どうぞ本年もよしなに……
……
…………よし、まだ三が日中だよな?
まあ、最悪松の内に、と思っていたので、優秀優秀。(どこが)
別に忙しいとか、なんかあったとかではなくて。
まあ、お休みだし、ごろごろしたいじゃないですか。ふふふ。
もう、完全無欠の寝正月ですよ。
いや、挨拶回りとか、初詣とかは行ったけど。
そうそう、初詣。珍しく八幡様とかのでっかい神社に三が日の内に行ったけど、アレ、酷いねェ。
こみけの列の方がまだ整然としている気がするよ。うん、ひどいひどい。手水も使えないなんて……っ!! と、一人でぷるぷるしてました。やっぱり、鳥居で一礼して、お手水で身繕いして、ちゃんとお参りして……ってんじゃないと、お参りした気分にならない! 儀式なんだもの、ちゃんと全部やらないと……落ち着かない、気色悪い……嗚呼、神様ごめんなさいっ!! (別に宗教とかそう言うんではないんですが、ほら、やっぱり相手は神様ですから。宗教の救いみたいなのはこれっぽっちも信じては居ないですけれども、神社には神様がいるんだよ、とか亡くなった方を御祭りしたら神様になるんだとか、あと九十九神の類なんかは信じてもいいかと思ってます)
ついでに寒牡丹を見て帰ろうと思ったのですが、まだ咲ききっていない(何分リスがちょろちよろしてる暖かさだからなあ……)と言われたので、来週か、再来週辺りにもう一度お参りしなおしてこようかと思います。あと、上野の牡丹も観に行きたいなあ……上野+牡丹=春日さんですよ。(何ソレ)
……あー、そうだ。この前頂いた掌サイズの書道セットで十年ぶり位に書初めやろうと思ってたの忘れてた……半紙まで買ったのに。まあ、いいや、その内なんか書こう。
生まれて初めて、ミリタリー系のところに足を踏み入れました。存外軍服着てる方がたくさんいて面白怖かったです。あれが、あと7,80年昔のデザインのでしたら、そう怖くもないのですが。第一次世界大戦以降のものはどうにも苦手であります。
それはそれとして、なんでまたそんなトコ行ったかと申しますと、幕末の軍装を扱っているサークルさんがあることに気付いたから。これは紙のカタログでなくては気付かなかったかもしれません。んで、入っていの一番に行って……あ、その前に友人と電話してかつてない程の電波の悪さを感じましたが。ジャミング……? 暫くお話させてもらって、ご本を買って、(と言うか最早資料扱い。でも知りたいこと沢山載ってて助かった、ホンキで)当時の兵糧を再現したものまで頂いてしまいました。お腹がすいたので、ホントに兵糧扱いみたいな感じで食べてしまったのですが、腹持ちよくて薄ら甘くて美味しかったです。鳩サブレを十倍硬くして砂糖を半減した、みたいなお味でした。結構気に入ったので、作ってみようと思います。(ご本の中にレシピが載ってた) ただ、ものすごーく硬かったです。根性で全部齧ってしまったのですが、どうやらコレは、飲み物につけるか、小さく砕いて食べるものらしいですね……あはははは。ん、でも、お陰でむぐむぐりと頭の中でネタが生成されましたので、ホント重ね重ね御礼を言いたいです。
でも、「果たしてスナイドル銃は片腕で撃てるのか」という質問をぶつけそくなったので、ちょっと後悔しています。確証はなくても、誰かの意見を聞いてみたい。
ちなみに、写真は件の兵糧です。ちょっと齧った後ですが。
その後は、特に深い目的もなく、『地球へ』で面白可愛いグッズを見かけたので、お土産に購入したり、企業ブースやがんだむ、ばさらなんかの人の多さに目眩を覚えたり、ふらふらと西館に行ったら入ったところがじゃにいずで、なんか雰囲気が流石にちょっと変な感じがして慌てて逃げた先が電王で「それはそれでどうなの」と思ったり、外のベンチで日向ぼっこしながらぼけーとしたり、あげく明後日も一緒に行く友人とめいとやら喫茶店やらで二時間強喋り倒したりしました。でも、まだお喋りのネタあるんだ……半年振りに会った、って言うのもあるんだけど、どれだけ喋ってもネタ尽きないんだ。ある意味怖いよ。
