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概ね日付が変わる頃書いているので昨日と今日の境目がおかしい。幕末と人形と文学的な何かを愛している。
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あちこち出かけたり、読んだり見たりして、インプットはしてるんですけれども。
なかなかそれを放出する時間をうまく取れなくって、爆発しそうです。
取り敢えず、初どるぱは楽しかったです。いろんなディーラーさんの作品は観てるだけでお勉強になりましたし、着物屋さんの方……なんでも、本職だとか……にはいろいろと教わってしまいましたし。何時に無く社交的だったような気がします。レニエさんには念願の中華服、ちゃんと豪華でピンクのヤツ、と着物に袴、それから新しくくる予定の子に書生さんの格好を……そう、もう一人来るのです、実は。
ドルパには、学生時代のお友達と三人で遠征したのですが、まあそんなにお金もありませんし、夜行バスで行ったのですね。んで、土曜の夜に出たのですが、その土曜日の朝……というか、昼間にフルチョをお願いしにいって。三人纏めて、ですよ。なんか凄いですよね。ええ、笑われるかなぁと思って言った「限定の……沖田総司をもう少し健康的にした感じで……」というメイクオーダーはやはり笑われました。ううう、他にいい表現が見つからなかったんだよぉ……そんで、フルチョした後に、大江戸温泉物語に遊びに行って、ついでにお風呂を頂いて、お台場観覧車を観て一頻りはしゃぎ、久々に長湯したりして。バス乗って大阪です。久々の八月の大阪は暑かったです。京都はもっと暑いんだろうなぁ……

それから、一週間は大人しく……しているわけもなく。
取り敢えず、『別冊図書館戦争Ⅱ』は読みました。
コレで終わり、なのかなぁ……小牧さんとまりえちゃんのお話がもっと読みたかった。なんかこう、小牧さんがわざと語らせないようにしている感じがしてならない。(苦笑) 郁ちゃんと堂上教官にはごちそうさま、っていいたい。
光がね、あの女をただ「きもちわるい」って評してくれたのには、ちょっと救われた気がする。
だって、僕にはわかんねーもん、ああいう恋愛感情。わかんないし、凄くきもちわるいものなのですよ、僕にとっては。結末に幸せが目に見えてて(結婚とか、付き合い始めるとかそういう幸せな結末じゃないですよ。どっちもしていいですけれども、なんつかこう「お姫様と王子様はいつまでもなかよく幸せに暮しましたとさ、めでたしめでたし」みたいな幸せな結末です。丁度郁ちゃんと堂上教官が見せてくれたみたいな結末です)、美味しいものなら凄くうつくしく思えるし、物語のなかにでてきて中心を占めていてもいいんですけれども。ああいうオンナはわかんねー、いや、オトコでもわかんない。気持ち悪い、気色悪い。他に表現のしようがないものか、いろいろ考えたりしてたときもあったんですけど。光がきもちわるい、って言って、「ああ、なんかそれだけでいいんだなぁ」って思って。
難しいですね、恋愛モノって。
あと、なんかちょっと慧さんが好きになれそうな気がする……見えないところで、だけれどすごく頑張ってる人だよね、この人。僕には、できないなぁ……大人というか、社会人の喧嘩をしている、って感じでしょうか。
DVDも届いたのです、アニメの。まだDVDは観てないんですけど、結構じっくり楽しめそう。ふふふ。

あと桜庭一樹の……あれなんて言えばいいんだろう。ムック? を買って。質問者が面白いと、百の質問も新鮮だなぁって思ったりですとか。書き下ろし小説の語り部が可愛すぎて仕方なかったりですとか。まあ、これはまだざらっと読んだだけです。
えーと、それからよしながふみという人の漫画を初めて読みました。いえ、なんか突然漫画が読みたくなって。でも、完結したりするの待つのやだしって思って。『執事の分際』っていうのと『ジェラ-ルとジャック』っていうの読みました。見事にBLでした。(……) でも、そんなことより「7月13日は……やばい、おい結婚なんざどうでもいいから、そろそろ国外逃亡の準備させろ」と思った自分は相当終わってます。時代背景が良く知っているので、結構楽しく読めました。サン・ジュストは好きですが……ロベスピエール云々の下りはちょっとどうか、と……でもサン・ジュストってあだ名が革命の大天使ですからねぇ……さもありなん、いい題材だとは思います。……主人公より、そういうところに目が行くって言う……なんだかなぁ。

