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概ね日付が変わる頃書いているので昨日と今日の境目がおかしい。幕末と人形と文学的な何かを愛している。
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玄田隊長×3

『植物図鑑』読んで、読んでいなかったのを思い出した『三匹のおっさん』を読みました。
エレクトリカル・パレード!!
(気に入ったらしい)
カッコいーじゃん、地域限定ヒーロー。
現代版時代劇。
出来る範囲で無茶をする人、分を超えない範囲でなんでも助ける人って言うのは好きですよ。
有川浩は、そういうの書くの凄く上手だと思う。自分の手の届く範囲を知っていて、その中で無茶苦茶やる人、って言うのかな。好きだなあ、そう言うの。ふふふ。

ところで、最近いろんなモノが壊れます。
特に傘。
もうこの一月で三本くらいお釈迦にしてる気がする。無くしたもの含む、で。
新しくしたばかりの日傘が壊れて若干凹んだ。いや、朝の凄い酷かったお天気雨の中でさしてたのは悪かったと思うけれどもさ。いきなりぽっきり折れることなくない?
ただ、今日壊れたのは日傘なんで、無くても特別困りはしないので新しいの買って帰るのは辞めた。また壊れても困るし。もうちょっと、暫く様子見てから買おう。それまでは嫌だけど帽子で我慢だ。

傘の他には鞄が……いや、鞄としては使えるんですけど、肩掛けの紐の付け根が取れちゃって。流石に修復不可能です。直せるもんなら直して使うんですけどねぇ。
会社行く時の僕の鞄には本二冊がデフォルトなんで(電車のなかとかで立って読む用の文庫と、座ってる時に読むハードカバーとで二冊。ただ、新刊を入手してる時とか読みたいものがある時はその限りではない)それなりの大きさがあって、なおかつ弁当や水筒が零れたりしたりした時の対策で、鞄の中が二つに分かれているとより良い感じで。更に言うなら肩から斜めにかけられないとダメです。歩いてる時とか、両手が空いてないのが嫌で。
あー、買い物行かなきゃ。
めんどくさい。
でも、縫い物したいからまたスカートでも作ろうっと。

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何ごとも無い休日。
本をたくさん読んだ。最近、あんまし書いてないけど、その分なんだかとっても読んでる気がする。書くことは、とてもむつかしい。読むことから自然と転化した行為ではあるのだけれど、やっぱり時々むつかしい。それに比べて、読んでいるのは楽。
金曜日に件の神道と言うか日本の神様について書いてある本を読み終わって、有川浩の新刊『植物図鑑』を読んで、お腹が空くと同時に過去の野草に対するあれやこれやを思い出してじたばたしてみたり。絵本に憧れて、確かにいろいろ食べたくなるんだけど僕の場合それを実行してしまうのが性質悪いんだと思う。アク抜いてないつくし食べちゃって、後でちゃんと料理してもらってもあのえぐい味を思い出して食べられなかったり、木苺がおやつだったり……あ、これは美味しかったけど……ヘビイチゴ齧って吐き出したり、たんぽぽ齧って水道に走ったり、松脂噛んでみて泣いたり、他色々。
あと、本読んでそこからレシピ推察して作るのは楽しいけど、やっぱりあんまり人に薦めるものでは……これの数少ない成功例は『LOVELESS』見て作った「とりそぼろとごぼうの笹垣スパ」かなあ。アレはなかなか美味です。この手のごはんの中では数少ない妹に好評なレパートリーでもあります。(自画自賛の上、漫画だし)
ちなみにこの小説は携帯サイトで初出だったときに、読むのめげてたんでちょっと楽しみにしてたです。文章は、紙じゃないとやっぱり読みづらいんだなあ、と再認識した作品。多分ケータイショウセツそのものがダメなんしせゃないと思う、僕は。ただ、ケータイという媒体が長く文章を読むのに向いていないのだ。多分ね。だってSSならケータイでも普通に読むもの。

