なんか、今日の東京は大変な熱気でした。
暑いって言うか、なんかもう一歩間違ったサウナ? みたいな。
(冷房の効いた)学校から出た瞬間
「何、壁があるよ……?」
と、思いました。ここから先は閉鎖空間ですから、とか何だ結界か、もったいぶるのはお前の悪い癖だ晴明、とかなんとか。(もう自分でもわけがわからないのは湿気のせいだ)
本日のお買い物、本二冊。
面白いので、どちらもあっという間に読破。
『青年のための読書クラブ』桜庭一樹
ぼくも入りたいのだよ、読書クラブ!!!
いや、まあ高校時代の部活はあんな感じだったけどね。紅茶は飲んでないけど。
創立者の話のところだけ、ちこっと読みにくい感じがしたのだけれど(多分、他のトコは全部少女世界な学園のなかだけの話なのに、其処だけ突発的に異国で異世界だからそんな風に思うんだろう)楽しかったなぁ……。やっぱり変り者は周りから変り者扱いされてこそ変り者だよね! とか。
サムワン素敵! とか。
あー、でもあの2019年ってのが、「今現在」って感じがしたな。2009年は、今より少し昔な感じ。V系創生期って感じ、かな。
うん、でもこの人の少女が大好きなぼくは満足だ。
逆に、この少女特有の仮性でも真性でもどっちでもいいんでけど、エス的趣向が理解できなければ読むのはきっついと思うよ。女子校通ってた人は懐かしい気分に浸れるかも。(ぼくはそうだった)
『陰陽師 夜光杯ノ巻』夢枕獏
ついにソフトカバーで買っちまったぜ、陰陽師……。
普段なら文庫版まで待つのですが、前回の長編もまだ出てないし、我慢できなかったと言うか、特に深い意味はないんですが、なんとなくここで買わねばもう一生読めぬような心持ちがしてなぁ……と。まあ、そんな感じで。前回の長編も買ってしまおうかな……。でも、そこまで冒険するのには少し不安がある。陰陽師って殆ど短編だし、映画はまあアレはアレだったし。面白かったけど、アレはアレなんだよ、うん。
心成しか、今回晴明さまの対博雅敬語率(なんだそれは……)が高かったような、気がします。ぽろっと人前で呼び捨てにしそうになって、言い直すところとかかーわいーなーvv、と呪われそうなことを思いました。いや、この人もやはり人の子なのだなぁ、と。
陰陽師のシリーズは、基本的に晴明さまと博雅が濡れ縁で酒を飲んであーでもないこーでもないと語ったり、そういうシーンが好きだなぁ、と思います。なんか、平和でいいじゃないですか、そういうの。
今回の新刊では、なんかあの一番最後の話が微笑ましくって良かったなぁ、と。大きな恋のメロディってヤツですね!! (なんか違う)
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