それから、キャラメルボックスの『嵐になるまで待って』というお芝居を見てきました。行きも帰りもサンシャインから池袋駅までダッシュで暑くて死ぬかと……いえいえ、とても面白かったです。これも、なんというか「舞台でしかできないタイプ」の物語だと思ったのですが、どうやら元々は小説なようで。どんな感じになるのか、是非読んでみたいと思います。
……しかし、思ったより手話ってわかんなかったなぁ……言葉なんだから、もっとなんとかなりそうなものだと思っていたのだけれど、現実は甘くないです、ふふふ。
そうそう、平日夜限定とかで、出演者のトークCD配ってて、折角なので頂いてきました。帰ってから聞きました。tutiさんの声は、思ったより透き通っています。むしろ、司会進行役の人の声っぽいイメージがあったのですが、実はそうでもなかったです。でも、彼が出るお芝居に外れがないっていうのは、今のところ僕の中での不文律。それに、この人がお芝居してるとこみてるの、好きだなぁ……今回のは、ラストシーンでユーリの方をじいっと観ていた視線がとても優しげで、印象的でした。

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もう八月なのか、そうなのか。
道理で暑いわけだ、うん。
あちこち行ったり来たり、本読んだりばっかりしてて、イマイチ自分が何時何処にいるのか良く判らなくなりつつある。危ないなぁ……仕事はちゃんとしてます、多分ね。
そいでもって、性懲りもせずまた今週末もお出かけです。
初どるぱです。
その癖遠征です。
どうなる自分。
……まあ、でもいつもみたく一人ぼっちじゃないんで、そこは心強い限り。
本は今、巷説百物語を読んでます。取り敢えず続まで読んだ。又市さんが可愛いやら格好いいやら切ないやらで、どうしてくれようこの小股潜りめが、と。家の鍵を忘れて、妹にドアを開けてもらったとき、扇子についてた鈴をりんりん鳴らしておんぎょうしたてまつる、って言ったら蹴り飛ばされそうになりました。
おぎんさんと又市さんの兄妹なんだか姉弟なんだかよく判らないけれどきょうだいっぽいやりとりも楽しくて好き。
んでも、やっと仔細知ってる妖怪の類が出てきたなぁ……と思ったら「船幽霊」でした、撃沈。

本、と言えば。
先日電車のなかで、サラリーマン風な兄ちゃんに足を踏まれまして。
まあ、混んでたし仕方ない事とは言え「んだよ」と思ってしまったのですが。
その兄ちゃんが「おもさ、や、すんませんっ」と言ったときにですね、大事そうに抱えられた『壬生義士伝』の表紙が見えまして。
もう、心中大爆笑でした。
いやあ、アレはうつるよねぇ。
言いたくなるよねえ。
どうせならそのまま最後まで言っちまってもよかったのにねェ。
なんて、思ったり、思わなかったり。
本読む隙間さえあれば、別に周りがどうとも構わないんですよ、って話です。(そうか?)
最近、電車の中でハードカバー読んでる人多いなぁ、と思ったら誰もコレも皆ハリーポッターばかりなり、でちょっと寂しい。

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お財布が蝦夷共和国。(なんだそりゃ)

暑いですからね、寒い時代のことを考えようと思いまして。
恭順表明後(降伏後? でもいいの? ちょっとこの時代の降伏とか恭順とかの用法の差がうまく掴めない)弁天台場で謹慎食らってた人たちは、あんまり寒いので取り敢えず身を寄せ合って暖を取ったのだとか。思うに一人牢の方に連れてかれただろう相馬さんはそりゃ寂しかったし、心配だっただろうなぁ……とか。
島田さんはきっとぬくいだろうなぁ、とか。
あれ、でもそもそも島田さんってこっち組だったけとか。
色々考えてて。
利三郎さんも熱血漢っぽいし、若いし、きっと温たいよねぇ……と考えて。
いや、待てよ。利三郎さんこの時もういないじゃん! と我に返って。
仕事中に半泣き。
(仕事しなさい)
結局、あんまり涼しくならなかったっていう……