土曜日は掃除しようと思ったんだけど、なんだかやっぱりやる気が起きなくて、ベッドの上でごろごろしつつ漫画読んでた。ちょっとは掃除もしたけど。取り敢えず手にとった『きのう何食べた?』読んでたら『西洋骨董洋菓子店』読みたくなって、でも三巻が見つからなくって暫くぐるぐるして、ぐるぐるしてる間に『苺ましまろ』とかモノは試しで買ってみて何が面白いのか未だにさっぱり判らないレディコミとか、『ダーリンは外国人』のシリーズとか、そう言う適宜止められるモノを摘み読みして、買ってから放置してあった『薄桜鬼』の新しいドラマCDを聞きながら、微妙にしょっぱく思いつつまたちょっとぐだぐだして、そしてたら三巻仕舞った場所思い出したから出してきて読んで。そうしたらもう夜だったから、とりあえず居眠りいわねさん見ながら晩御飯して。探すついでにちょっと片付けしてたからベッド上に溜まった本をちょっと積んで、寝る場所こさえて。
なんとなく有川浩が読みたい気分だったので、目に付いた『図書館戦争 別冊Ⅰ』読んで、そしたらまた漫画が読みたくなったので、今度は『聖お兄さん』と『flat』読んで。
したら『flat』二巻の途中で眠ってしまったので、日曜の6時くらいに目が覚め、そのまま再読。お昼くらいまで寝たり起きたり繰り返して、起きた時には目に付いた本を端っこから読んでた、何を読んでいたのかは、ちょっと、いまいち覚えていない。ただ、眠る前にはそれなりに積んでいたハズの本が崩れて痛かった。取り敢えず、三浦しをんのエッセイと、前に買った北欧の本と、ジーヴスをちょっととムーミンをひっぱりだそうとして諦めたのは覚えてる。
そんな目覚めの日曜。やっぱり続き読まねば、で『図書館戦争 別冊Ⅱ』読んで、お風呂入って、ご飯食べて。漸く読みたい衝動が収まってきたので、ご機嫌でおつまみつくって、ちょっとお酒呑みつつ大河ドラマ見て。なんとなく太めのレースの糸でシュシュ作ってみながら今度『西洋骨董洋菓子店』のアニメ見て。

そんな、休日。
ちなみに「ちょっと」って付けられてない限りはどの本も読破済み。一日に何冊読む気なの。
並べてみると、割と、こうカオスな自分の本棚と言うか室内が本気で心配になってくる、という話。
ちなみに、なんだか今回は乙女チックな選択が大目ですが。この他にも剣豪がどうたら言う話やら『レディ・ジョーカー』やら『黒龍の柩』いらいすっかり気に入ってしまった北方謙三やら、とうてい女の子の蔵書とは思えないと言われたA版で図解写真オンパレードな分厚い兵器の事典なんかもごろごろ。いや、楽しいんですよ、この事典。近代兵器のページは怖いからあんまし見ないけど。まだ作られ始めの銃火器なんかは割と楽しいし、この手の本にしては珍しく刀剣類も豊富だし。

……刀剣類といえば、母が先日祭りに同僚の人と遊びに行って、屋台で光る猫耳となんかツノっぽいのと、あと光る剣を買ってきました。光る剣、と言えばライトセーバーってことで。多分ウチで一番振り回して遊んでるのは私です。でも、どうせライトセーバーなら紫が良いなあ。マスター・メイス・ウィンドウ(あの、黒人さんのジェダイです)が一番好きです。カタカナ表記、これであってるか知らないけど。

