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概ね日付が変わる頃書いているので昨日と今日の境目がおかしい。幕末と人形と文学的な何かを愛している。
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30-DELUXさんの『シェイクス』を観てきました。
……テンション低いって? 劇は面白かったんだよ。ただ、出発直前に予期しない人物と出会ってしまってちょっとしょげたんだよ。別に会いたくない人じゃないよ、むしろ逆だからどうしようもないほど性質が悪いんだ。
あうー、せんちめんたるじゃーにー。

池袋にある東京芸術劇場に行くのは初めてで……地図を見る限りなんだか場所が込入ってそうだな、と思ったので丁度の時間より一本早めの電車で出発しました。……そしたら、なんか拍子抜けするほどあっさりついて、時間が大量に余りました。さぁて、どうしようかなぁ……と思っていたら丁度劇場と駅の間にある公園で古本市をやっていたのでぶらぶら観て周っていました。気がついたら開場時刻を当に過ぎておりました。(撃沈) まあ、時間的余裕はそれでもまだまだあったので良かったのですけれども……。
古本市では特に何も買ってはいないのですが、パンフレットを山ほど頂いてちょっと恐縮してしまうわ、うふふ……。

そんなこんなで、ロビーに入ったらなんか着ぐるみがおりまして……マスコットキャラクターらしいです。ついでに馬らしいです。……ごめんなさい、すいません、最初観たとき山羊かと思いました。(何故)
……何故、何故なんでしょうね……僕にもちょっとよく判りません、ごめんなさい……。
パンフレットはばっちり購入。映画にしろ劇にしろ、パンフは大事です。必ず買います。台本はその限りではありません。(ってゆーか買ったことない、これ以上近所迷惑な人間になりたくないから)

と、言う訳で続きはうぇぶで……ここもうぇぶだね……続きは縮め。

作家アリスに関する余談
英国庭園の謎、を読み終えました。ジャバウォックがかなり好みだ。読んでて凄い楽しかった。
……別に相合傘の相手が火村先生だなんて想像してないけど……そりゃ、そうだったらいいかなぁ……とはちょっと思ったけど。でも、多分だけどこの二人にそう言う関係性は求めてないなぁ……相合傘するくらいなら、二人でダッシュしてズブ濡れになって婆ちゃんに叱られればいいと思う。

小さくしたら戻す術が判らなくなった……えーと。

そんなわけで、『シェイクス』
シェイクスピアのパロディがたっぷり入ってて、そう言うのが大好きな僕にとってはとても楽しいお話でした。ただ、多少でも齧ってないと「?」ってなる可能性は否定できない。まあ、パロディなんて皆そんなもんだ。コト「尼寺へいけ」なんかはもう僕周りの人の邪魔になるんじゃないかって勢いで噴いてしまったんですが、隣からややきょとん、とした雰囲気も感じました。いや、だって男性に向かって尼寺へいけ、はないでしょうハムレットさん。(笑)
あと、やっぱり殺陣……というかアクションかな、まあ殺陣でいいか。ホントに剣殺陣いっぱいって感じで、もうそれ観てるだけでかなり間抜け面晒していた自信があります。(なくていい、なくて) 照明が結構強めだったのかなんなのか、ロック調の歌に合わせて切り結ぶ、その光景の輝かしいこと、うつくしいことといったら、もう……!! 特に「アゲハ蝶」に乗せたところは曲(と言うか歌詞)が好きなことも相俟ってとてもとても楽しかった。
それに、劇中劇を作り上げていく、ってな内容なんでちょっと殺陣講座みたいなのも見られて、それは思わぬサプライズ。いやいやいや……しかし汗だくだったな、あの人たち。

んで、主演の佐野氏はさすがじゃにーずとでも言うべきか、中世王子様ルックもばっちり決まってて、顔もちょこん、と小さくてなんというか、なんかこう、きらきらしてた。うん、なんかよくわかんないけどきらきらしてんだよ!
修ちゃんのハムレットは格好よかったなぁ……良い感じにぼんぼんくさくて、この人で全編観られたら楽しそうだな。このなんというか思い込んだら一直線的な狂気がね、観たかった、この人で。んで、まあハムレットを演じている人(小手川、だったかな……)の方はなんか常にむくれて不貞腐れてる若者って感じで可愛かった。ポテチぽりぽり齧りながら、ぽろぽろこぼしてるところとか。でも、この人はこの人でなんか物語がありそうだったんだけど……惜しいな。
そして意外だったのが直也さんのロミオ。何が意外だったかって、この人意外と中世王子様ルックが似合う! 背がすらぁっ、と高くて細長い所為なのかなんなのか、なんだか良く判らないけど似合う。長めの前髪が顔に殆ど全部かかっちゃってて、表情が見えなくなった瞬間とか凄く綺麗で、なんだか萩尾望都の描く少年みたいな、そんな雰囲気を感じた。それが凄く意外というか、なんか、まあ……綺麗で。
でも、まあ口を開くと幸薄というかへたれというか……あ、でもラストはあれ凄く幸福ってことなのかなぁ……だといいなぁ……。

そんな感じで、印象に残った事をぽつりぽつり、と……ああなんかあと、そうそう。役者皆で大熱演みたいなシーンがあるんですけれども、うっかり感動しそうなセリフ回しなのに、なんかやってることはバカバカしいというか矛盾しい、みたいなところがあってそこが凄く楽しかったのだけれど、ここは舞台上と一緒になって感動しとくべきなのか、それとも遠慮なく笑えばいい所なのかちょっとわかんなかった、まあ楽しかったからよいのだけれど。
またなんかあったらぼそぼそ言うかもね……気力の限界なので沈みます、ぐうとないと。

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