有栖川有栖の新刊読みました。朝、本屋に立ち寄ったら並んでいたのでふらっと購入。その日発売だったハリポタには目もくれず……ああ、そう言えば今日でしたわね、みたいなのりで。ほとぼりが冷めた頃に全巻纏めて読もうかと思っちょります。
ではなくて。
火村先生……っ!?
……先生って、こんな人でしたっけ、アリスさん……こんな、覗き込むのが怖いような人でしたっけ……これまでの物語ではなんであれ、なんとなくアリスさんなり誰かしらなりが一緒にいてるような空気があったのですが、何故でしょう。今回のこの猿の手絡みの一連の事件では完璧に「ひとり」ってイメージしか浮かばなくてですね。ちょっと寂しくて、怖いなぁ、と。特に揺り篭の方でですね、一日迷ったって言う辺りがですね……雑誌で読んだときも薄ら「なんか変だなぁ」とは思ったのですが全編通して読むと「ええええ」って感じで。
ただ、まあアリスさんの猿の手講義辺りなんかは、やはり面白おかしく読ませていただいたのですが。『猿の手』は読んだ事があるような、ないような……伝説としての猿の手の話は勿論知っております。それにしたって火村先生、それは穿ちすぎ、面白いけど……って思ったってことは読んでいたってことなんでしょう。ちょっとしたなごみどころでした。
あと、鮫やんと森下くんの漫才にも癒されました。きょとんとする火村先生とか、アリスさんの語尾が時々「かしら」なのとか好きです。
……もしかしたら、火村先生の犯罪に対する執着とか、そういうの方面に話がシフトして行きそうなのかなぁ……なんてちょっと思ったりしてます。それはそれで興味深い。でも、そっちに話が行くとシリーズが終わりそうで……だから怖いのか? (それは流石に)
『猿の手』は読んだ事があるみたいですがもう一度読み返してみたいし、みたいとか言っちゃうくらいあやふやな記憶なんで、まあ読み返してみようと思ってます。折角なので、引用されてたモノを、と思ったのでただ今本屋さんに問い合わせ&お取り寄せをお願い中。そこそこ新しくて、まだそんなに通い詰めてはいないところだったはずのですがこの本の注文をお願いしたときついに「ご連絡先は前回と一緒でよろしいですか」と言われてしまった。あまつさえ「いつも有難う御座います」と……そんなに通ってたかしらん。

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久し振りに参謀モード中。
いや、遊びに行く企画を立てているってだけの話。
てなわけで初どるぱ、予定。
チケットの手配とか、大雑把な計画立てたりとか……高校の頃はよくしてたけれどもね。最近は専ら一人旅だったから、久し振りだなぁ……本読んでるのと、調べ物してるのとの次くらいに幸せな時間であります。
あと、お人形さんも一人お迎え計画のために、『北走新選組』から相馬さんをがしがし書き写す、否、描き写す。こう、微妙な微笑の顔が欲しいのだけれど、どれも尽く小さかったり見切れてたり……利三郎さんと初めてお話してるところの見返り相馬さんはべらぼうに格好いい。
あと、殆どラストでマツさんに向けてほにゃあって笑う顔、あれがすっごい好き。
ゆっくり絵を観ながら読み返しているのに近かったのだけれども、この時の相馬さんって唯一マツさんに「自分の願い」をゆったのですよね……それであの笑顔……
反則だ、反則だよ、ずるいよ相馬さん……っ!!!
そんなんされたら、そりゃもう笑って出て行くしかないじゃないですかぁ。
そして、今更ながらに京都時代の二人には髷があることに気付く。
……絵も、ちゃんと観ようね、自分……
ちょっと妖怪怪談の類に浮気しかけていたのだけれど、会津に行ったら再び幕末に舞い戻ってきた模様、まあそんなもんか。

『春琴抄』読んだ。
萌える日本文学とか、なんかそんな本があった気がするけれど、そんな案内などなくとももうコレは普通に読むだけで萌えだと思ふ……そういうシーンは一個もない(子ども云々とか出てくるから、におわせる部分はあるのだけれども)のになんかえっろいしね。いや、艶か。春琴のツンデレっぷりは凄まじいものがあると思うのですが、個人的にはびーびー泣いちゃう佐助のヘタレっぷりに一票。そんなに長くないしね、ちょっと癖のあるデザイン(文面とか文章ってよりもデザインだよ、最早)だけどそんなに難しい訳でもないので是非オススメ。