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始まってますね~、あちこちで。
我が家の近所でもでかいのが始まって、大概メーワク。でかいので、駅前辺りが混雑しちゃって、うかうか買い物にも出られない始末。そもそも、戦後焼け野原になった商店街の活性化のために始められた祭りだと聞いたのですが? 今現在のところ、その期間中に賑わうのは一部の飲食店の出店だけで、普通の商店街にあるお店なんか、場合によっては閉めてる時も……本末転倒ってこの事か。ある程度、経済復興した時点で止めときゃよかったのにねぇ。今更になって、まさか止めるとも言い出せないだろうし。因果だねぇ……
凄いどうでもいいですが、大体この祭り、祇園祭と同じくらいか前後してやるんで、ココ何年かは、この祭りがあると嫌だなあ、めんどだなあ、って思うのと同時に
「今年も池田屋事変の季節だなァ」
と思います。
……。
間違ったことは言ってない。
(胸張り)
(張るな)
祇園祭くらいの祭りだったら、ホントに今更なんで、多分地元でどんだけ迷惑しても、何にも言わないと思います。

なんか、神道というか、神社についての入門書、みたいな。図解雑学シリーズの文庫版みたいな本読んでる。今年も新潮辺りの夏の百冊に入ってたやつ。
そんで、なんで八幡様に行くと落ち着くのか、判った気がした。
僕は昔、八つくらいまで福岡に住んでて、七五三とかの行事事は香椎宮(かしいぐう、と読んでいたけど本いわく「かしいのみや」だった。正解はどっちだ)ってゆーお宮さんで全部やってた。三歳のと、七歳のと。あと、どう言う絡みかは知らないんだけど、地元の女の子(多分五つか六つ)を集めて稚児行列みたいなのやるんで、それとか。それとは別によく遊びに行くトコだったし、遠足でも行ったし、校歌の歌詞にもそのお宮の名前が入ってた。割としょっちゅう遊び兼お参りに行っていたところ。
そこに祭られているのが、どうも八幡様に祭られている神様のお父さんお母さんに当たるらしい。
今、香椎宮からは随分離れた所に住んでるけれど、近くにやっぱり八幡様があってひょこひょこ遊びに行ったり、お参りしたりしている。そうすると、凄く落ち着く。んで、なんか落ち着いた気分になるのは、そういう経緯があってのことなんじゃないかなあ、と。
でも、なんで神社は平気なのに、お寺は恐いんですかねえ……やっぱ、仏罰でも下されたことがあるんでしょうか。
別にウチが特別神道ってわけじゃないですし。母方の方は結構色々あるみたいですが、父方の方なんか完全葬式仏教徒ですし。

ところで。
最近、出版業界は伊庭さん推しが始まってるんでしょうか。
池波の『幕末遊撃隊』は新装版が出た挙句に夏の百冊入りだし、秋山香乃の新刊伊庭さんだったし、『ICHI』って漫画だって伊庭さん推しの帯ついてたし(だからこそ買ってしまったわけで)……え、何。亡くなって140年だから? んなまさか。
いやいやいやいや。
でも、むしろこの調子で、ガンガンばんばんどんどんばしばし推しまくって頂いて構わなくてよ?

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疲れた。
雨降ってるし。でも、楽しいー。
楽しいのはいいことだ。

ただ、最近何故か朝起きられなくてちょっとやばい。
こんなんじゃ、一人暮らし目指せない。
今日なんて、起きたの出発30分前ですよー。
あと、二度寝までは起きられるけど、三度寝すると起きられない。
もっと頑張らねば。
(まず二度寝すんな)