明日は仕事でいけませんので、小説ジャンルを巡れないのが残念なのですが……明後日はまた行きます。カタログぺらぺらした感じだと、伊庭さんが結構居たので、楽しみ。
すっかり抜けてたこみけカタログを購入。友達と一緒に行く約束だけして、満足してたからすっかり忘れてたよ……
仕事帰りに買いに行ったら、CDの方はもう売切れだったから、何年ぶりかで紙の方買った。他の店に行くような気力はなかった。重かった。普段買ってる本とか、万単位で最近会計してるから、そっちの方がいろいろと問題、じゃなくて重たい筈なのに、カタログ一冊の方が重たいような気がするのは、何故だ。
取り敢えず、好きな作家さんのと、あと夏に春日さんのお墓の写真を頂いたお兄さんのサークルがあることだけは確認した。あの人には、ちゃんとお礼しなくちゃいけない、と思うんだ。貴方の本があるから、春日さんのお話を書くことになった時、きっとちゃんとご挨拶に伺えますありがとう、って。あと? まだ見てない。眠いし、疲れたし、ゲームしてたし。
ん。
晩御飯にワイン呑んだ後、また幕末のゲームしてたら、榎本さんと大鳥さんが仲間になってくれた。死んでもいいかもしれない。(ぇ) 実際、ゲームのなかではもうありえんくらいに死んでるけれども。
二人が仲間になってくれたのが嬉しくてきゃあきゃあはしゃいでたら、妹に絶対零度な視線を送られた。……まあ、なんだ。あの人たちも百何十年とか後の世の女にきゃあきゃあ言われると思って生きてたわけでもあるまいに。
大鳥さんが仲間になってくれたときのセリフが凄い可笑しかった。「負けたよー この勝負なかったことにならない?」 とかなんとか、そんなことを言ってた。
「な り ま せ ん !! 馬鹿言わないで、奉行!」
って、画面に向かって突っ込みいれた。
あと、高杉さんの支援効果が面白すぎる……怒髪天て……しかも、それ別に怒髪天をつくような事態じゃないよね、って時に発動した。ホントこの人いろいろと斜め上で面白すぎる。高杉さんのことだけは、物凄く素直に好きだよ、って言える気がする。
スカイクロラのゲームもした。昨日ね。
面白かった。ちょっと酔うから、一戦しては休憩してるし、なんか真っ直ぐ飛べないし、照準の合わせ方もなんかよくわかんないからなんたらマニューバばっかり使ってるケド。なんたらマニューバ使ってると、リポーターのお姉さんがすごいすごいって沢山言ってくれてて、なんか気持ちよかったです。でも、それではしゃいでたら自ら地上に突っ込みました。何処のカミカゼ・パイロットだ、われェ。
部隊の隊長さん? みたいな人の声がてらそまさんなので、すっごく安心する。何年も毎週聞いていた所為なのか、元々好きなタイプの声なのかは知りませんが、てらそまさんの声は聞いていると凄く安心するし、落ち着きます、ふふふ。
で、このゲームはどうやったら水平飛行を保てるのでしょうか。(そこからか)
あと、これやってて気付いたんですが、あの世界の戦闘機のパイロットって必ずしもキルドレじゃないんですね。あたし、戦闘って全部キルドレがやってるんだと思い込んでた。でも、なんか違うみたい。キルドレもいる、みたいな感じだった。それとも、このゲームはまだそれ程キルドレが浸透してない時代のお話なのか……キルドレって多分、後から「作られた」存在ですよね。だから、まだそれが珍しかった時代なんじゃないかなあ、と。
そ言えば、このゲームがどんなゲームなのかな、って調べてるとき噴飯モノの抗議を読みました。映画になった頃に、なんか明らかに子どもに見えるのが煙草吸ってるとはどう言う了見なんじゃこら(意訳)、みたいな抗議があったとかで。