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……
なんか。

普段あんまり高くないテンションが上がった余韻でどっと疲れた……今朝、早くに帰ってきていたのですが、夕方ころまで眠って……でもまだ眠い。今からこんな調子で、函館とか行ったらどんなになってしまうのか……むーん。まあ、それで過労死しても幸せな死に方でしかないよね。
何にせよ、楽しかったです。
ことの顛末はまた今度。
ノートPCを買ったので、文章だけは書いてあるのです。
そう、ノートPCを買いました。
ちいちゃくて、安いヤツ。
殆どネット専用みたいなスペックなのに、ネットに繋いでないという宝の持ち腐れっぷりが凄まじいことになっていますが、まあ元々ワープロ機として使う予定だったので、構うものですか。書くだけなので、オフィスすら入れずにワードパッドを使用。今のところ、特に問題はありません。

会津のお蕎麦は美味しかった……ふふふ、また行きたい。
夜行バスで便利な便が出来たので、もう少し涼しくなったら普通にゼロ泊とかで行きそうです。暑いなかでの旅はもう暫く遠慮したいですね……旅に出るなら冬がいいとはよくいったものですスナフキン。

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笠間に行ってきました。
各駅停車でごとごとと……我ながら良くやるなぁ……
笠間駅についたら、取り敢えず自転車借りました。出てきた自転車が偶さか自分が乗ってる自転車フォビドゥン号と同じタイプでなんか笑えて来ました。そういうことってあるんですねぇ……
んで、その自転車に乗って先ずは目指せ図書館。(ぇ)
普通の観光客はついて早々自転車かっ飛ばして図書館なんざいかねぇよなぁ……と思いつつ、到着。え、ちよっと何ココ、すげぇ綺麗なんですけど、なんだこの入り口、すげぇ最新設備っぽい……!! とどぎまぎしつつ、無事茨城史林を入手。結構面白いこといろいろ書いてありました。コピって貰ったので、また今度ゆっくり読みます。んで、図書館のロビーみたいなところで丁度笠間藩主の書を展示してあったのでまた舐めるように見る。君あり、父あり、老母あり、でしたか。贈友談話に書いてあったのは。主ですよ、君ですよーっ!! と勝手にテンション駄々登り。
上がったテンションのまま物見櫓を観に行って、取り敢えず行けそうな所まで自転車引き摺りつつ山を登ってみるも、山道を歩くには些か装備が心許なかったのと、蜂が多かったので下屋敷跡までで断念する。でも、この公園辺りでも十分満足できるくらい遊べました。歴戦の勇者な風格の黒猫ちゃんがいて、遊ぼうと手を伸ばすも視線で威圧されたりとか。100年200年では、山は変わらないのでしょう。下屋敷跡、ということは相馬さんも来たに違いない、こんな景色観たに違いない、と妄想して楽しんだり。近所の子どもらしい男の子が水鉄砲片手にトンボ捕りに励んでいるのを観ながら、相馬さんってどんな子どもだったのかなぁ……と空想したり。いえ、なんかああいう集団の中にいるから「温厚で真面目」なのであって、世間一般から観たら実は相当破天荒な人だったりしたら面白いかなぁ、なんて思いました。ああ、そう言えば頑固なまでの常識人は最早非常識、なんてセリフもありましたっけ。
一日ずっとよく晴れていて、暑いには暑かったですが、空気が乾燥していて気持ちのいい場所でした。風がね、しけってなくて、すごく気持ちいい。よく耕された土と山のにおいがした。この風を相馬さんも以下略。
そんな風に暫く妄想に耽ったあと、折角なのでお稲荷さんにお参りして、きつねそばを食す。うまうま。
そいで、自転車を返して帰りました。帰りも各駅停車でごとごとだったけど、グリーン車に乗ったので快適。それでもなんとかって特急使うより随分安かったので、こんなものかと。

んで、色々調べてる内に知ったのですが、笠間城址って結構有名な心霊スポットらしいですね。まあ、そんなのは望むところなので、どうでもいいんですがちょっと不思議なことがありました。
私、少々子どもっぽいといいますか夢見がちでお恥ずかしいのですが、島田の魁さんのように首からね、お守り代わりに下げてるんです。いえ、戒名ではなく、歌を。土方さんのではなく、相馬さんのね。「さながらに」っていうアレ。自分で紙に写して布で包んで縫って……ってしただけなのですけれども。
普段はちゃんと服の下に隠れてるんです。襟ぐりが広いものを着ていても、押し込めば押し込まれといてくれる。
なんですけれども、今回笠間にいる間中、何度戻してもそれが外に出てくる。
結局途中で諦めてしまわなくなって、上野につくころふと気付いて仕舞ってみたらもう出てこない。今もちゃんと部屋着のなかに収まってます。
特にどうということもないけれど、ちょっとした不思議。ともあれ、楽しい小旅行でした。
なんかすっごい日に焼けましたが。
まあ、夏だし良いよね。