買ってうっかり一年くらい放置してた『明治開化安吾捕物帳』読んだ。
面白い。出だしに書いてあった通り「勝先生にわかんないんだったら、僕に判る筈無いよねー」と、良い感じに思考放棄して読めるので、推理モノだけどすごく楽チンに読める。普段、推理って聞くとついつい考えながら読んでしまって、解いてしまうからつまらなくなってしまったり、疲れてしまったりするんだけれども。
ええー、そういう読み方ってどうなんだろう。
一番最後の話に出てきた「風守」ってのを聞くと、『天まであがれ!』のおにーさま思い出して、なんとも言えない気分になった。あと、田舎通人が薩摩の人で、ことあるごとに「上野戦争まで戦った」とか「上野寛永寺まで攻め込んだ」みたいなことが書かれていて、ものすごーーーーーーく複雑だった。(つうか、脳内ではお酒飲んで管巻いてる春日隊長が全自動再生されてて大変な感じだった。なんでよりによってそんなシーンだったのかは、不明)いや、田舎通人は悪くないと思うんだけど。思うんだけどーー!!
……はあ。
ってゆーか、今上野戦争がどうのこうの書いても「何ソレ」って言われそうなんですけど、安吾の時代(って、そんなに昔じゃないと思うんですけど)では、普通に通じる話だったんでしょうか。なんか、当たり前のように連呼されてたので、不思議な感じがします。今で言うと、地下鉄サリン事件とか、福知山線の脱線事故みたいな扱い?

ええと、それから。
『殿といっしょ!』のドラマCD聞いた。
……あの、朗読CDじゃないんだからさ……ちゃんとシナリオにしようよ……わかんないよ、判り辛いよ。
あ、ガンタインのラストは面白かったです。
それに信幸が、なんか、すごく、強そうです。とてもじゃないけど、父や弟やお嫁さんに負け続けているように思えません。少なくとも弟には勝てそうです。弟くんは……前野さんの、ああいうちゃらんぽらんなキャラってかわゆくてよいですね。今まで堂上教官といい、怜迅といい、生真面目さんなキャラしか聞いたことがなかったので、ちょっと新鮮。







と、ところで。
来年に幕末明治のオンリーイベントがあるらしいですね。
……ちょっとだけ、でてみたいかなあ……いやいやいや、でもオフなんて考えた事も無いしなあ……もうちょっと悩んでみよう。

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満喫したぞー、箱根。一泊二日とは思えない分量の荷物背負って。

着いて早々駅で荷物を預け、同行の方々に我侭許してもらって三枚橋へ。駅は昔見たのより随分綺麗になってて、それでもってまだ工事中らしく道が判らない。おまけに伊庭さん絡みの土地なのに、珍しく晴天。
三枚橋では記憶を頼りに(荷物を預けたとき、うっかり本を一緒に預けてしまった所為)「あっちから伊庭さんが!」みたいな感じで一頻りはしゃぐ。橋を渡って、川原に下りてみたり、いろいろ。意外と釣り人が多かった。昔はどんな橋だったのか、とかはよく知らなかったんだけど、泊まったホテルに昔の絵があって解決。昔から結構橋脚高い橋だったらしい。勢い余って落っこちなくてよかったね、伊庭さん。でも、どうやったらあの構造の橋で「勢い余って岩までたたっ斬った」なんて伝説が生まれるのかよく判らないよ伊庭さん。

それから早雲寺へ、人見さんが建てた追悼の碑を見に行く。案の定山登り。しかも箱根。箱根の山は天下の険。案内板に健脚な方はこちら、みたいなことが書いてあった。大丈夫、まだ若い、と思って登り始めたものの、途中で息切れしてくる。人見さんのあほー、とか叫んでた。友達と一緒なので、疲れてくるとテンションも可笑しなことになってくる。いや、一人でもあほー、くらいは叫んだと思うけど。そして早雲寺についたものの、碑が見つからない。「禅寺」って書いてあるから違うのでは? と思った方にあった。ややこしい。でも、いい感じに日陰で、苔むした広場のようなところの一角、という素敵なところにありました。合掌。

山を下り、お昼ご飯。お蕎麦を食べる。美味。蕎麦湯とあんみつも美味しかった。ご飯の後はちょっと早めだったけれど、ホテルへ。久々にビジネスホテルじゃないホテルに泊まった気がする……。お部屋へ入ると、汗も掻いたしまずお風呂。昼間な上にほぼ貸しきり状態、しかも紫陽花の花見尽き露天風呂という贅沢を味わう。青みがかった白色の小ぶりの紫陽花は丁度花盛りでとても綺麗。

