間を作り上げて遊んでいました。妹が友人から借りてきたアリプロのCDをかけつつ、紅茶を飲みつつ、僕は『絶叫城殺人事件』を読み耽り、妹はネットのどことも知れない場所を漂う。
……くらい、くらいよ、我が家……。(苦笑)
そんな感じで順調に作家アリスシリーズを読み進めています。国名シリーズが続いたときにちょっとめげそうになったのですが、今回の『絶叫城殺人事件』で大分モチベーション回復した感じです。人当たりのよさにほだされたくなりますが、ト書きというか地の文というか、兎角内心で案外酷い事を言っていたり、さり気なく鬱を振りまいている、そんなアリスさんが結構好きです。火村先生も好きっちゃ好きなんですが、ああ言う人の魅力って多分その影の部分に光を当てるときに一番強くなる(とか言う言い方をすると、またアリスが酷い事言いそうですが、まあそれはそれ)と思うので、そうなるとシリーズが終わってしまいそうで嫌。錬摩くんが独りでいることにものすごく不安を抱きながら、5巻が発売されるのを嫌がっていた時期に似ているかしら?
いや、しかし。アリプロと作家アリスシリーズは思ったより相性がよかったらしく、心地好く浸ることが出来ました。まあ「わたしがアリスだったとき~♪」と歌われたときは流石にどうしようかと思いましたが。(苦笑) こうまでもミステリー臭が強くなければ、有栖川有栖は存外少女向きの作家なのかも知れません。(別の意味では現時点でも既に十分に少女向きですが) お人形さんの描写のくどさはその手のでない男性作家としては異例かと。いえ、かなり気に入りましたが。特に「白い肌、白い肌、真っ白い肌」が。この巻のアリスさんはなんだか全体的に鬱屈しているというか……結構長期にわたって書かれたものを集めた短編集らしいので、そんなことはないと思うんですが始終「なんかあったんですか?」と尋ねたくなるような、そんな感じがしました。あくまで深刻なつもりでなくそう尋ねたら、意外とディープな話がでてきてさあどうしよう、って気分になりそうな。……判り辛いですね。
余談ですが、今日淹れた紅茶は5本の指に入れられるべき美味しさでした。(自画自賛) とろりとした甘味があって、ミルクとよく馴染んで……性癖なのか、いっつもきっつい紅茶の風味を残した淹れ方しかできないものでちょっと感動。
ところで作家アリスのお話に戻るのですが、地元の図書館でどうやら『スイス時計の謎』が行方不明らしいのです。誰かが貸し出した記録もないのに、何故か本棚には入っておらず、書庫にあるわけでもなし。閉館ぎりぎりまでそこにいたので、誰かが読んでいたとかそういうわけでもなしで……なんだかなぁ、と顔見知りの図書館員のおばさんと一頻り首を捻る。出てきたら連絡を頂く事になっていますが……やれやれ。取り敢えずあと一冊しか借りてないので、それが読み終わっても何ごとも無かったら別の館からお取り寄せ、ってヤツですな。ちなみに作家アリスシリーズに関しては、薬屋探偵シリーズのように文庫版で集めていく所存。
手始めに『46番目の密室』から探し始めようか。でもその前に新刊発売が迫っている図書館戦争シリーズをお浚いしておきたいし、アレを読むとなると体力使うし、学校の課題も読まなきゃいけない、やらなきゃいけない、人生の課題もそろそろ蹴りがつかないまでもスタートラインに足をかけるくらいしておきたい。……ううう、考えると僕も鬱屈した酷い事を言いたくなりそうです。
今夜は母が母の用事で出かけていたもので、早い夕食の後妹と胡乱な空間を作り上げて遊んでいました。妹が友人から借りてきたアリプロのCDをかけつつ、紅茶を飲みつつ、僕は『絶叫城殺人事件』を読み耽り、妹はネットのどことも知れない場所を漂う。
……くらい、くらいよ、我が家……。(苦笑)
そんな感じで順調に作家アリスシリーズを読み進めています。国名シリーズが続いたときにちょっとめげそうになったのですが、今回の『絶叫城殺人事件』で大分モチベーション回復した感じです。人当たりのよさにほだされたくなりますが、ト書きというか地の文というか、兎角内心で案外酷い事を言っていたり、さり気なく鬱を振りまいている、そんなアリスさんが結構好きです。火村先生も好きっちゃ好きなんですが、ああ言う人の魅力って多分その影の部分に光を当てるときに一番強くなる(とか言う言い方をすると、またアリスが酷い事言いそうですが、まあそれはそれ)と思うので、そうなるとシリーズが終わってしまいそうで嫌。錬摩くんが独りでいることにものすごく不安を抱きながら、5巻が発売されるのを嫌がっていた時期に似ているかしら?
いや、しかし。アリプロと作家アリスシリーズは思ったより相性がよかったらしく、心地好く浸ることが出来ました。まあ「わたしがアリスだったとき~♪」と歌われたときは流石にどうしようかと思いましたが。(苦笑) こうまでもミステリー臭が強くなければ、有栖川有栖は存外少女向きの作家なのかも知れません。(別の意味では現時点でも既に十分に少女向きですが) お人形さんの描写のくどさはその手のでない男性作家としては異例かと。いえ、かなり気に入りましたが。特に「白い肌、白い肌、真っ白い肌」が。この巻のアリスさんはなんだか全体的に鬱屈しているというか……結構長期にわたって書かれたものを集めた短編集らしいので、そんなことはないと思うんですが始終「なんかあったんですか?」と尋ねたくなるような、そんな感じがしました。あくまで深刻なつもりでなくそう尋ねたら、意外とディープな話がでてきてさあどうしよう、って気分になりそうな。……判り辛いですね。
余談ですが、今日淹れた紅茶は5本の指に入れられるべき美味しさでした。(自画自賛) とろりとした甘味があって、ミルクとよく馴染んで……性癖なのか、いっつもきっつい紅茶の風味を残した淹れ方しかできないものでちょっと感動。
ところで作家アリスのお話に戻るのですが、地元の図書館でどうやら『スイス時計の謎』が行方不明らしいのです。誰かが貸し出した記録もないのに、何故か本棚には入っておらず、書庫にあるわけでもなし。閉館ぎりぎりまでそこにいたので、誰かが読んでいたとかそういうわけでもなしで……なんだかなぁ、と顔見知りの図書館員のおばさんと一頻り首を捻る。出てきたら連絡を頂く事になっていますが……やれやれ。取り敢えずあと一冊しか借りてないので、それが読み終わっても何ごとも無かったら別の館からお取り寄せ、ってヤツですな。ちなみに作家アリスシリーズに関しては、薬屋探偵シリーズのように文庫版で集めていく所存。
手始めに『46番目の密室』から探し始めようか。でもその前に新刊発売が迫っている図書館戦争シリーズをお浚いしておきたいし、アレを読むとなると体力使うし、学校の課題も読まなきゃいけない、やらなきゃいけない、人生の課題もそろそろ蹴りがつかないまでもスタートラインに足をかけるくらいしておきたい。……ううう、考えると僕も鬱屈した酷い事を言いたくなりそうです。
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