……いや、どう言うもこう言うも、そういう演出なんですが……
と、僕は思った。うん、子どもが煙草吸ってるのはおかしいよね、変だよね。だからキルドレっておかしいんだよ、変な存在なんだよ、って、多分そーゆーよーなコトが言いたいんだって、気付かないのかな。
つか、反応すべきはそこじゃないだろう、とか。
や、原作読めよ、取り敢えず……とか。
はあ、世の中何処にでも、なんにでも、こう言う意味判んない難癖つける人がいるもんですね。お前等、大阪の役(だったかな、鐘に刻まれた文言が徳川家を呪ってるって難癖つけて出兵したヤツ)でも起こす気ですか、と聞いてみたい。
うぃーはあいてなかったので、幕末ものしり王? ものしり幕末王? まあ、なんかそんな感じのからプレイした。佐幕派、倒幕派、開国攘夷派の三派から主人公の属する派閥を選び、各藩のいろんな人にあって幕末に関するクイズ対決をして、勝ったらその人を自分の派閥に引き込むことができる。それで、全国統一(思想的な)を目指す物語、らしい。
取り敢えず、佐幕派で始めてみた。主人公は男の人で、名は「船橋太郎」とつけました……相馬さんが、「相馬主計」になる前、笠間にいて、脱藩を決意した頃のお名前です。弟子、だというやたら賑やかな子が出てきたから、りっちゃんと呼んで可愛がろうと思ったら、チュートリアル終わったらさっくり死なれたよ……泣くに泣けない……
クイズは結構マニアックなものもあって、なかなか。さすが歴史群像シリーズ、といったところでしょうか。まあ、なんというか、アレですよ。「坂本龍馬を演じた俳優を、演じた順に並べろ」とか、本気で「知るかーっ!!」って叫びました。知らんよ、ホント。
まあでも、楽しいのでいいです。結局二時間くらいずーっとやってたかな。どんどん有名になっていったら、暗殺者がばしばしやってきて、さっくり殺されたわ、はは……
あ、あと説得した人で名のある人は仲間というか同行者になってくれるんですが、それがちょっと趣味に走りすぎてるかと……最初に同行者になってくれたのは土方さんで、あと局長に、容保さまに……と、ね。勝海舟が仲間になってくれたときは、正直百人力だと思った。あと、仙台藩に行ったときは、星隊長のトコにいの一番に押しかけたり、継さま追い駆けて四藩くらい巡ったりした。
楽しい、楽しい。
ただ、これは慣れの問題かもしれないんだけれど、ちょっとやりにくい。
移動するつもりはない藩に移動しちゃったり、最初の何回分かは、何がなんだかよくわかんないうちに終わっちゃったり……
空飛ぶゲームは、また明日。
昨日、母がゲームを買ってくれるというので、といざらすに行きました。なんか小学生の作文みたいですが……ウチの母はゲームが好きで、その割には能動的ではなく、基本的に自分や妹が買った(買ってもらった)ゲームを勝手にもそもそやりこんでいます。恋愛シュミレーションの系統だけは頼むから手を出すな、と言ってありますが。んで、年に一回か二回、自分が家にあるゲームに飽きると、子どもらを連れ出して、新しいゲームを買う、という寸法。たまには自分で選ばんかい、と小一時間。まあ、お陰で昔からゲーム欲しいとか、なんとか、思ったこともないんですが。ハードだって、気がつけば家にあったし。
そいで、まあ折角なんでスカイクロラのゲームを買ってもらおう、と思ったら売ってませんでした。なんとなれば、じゃあこの前紹介されたDSで幕末でクイズなゲームにしよう、と思ったらもっとありませんでした。……しょうむない。ちなみに妹はどうぶつの森の新しいヤツとポケモンのなんかを買ってもらってました。何、この知名度の差。やっぱりそれが在庫の有無の差なんでしょうか。いえ、我が家の近所のといざらすはショッピングモールの中にあって、映画館も併設されてるからか、ゲーム発売当初は大量にスカイクロラが並んでたのは知ってるんですが。まあ、残念。