そこまでで僕的にはもう目的を達したも同然のような気がしていたのだけれど、本当のメインイベントはこれからです。もたもたもそもそと一時間近くかけて皆で人形をだして並べてみる。二桁いると壮観です。出してる間は皆でいるのに皆で独り言大会。時々返事が返ってくるけど、それに更に返事をすることすら微妙、と言う変なノリ。そして部屋の各地で形成される人形中心のプチジオラマ。和室で写真でテーマだったので、皆さん和装です。袴が短くつんつるてんな所為で「これで高下駄はいたら、リアル伊庭道場門弟だな」状態になってしまった小さいのや、渡世人風のおあにいさん、打掛みたく裾を引きずる双子さんに、相変わらず切腹衣装な人、他色々。同じ和装でもここまでいろんな種類があるのか、って感じです。それらをあーだこーだ配置しつつ、途中で折り紙折ったりしつつ、一頻り遊ぶ。遊んだ後は夕食。お豆腐料理がたくさん出てきて、それに美味しくてうれしかったです。お豆腐大好き。
部屋に帰ってからもまだまだ遊びます。結構無理くり剣道対決をしてみたり、チビっ子たちが幼稚園だったり。僕の家のチビさんは一人だけメーカーが違うので、ひん剥いて素体比べをしてみたり。テンション高く遊びつつ、夜少し遅めになってからもう一度お風呂へ。

そーそー、それでこのホテルには本館と別館があって、お風呂とかがあるのは主に別館の方なのですね。で、僕らは本館に泊まってまして。その本館の別館を繋ぐ渡り廊下の下が石畳の旧東海道。ご飯にお風呂に、と幾度か通ったのですが、もうそれ見るたびに私あらぬ妄想に花咲かせてました。

お風呂のあとは、もう12時回っておりましたから、聊かあだるとな……って言うかね、まさか人形でグロ方向じゃないR18レベルの写真が撮れるとは思ってなかったの。母さんびっくりだよ。しかも人形自体がのりのりだしね。あんたその保持力どっから出てきたんだよ、みたいな。普段は維持できないような膝立ちやなんかの姿勢がいろいろ撮れました。そんなこんなで深夜まで遊びつつ、片付けつつ。寝る前にちょこっとだけお出かけバサラして、お休みなさい。朝ちょっと辛かった。

んでもって、朝起きると案の定雨でした。あーあ、やっぱり。しかもどんどん濃くなる山の霧。いや、これはこれで結構楽しい。朝ごはんを食べ、相当ぐだぐだしながら支度。送迎バスで駅まで行き、荷物を預け商店街をぶらぶらしてみたり、おもちゃの博物館でまた一頻りはしゃいだり。
R2-D2がいたのが一番のびっくりだったかな。しかも命令すると動くんですよ。もう可愛いのなんのって。お昼は湯葉の入ったお蕎麦でした。美味しかったけど、餡固すぎ。その頃には雨もそれなりに上がっていて、あんまし濡れずに済みました。

そんなこんなの箱根路……お次は京都な予定。町屋の一軒丸ごと借りるプランなんかは、一軒幾ら、の計算ですから人数が頼める分、案外安くつくかもしれません。如何かしら、皆々様。(いや、メールしろよ)

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なんか、気持ち悪くなってきた。
明日から一泊二日で箱根です。
箱根ですったら箱根です。
お泊りするホテルの住所を見ていたら、どうやら遊撃隊が陣を敷いていたところと程近いところのようなので、今から夜眠れるか心配です。心配する方向性が間違っているような気がしなくもありません。ホントに、一緒に行く方には迷惑かけないようにしないと。既に函館行ったときと同じくらいハイテンションなわけですが、あんなの知ってる人が見たら、と思うと、なんか、もー、ほんとに。