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それにしたって、最近、書いてないなぁ……
いや、手書きでは書いているのだが、PCに向かって校正&清書というのをさっぱりやっていない。
ついに手書きしてるノートに赤ペン修正まで入れ始めたって言うのに、やっぱりPCに向かっての作業をしていない。
なんだかなぁ……
もう少し頑張りましょう、のハンコでも押しておこう。

『夏目友人帖』を観た。
いや、折角なのでモノクロのついでにワンセグくんにお願いしておいたのだ。
妖怪が玄関でごめんくださいしてるところが、なんかもう思わず噴出したくらい怪しくて面白かった。
そこだけじゃないけれども、あんまりいろいろ面白いもので、ついつい漫画をどさっと買ってしまった。六冊しかないしいいよね、って思ってみたけど六冊は「しか」じゃなくて「も」のような気がしなくも無くも無い。
そしてもふもふと読む。
我が家の一番人気はニャンコ先生……ではなくて、ミスズさんだった。いや、可愛いよ、あの人。いや、人? うん、まあ人称代名詞としての人ってことで。なんか違うな、まあいいか。
意外とすぐ手の出る夏目少年も可愛くて好きです。

角川文庫60周年の、あの作家さんが編集長やる企画のヤツ。
京極夏彦の、あの限定カバーのバージョンが近所の本屋でこそっと山になっているのを発見して思わず衝動買い。怪談のヤツ二冊と百物語全部と、あと安吾のと髑髏なんとかってのと買った。友人帖買ったのとはまた別の本屋だったわけなのだけれども、どんだけ妖怪大好きなんだ、みたいなラインナップになった。お陰でこれから読む予定袋が妖怪本だらけだ。息吹きかけたら何か生まれ出でそうな、そんな雰囲気。でも悪い夢は観なかった。
ま、夏だからね。日本人の夏だもの、怪談くらいしなけりゃね。
それは兎も角として、今年の100冊は角川気合はいってるなぁ……さすが60周年。ポスタもパンフも格好良くて素敵。「読みたくなるまで遊んでろ」ってキャッチコピーが一番好きです。誰が考えたのかしら。ってゆーか、フェア終わったら、どっかからあのポスタ貰えないかしら。
毎年、夏の百冊は楽しみです。
大体半分くらいは定番、というか似通ったようなラインナップですが、入れ替わりもありますし、前年には別にいいか、でスルーしても今は読みたい、なんて本もあったりなんかして、毎年まあ大体発表されたののなかから10冊、20冊ばかし買って読んでるかな。学生時代はそれでも夏休み入って7月いっぱい持てばいいほうだったのですが、今年は読みきるのにもう少しかかるかな。買ったものの放棄してた京極堂シリーズも何やらまたむくむくと読みたくなってきたし。
まあ、ゆっくりやっていこう。