代わりと言ってはナンですが、スカートを二枚ほど買って帰りました。会社にはいてけるような、適度な長さでベルト式のヤツ。デザインはかなり気に入っているのですが、かなり短いので(つってもぎりぎり膝下くらい)ホント会社にしかはいていきません。短いスカートなんて、制服以外ではきたくないもん。とはいえ、会社にいつもの黒服ずるずる衣装で行くわけにも、ねえ。
維新後の幕臣たちについての新書を読みました。(タイトル失念、なんかおもちゃみたいな表紙の新書シリーズから出てる)
なんというか、榎本さんて後々いろいろやってたんやねえ……榎本さんが、箱館まで行ったり、明治になってからもそういう風にいろいろやっていたのは、やっぱり洋行したからなんじゃないかな、と思ってます。外側から日本を見て、どんな風に見られるのか考えるようになって、そうやって見たとき、やっぱり260年の平和って凄くて、だからその平和を護ってきた幕府のために、って思考になったのではないかと。日本人的な恩義としてではなく(無論それもあるのでしょうが)一個人としての敬意として、幕府のため徳川家のために、と思っていたのではないか、と。そんなことを考えたりするわけです。多分、君臣の間柄じゃなくて、そこにあったのは対等な日本人としての意識というか、尊敬というか。
まあ、それとは別に「人が多すぎるから帰っちゃうなんて、黒田さあたら、いい人だなあ」とか言う阿呆なことも考えたりしたわけですが。つか、黒田さんホントいい人過ぎる……あたし、この人、大好きだ。
と、言う訳で。
リベンデル改め『妖精の峪』に行って来ました。
友人の誕生日会、ってコトで行ったのですが、近くだったので僕まで誕生日プレゼント頂いてしまった。いやはや。掌サイズの可愛らしい筆箱でした。
お店では、薔薇コースというのを食べたのですか、なんかものすっごい薔薇でした。『ポーの一族』を読んで得体の知れない薔薇の煮込みを作った身としては、なかなか面白いコースでした。あちこち甘かったけれども、パスタとか結構美味しかったし。意外なことに、ワインが美味しかったし。この手の居酒屋でワインが美味しかったのは始めてだ。
ただ、僕はバンパネラにはなれない……
変な煮込みにしてなくても、薔薇の花びらはそれなりに食べるべきではないモノ、の味がしました。食べてもいいけど、普通あんまり食べないよね、というような……付け合せのパセリとか、そういう雰囲気の、味。
ただ、室内が面白かったのでいろいろどーでもよかったです。
鳥篭のおっきいのみたいなのが、店内にたくさんあって、そこのなかが簡易個室になってて……なんか居心地良かったです。アレ、部屋に置いといて、中にふっかふかの絨毯敷き詰めて、そこで寝たい。んで、その辺の布とか捲ったらうっかりスランドゥイル王とかいそうな感じでした。居たとしても、私は驚かない。驚かなけりゃ驚かないで、あの人(人?) 不機嫌になりそうだけれども。面白みのない奴、とか、言いそうな。
あと行く前にたくさん服みた。
コートは欲しいなあって思うのが何枚もあるんだけれど、ブラウスとかスカートとか、そういう普通のは、なかなか……だからといって、これ以上コートもパーカーも要らないし。(所謂上着という類は、もうすぐ二桁になりそうなくらい持ってる)
むつかしいなあ、服って……でも、いい加減、ホントに、会社に着ていく服も、普通の服も買わないと……
あと、資料をごちゃごちゃ買い込んだので、読まないと。
やっと彰彦先生が書いた林のお殿様の新書が買えたよーxxx
『新撰組秘帳』読了。彰彦先生の新撰組モノ短編集。相変わらず、取り上げてくるところがマイナーだ、この人……一番最初のは、でも、すごく新撰組小説としてオーソドックスな感じがした。彰彦先生が書いてると、ちょっと新鮮かも知れない。ギャグじゃないです。そんななかでも、しっかり顔だしている相馬さんと利三郎さんがいて、しかも珍しくだんだら羽織(だって二人が出てくるときって、もう既にコレは使われていない設定か、洋式軍服なんですもの)着ている描写があって、想像したら燃えた。