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……
国立国会図書館に行ってきました。
『蝦夷錦』と『茨城史林30号』を探しに。
前者は比較的あっさり見つかったのですが(でも出てきたのが思ったより古そうな装丁で一瞬これは素手で持っても構わないものなのだろうか、兎角直前に手しっかり洗っといて良かった、とは思った)『茨城史林』に関しては、何故か30号だけが存在しない、というこの事実。うみゅみゅ……と思いつつ、雑誌カウンターのおにーさんにすっごい謝られる。いや、あの却って申しわけない……
それでそのおにーさんが言うには、総合案内のカウンターでどこか別の図書館で所蔵しているところがないか調べてもらえるそうなので、早速調べてもらうことに。すると幾つかの大学となんか国文学系の研究所にあることが判明。
「でも、県立図書館にはないんですね……不思議だなぁ……」
とは調べてくれたおねーさんの弁。
思わずですねー、と頷いてしまう僕。ウチの近所の図書館なんか、郷土史がらみの本うざいくらい置いてあるのに。そりゃあもう、こんなにいらねーよってくらいおいてある。もっと頑張ろうぜ、県立図書館! と思いつつまたしても蕎麦食って帰る。いや、あそこの食堂の蕎麦美味いんだもの。
結局一番簡単に読めそうなところで、所蔵しているのは笠間市立の図書館っぽいです。……やっぱし笠間行こう。もうすぐにでも行きたい気分。来週行こう、そうしよう、みたいな気分。気分だけだけど。(ぇ)
いえね、『茨城史林』に書いてある情報で僕が求めているのは当然相馬さんの情報なんですけれどもね。もう、これってそれこそウィキペディアから小説まで、相馬さん絡みだと大体使われてる資料じゃないですか。その分、どこまでがこいつの出典なのかがいまいちよく判らない。なので、中身が喩え全部知っていることだったとしても読んでおきたいのです。
そして、帰り際になかなか可愛いおじいちゃんに遭遇しました。
曰く
「ここ(国立国会図書館)のカード(利用者登録カードのことらしい)は持ってるんだけど、インターネットとかで予約しなくても食堂つかえるの?」
とのこと。
食堂でしたら食券買われれば大丈夫ですよ~と何とはなしに和みながら答える僕。いや、おじいちゃん。幾らネットでもそんなに万能じゃないってゆーか、そこまで幾らなんでもまだ頼ってないよ!! でも、面白可愛いおじいちゃんだったなぁ……

7月にも入りまして、暑いし湿気っぽいし祭りで外が煩いのでエアコンを導入しました。部屋に引篭りですよ、そ鎖国政策ですよ。そして、貪るように本を読む。とりあえず、『空の中』を読了し『クジラの彼』の中から『空の中』の続編、というか後日譚を読み(もうミキさんったら可愛すぎます、という感想に尽きる)『ラブコメ今昔』を読んで何故か猛烈に泣きたくなり(ホント何故)『スカイ・クロラ』と『ナ・バ・テア』を読みました。ちなみに昨日の夜から今日の16時くらいまでの話です。久々に「読んだ」気がしました。ふう、幸せ幸せ。

あと『篤姫』観た。
どうしよう、将軍が……! もう、この人可愛くて可愛くて……あああ、来週が怖いよぅ……
でもって、御代様の額の形が気になる今日この頃。あの、米神の辺りが、あの毛が……! なんでこう、あの凸の字みたいな形のまんまにしちゃうんだろう……つるっと丸くないと可愛くないと思います。折角可愛いのに、勿体無い……

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東京タワーを最近良く見る。
通勤途中から見えるのだ。お陰さまで、毎朝テンション高く出社している。
今日に至っては仕事中に開陽丸の写真がぽっと出てきてもう爆笑一歩手前の心持ちだった。いやいやいや……綺麗に撮ってもらえて良かったね、釜さん……

『峠』が終わってしまったので有川浩の『空の中』を読み始めた。うーん、なかなか。
この人の書く話って、得てして敵の得体が知れないよね。
いや、得体が知れないから敵なのか。
塩の結晶も謎の円盤も(まだ読んだ事ないけどザリガニ? も)良化隊も、みーんな得体が知れない。
検閲まで、僕の頭のなかでは十派一絡げ。
いや、UMAの方がまだ分かり合えるかもしれない……と結構真剣に思っている。少なくとも、歩み寄りの余地はありそうだ。
そして、やはり登場人物皆が可愛い。
読んでると笑ったり泣いたり凄くしたくなる、というのも特徴か。
電車のなかで読んでいたのだけれど、多分本読みながら一人百面相で怪しいことこの上なかったと思う。
しかし、『塩の町』の時は然程面白いとは思わなかったのに……化けたなぁ……

新しいお人形さんが欲しくていろいろ画策中。名前だけはもう決めた。(早いな)
多分またフルチョイスで……顔のモデルにするイラストも決まったのだけれど、問題はその顔がどのヘッドに当たるのかさっぱり検討がつかない、と言ったところだろうか。こういうのって、どうやって判断したらいいんでしょうね……正直なところ、同じ形のお人形さんでもちょっとメイクが変わったりするとそうだと判らなくなったりしているので……難しいものです。
しかし、行くなら行くで早くしないと……旅費で身代食い潰しちまうわ。

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なんというか、ストレスたまって死ぬかもしれない、と思った。
就職決めた基準は「毎日おうちに帰って本が読めること」だったはずなんになぁ……
いや、電車のなかで読んではいたけれども。
何はともあれ南部煎餅が美味い。
胡麻味が好きです。
落花生は、そんなでもない。
割れてるやつとか焦げてるやつとか詰め込んだ一袋200円とか300円とかで、大量に入っているやつが一番好きです。