鉄くん主人公の「五稜郭の夕陽」はなんかすごく綺麗なお話だった。コレがこの短編集の中では一番印象的かな……特に、最後の辰兄……いや、辰之助さんのお手紙が、『壬生義士伝』の最後の手紙と同じ効果を醸してた。鉄くんはともかく、辰之助さんが出てくるのって、やっぱりすごく珍しい。ピスメ以外に出てきたもの……ありましたっけ。日野には何度か行っているので、景色がすごくよく想像できたのも、「綺麗なお話」と思った一因かもしんない。
小説だけじゃなくて、最後に対談もついてて、楽しみに取っておいたら、実は既読でちょっと凹んだ。そこは気づいとけ、あたし! ちなみに、前に、映画と映画の間の時間の暇つぶしで買った、青い雑誌に載ってやつだった。でも、面白いのでもう一度ぱらぱら読んだ。
そ言えば、この前『北辰挽歌』かな? 読んでたときに、地の文で。相馬さんのことは「相馬」なんだけど利三郎さんのことは「利三郎」って書いてあるときが時々あって、やっぱり「利三郎」は「利三郎」なんだなあ、と思った。なんとなく、「野村」じゃなくて「利三郎」って書きたくなるんだな、この人。自分は、一応苗字で書くように書くように、と思っているのですが利三郎さんのことはどうしても「利三郎」と書いてしまいます。あと、伊庭さんも「八郎」って書きたくなるかな。
朝、本屋行ったらローゼンメイデンの新刊が出てた。
始業前に読みきった。
……あたし、ジュンが記憶喪失にでもなったのかと思ったよ。それにしても、コレは遠まわしのタイムパラドックスかなんかなのか。(いや、多分ただのパラレルワールド)水銀燈が随分可愛らしくなっている気がしました。後、作りかけの人形の手足がそこいらにぶら下がっているのは、我が家でもたまに見られる光景なので、なんかそれが可笑しかった。
明日はリベンデルへ旅発ちます。
写真見たところ、リベンデルってよりロスロリエンって雰囲気だったけれども、実際どんななんでしょう。楽しみです。
……リベンデルって、僕が勝手に呼んでるだけなんですけど。要は「妖精の峪」って言う居酒屋です。楽しみです、リベンデル。エレストールとかグロールフィンデルとかに、会えないかしらん。(どっちかって言うと、スランドゥイル王の方がいそうな気がする)
他のところはハネられるんだけれども、なんでなんだろう。
まあ、そんなわけなので、下のは就業中暇な時に書いてみた。
でも、変換のクセとか違いすぎるし、なんか打ち込みし辛いから、やっぱり小説とかは手書きだな、うん。
『北辰挽歌 土方歳三海に戦う』(正式タイトルはこんな長い感じでした)読み終わった。帰りの電車と晩御飯食べながらでさっくり読み終わっちゃった。
面白かったです。
なんというか、でもこれは歴史小説でも新選組モノでもないなー……「宮古湾海戦」という史実を下敷きにした少年漫画、と言った所でしょうか。とっても楽しかったです。えへー。
タイトルに土方歳三って入ってるけれども、利三郎さん、いえむしろりっちゃんが主人公、って感じでしょう。その方が絶対面白いと思う。そして甲鉄強奪作戦成功したのかと思った。実は「"回天"孤軍突進する」と「血達磨斬り込み隊」がどう繋がるのかがよくわかんない。三回くらい読んだんだけど。
それにしてもここに出てくる子(子?)たちはみんなほんとに土方さん大好きだなあ。可愛いやつらめ。僕も土方さんは大好きだー! えいえいおー!! ……や、ホントにこう言うテンションで突き進んでく感じなんですってば。男装の美少女とのちょっとした恋愛もありつつ、その事実に気づいたときの利三郎さんとかホントにベタ過ぎる。少年漫画の主人公街道まっしぐらだよ、この子ー!!
でも、まあ宮古湾海戦の話なので、利三郎さん死んじゃうんですが。(クライマックスになりやすいシーンではあるけれども、ここまで宮古湾メインの話ってないだろってくらいだった)
そのあとの相馬さんの心配が驚きの余り変な方向に突き進んじゃったりしてたので、なんかあんまり悲しくなかった。てか、この相馬さんもいろいろ可笑しい。土方さん大好きっぷりは他の人たちと変わんなかったんですが、この人利三郎さんのことも大好きで。その割にはお仙の枕蹴っ飛ばして起こそうとした挙句、利三郎さん自体を蹴っ飛ばしたりしてるし。……大人とか書かれてる割には大人気ないぞ、相馬さん……
あ、お仙というのが、この話のヒロインらしい件の男装の美少女です。皆に可愛がられてる様はなかなかよかった。双子の弟がいて、その人と二人静状態で箱館新選組に入隊した、ということらしい。悪い子じゃないし、最期とかどっちの最期もなかなか格好良かったんですが、うーん……
残念ながら、私は女の子が男装して入隊して、という展開が大の苦手だ。『無頼』の時尾さんくらいの後ろ盾があればまだ納得出来るんだけど……ね。
いや、でもなんかもうあまり深く考えないで読む話でしょう、これは。だからもういっそ史実の宮古湾から離れて、アボルタージュ成功させるなりなんなりしちゃって利三郎さん改めりっちゃんを主人公にして、スニーカー文庫辺りから出せば売れると思う。(何の話だ)
あ、あと密かにツボったのが、土方さんに下知を頼みにきたときの春日さん。
利三郎さんに気付いた途端に「むうっ」ってなった春日さん。
もう、ほんと、お前等みんな可愛いなあー……
多分利三郎さんと春日さんって年齢近いみたいだし。ちょっとライバル意識みたいなのもあったんじゃないかなあ、と思います。湯の川での抜刀騒ぎを土方さんが止めなかったら、それこそ少年漫画のように仲良くなったんじゃないか、と思う今日この頃。
いやね、なんとなく、表紙の土方さんが五稜郭タワーのエレベーターホールにあった絵の松平太郎と同じくらい愉快だからさ……うん。ついでに同時期に買った『修羅となりて北へ』も読んでない。大きい本は持ち歩くのが面倒くさいですだ。
それでもなんとなれば、まあ、ほら、どこにだって持っていって読むんですが。本がなかったら、あたしは死ぬかもしれない、マジで。読んでなくてもいいんです、でも手元になんか本がないと、心細いというか不安というか……逆に言えば、何も知らない土地に行くんでも、本さえ持っていれば何も怖くない、と思ったりするんですけれども。特にその土地に絡みのある面白いお話しのひとつでも持っていれば、すんごい相棒が傍にいてる気分になれる。宮古湾行ったときの『歳三往きてまた』とか、すごい良い例。あの本なかったら歩きとおせなかったかも。
まあ、かくいえ『北辰挽歌』もまだものの数ページしか読んではいないのだけれども。
でも、すでに副長大好きな気配がひしひしと出てて、やたら若い若いと強調されている(いや、実際若いんだけれども)利三郎さんがいとおしい。やだなあ、ちょっと先進むのが怖いじゃないですか。宮古湾とかばっちり章タイトルですのに……にしてもこの話の利三郎さんったら、ホント可愛いわ。可愛いっていうより、いとおしいって言うか……なんだろ、「ういやつ」ってこういう時に言うもの? 耳と尻尾の幻影が見えそう。
最近本屋の歴史コーナーで見かける浅野某に関しての本(「昭和まで生きた最後の大名云々」というタイトルのアレ)。あのタイトル、実はちょっとどーかと思うんだ、僕。
最初アレ見たとき「へえ、林のお殿様(林忠崇のことを僕はこう呼ぶ)より長生きしはった大名がいたんだ」と思って、興味持って手に取ったんだけれども、最後の年表見て「はてな」となったもの。だって、林のお殿様は昭和16年まで生きてるのに、その人は昭和12年に亡くなったって書いてあるんだもの。