司馬遼太郎の『峠』を読んでいます。下巻の半分くらいまで進んだところ。小地谷談判が決裂した感じのところです。会津藩がちょっとイヤな子。(苦笑)
そも、大野さんが出てるというので読み始めたんですが(だってこの人、どんな人だったかものすごく気になるんですもの。相馬さんの同僚さんですもの)、ここまで来てやっと登場したと思ったら三頁くらいで消えました。おーのさんっ!!! 待って待って、行かないで!!!! とこっちが大声上げたいくらいです。それにしたって、大声右仲って何それ、昔の人のネーミングセンス楽しすぎるよ。
上巻なんか、結構勉強してる感じでした。
継様がずっとお勉強ばっかりなさってるんで仕方ないんですけれども。
そう、珍しく主人公を気に入っております。結構惚れてます。格好いいんだなぁ、継様。勝手に継様なんてあだ名を奉ってみたりするくらいには気に入っています。
継様がどんな人か、何をした人か。これを読むまであんましよく知らなかったわけですが。
どうしたことか、逸話、のようなものは幾つか知っているものが御座いました。
夜道で敦盛歌ってたら、突然続き歌われた話とか。
あと、物凄く色里系好きなのに、それを禁止した偉い人がいて「かわいかわいと朝まで騒ぎ、今は愛想も継之助」って詠われたとか。特に後者の歌。なんか知らないけど、この歌は中学生くらいから知ってた気がする。どこで憶えたんだか……ちなみに、幕末だとも知らなかった。もっとこう、平和な時代の長閑な話だと思ってた。意外と切羽詰まってた。申し訳ありませぬ、継様。
今まで好んで読んできた話の人たちと違って。
継様は、いろんなこと考えたり、吸収しようとしたり、あちこち巡り歩いたりしてくれるから、なんだか新鮮。思えば小説ですら殆ど新選組オンリーしか読んだことが無いって言うのも視野狭窄だよなぁ……とはいえ、これ以上広げても手が足りない、というのもまた事実。

あ、あと『講談調朗読戦国シリーズ 真田幸村』なるCDを買いました。シリーズ、らしいです。次回は本多忠勝だそうです。朗読は石田彰です。次回は誰が朗読するンでしょうか。……じゃなくって。
歴史小説、時代小説なんかを読んでますと、まあ大概出てきますわな「講談を聞きに行く、或いは行った」話。ところが、私、不勉強なもので講談と言うのがどんなものなのかとんと検討もつかない。今でもやってるところはありますが、いきなり行くのは敷居が高い。(ってゆーかチケットどこで売ってんの……)CDなんかも無い訳ではないのだろうけれども、ぶっちゃけ探すのめんどくさい。そこでまあ偶然みつけたのがこのCDで御座います。(……折角なのでそれっぽく書いてみたら、なんか通販番組の口上みたいになりゃあがった)
いや、あの案外面白かったです、講談(調朗読)。なんというか、こうずっと説明みたいなのが続くもんと思っていたら、結構迫真の演技なのですね……ってくらい演劇要素があるんで、然程難しくもないですし。旧国名と位置関係、あとまあ有名所の武将名さえ抑えておけばあとは手ぶらでも楽しめる感じです。徳川方についた武将名などずらずらずらりと並べ立て、捲し立てる辺りがお気に入り。元号は適度な所で西暦に直してくれてる親切設計。「カリスマ」とかいう単語が使われていたりもして、多分昔の講談とは随分違うのでしょうが、兎角雰囲気は上手くつかめたかと思います。なるほど、これは楽しいです。なんや物知りになれたような気もしますし。歴史の授業とかも、皆こんなだったらいいのにねぇ……何があって、誰がいてってんじゃなくて、どんな誰がこんなことをして、その時彼らは!! みたいな内容の方がよっぽど楽しいのに。伊庭さんなんか、結構主人公張れるんじゃないか、と睨んでおります。多分ね、土方さんとか話がややこしくて長くて重くなりそうだから。からっと爽やか、でもちょっと哀しみ風味な伊庭さんとか、講談の主人公にはぴったりなんじゃなかろうか、と勝手な妄想を繰り広げております。

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