まあ、確かに昭和まで生きてるんだったら確実に「どこかの藩の最後の大名」であることに変わりは無い……とここまで書いておいて、改めて「大名」の定義について調べてみたら、林のお殿様は確かに請西藩藩主ではあるけれども、大名とは違うかもしんない、と思った。浅野さんとか言う大名には正直スマンかった。嗚呼、勘違いみぜらぶる。
や、でも林のお殿様って譜代大名って書いてあったよなあ、『遊撃隊始末』かなんかに……やっぱ、大名じゃん……じゃあ、その浅野さんとか言う人、最後の大名じゃないんじゃないかなあ……大大名って括りだったら、それで正解なんだと思うんだけれども。
なんでもいいけど、僕、今、林のお殿様が戊辰戦争に参加したのと同い年、この前そうなった……藩主なのに脱藩しちゃった時と同い年……林のお殿様は同い年でそんな大決定していたのに僕はこの体たらく……裁判員制度とか、別に嫌じゃないけど「自分の進退すら決めかねてるのに、人のことまで決めてられません」とか言っちゃってる体たらく……別に案内が届いたわけじゃないけど。なんかもう、ホント凹むわあ……年なんか、とるものじゃないよ、うん。変に凹むことが増えるから。この場合、理由が特殊すぎるとも言うけれど。昨日書いたのは「大体そんくらいなんだよなあ」ってだけだったけど、今回のはもうばっちし同い年って判っちゃってるから余計にね、凹むわあ……。
なんか、同僚が30年日本で生きてて齟齬の意味はおろか読み方すらも知らなかったり、上司が慣用句の使い方を間違っているという自覚を持ちながらも「面倒くさい」という理由で訂正はおろか正しい意味を調べることすらしなかったりするので、ちょっと今の職場で生きていく自信を見失いつつあるですよ……もうなんなの、あの人たち……ホント意味わかんない。
うわーんかまおろかー。
(お前も十分意味わかんないよ)
そんな会社に今日は本を持っていくのを忘れたので、お昼休み暇だった。
なんだろう、一生の不覚? いや、あんまり暇だし自分の愚かさに嫌気がさしたから、不貞寝してたけど。
もうちょっとで終わりなのに、『名将がいて愚者がいた』
ふふふ、この本面白いーxxx
彰彦先生の小説は「90分間みっちり授業」って感じだけどエッセイとかはホント読みやすくて面白いーxxx まったく知らない人たちのことでも、なんか凄く判った気分になれるのがいいね。
いや、小説は小説で面白いんですけどね。なんか会津藩士にすげぇ愛されてる一さんとか、男前過ぎる遊撃隊の面々とか、もう大好き、愛してる。
じゃなくて、ええと、何の話だっけ。
あ、あとこの前戊辰戦争から西南戦争までの流れを書いた新書読んだ。
なんか、戊辰戦争終結してからのこと、なんもしらねーわ、と思ってちょっと凹んだ。んでも読んでる間
「あ、今、赦免された」とか
「この頃大鳥さんはイギリス……」とか
「……そうまさんしんじゃった……」とか
考えてて、強ち知らないわけでもないのかもしれない、と思った。
先日、中学時代の悪友とご飯食べて。
誕生日プレゼント貰った。
嬉しかったけど、できれば誕生日がある、年をとるという事実を思い出させて欲しかったなあ……なんか、もう上洛したときの沖田さんなんかの年齢を追い越しちゃったんだなあ、と思うとかなり本気で凹むんだもの。
ちなみにヤツは就活真っ只中だそうだ。
まあ、精々頑張りたまえよ。
んで、そん時電王のイベントのDVD貸してもらった。いや、話の流れで、ね……
で、思ったんだが、僕、初めててらそまさんの顔を観た。
声は、もう何年も毎週聞いてたのに。変な話だ。
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