そんなこんなで、やや遅れながらも『遊撃隊始末』再読中。いや、今回の目的地の箱根はもう過ぎちゃって、今伊庭さんが函館についた辺りなんですが。なんか、始めたらちゃんと読まないといけないような気がして。「始末」だから。
しかし、彰彦先生ホント林のお殿様のこと好きだな。
それに、熱血藩医さんと化している和多田さんとか。意外と若かったし。彼の最期で、背中の「義」の一字を撃ち抜かれる、というのは、なかなか象徴的なシーンだと思います。
二回目なのでめんどくさいところは適宜読み飛ばしていますが、その分変に細かいところにも視線がいって楽しいです。遊郭に行くってので顔を赤らめる本山さんとかも、なんか新鮮な気がする。他の小説ではどっちかって言うと、そういう方面には晩熟な伊庭さんをからかってはけらけら笑ってる印象があったので。(実際にそんなシーンがあったかどうかは記憶にないわけだが)
そして相変わらず伊庭さんの陣羽織の描写出てくると、ホント飛びつきたくなるくらいカッコいいなあ、と思います。小さくて細っこいイメージあるけど、伊庭さんなら突然背後から飛びつかれても絶対揺らがない。いや、でも飛びつく前に気づかれそうな気も……いやいやいや。なんでもいいけど、伊庭さんって割りとどんな立場で描かれていても老若男女に好かれすぎだろ、と思うわけです。妬心以外で嫌われている伊庭さん見たことないし、妬むってことはそれ以前には興味以上の好意があったはずなわけだし。

なんか楽しみにする方向性からして間違っているような気がしなくもないですが、今回は史跡巡りではなく「お人形撮影」が目的です。撮った写真の半分が同じ場所だった、とかそういうオチがつかないようにしないと。

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大垣までだって、日帰りできんじゃねえの、と真剣に考えている今日この頃。
今週末に箱根に行くので取り敢えず我慢できそうですが、旅に出たくて仕方がない。
そして何故路線検索は新横浜だの品川だのと遠回りばかりさせようとするのか。時間はアバウトでいいつってんだから、最短距離の小田原乗換え薦めろよー。お金かかるし、新幹線乗るまでにかかる移動距離を考えると、数は少なくても小田原乗換えにした方が遥かに楽なんだが。
……あと、飛行機に乗ってうんと遠くへ行きたいなあ。具体的にはフィンランドのムーミンランドとか。スナフキンみたい、スナフキン。考えてみれば、ヘタリアが絡まなくても自分は何年かおきに北欧マイブームが起きるので。今回の変なテンションも別に不思議はないかなあ、と。母に「またなの?」って言われたくらいだし。そして、気づいたら段々マイブーム起きる間隔が短くなって、恒久的になったのが幕末だったりもする。いつか北欧もそうなるんだろうか。

それはそうとして、昨日はうっかり本を持っていくのを忘れたので、朝駅の本屋で買ってみた。おじさま御用達な雰囲気ばりばりの時代物小説だったんだけど、意外と捨てたもんじゃなくてたいそう美味しく頂いた。「般若同心と変化小僧」というシリーズもので、今三作目まで出ているらしい。ぶっちゃけ、主人公・般若同心と妹さんの関係については最初の会話シーンで判ったし、最大の売りらしい般若同心と変化小僧の関係についても三分の一くらい読んで、火事の話が出てきたところで判っちゃったんだけど、最近必殺シリーズで慣れてきたのかなんなのか。まあ奇を衒うだけが小説じゃないですよね。案外ドストレートに兄馬鹿な変化小僧こと仙太郎は可愛かったですが。火事の件がなくても、般若は同じ目にあってると思う。
あ、あとその「変化」のひとつの「お七さん」の時の変化小僧と般若同心の会話はなんだか読んでてにやけます。
「仙太郎になれ」
とか、なにいいだすのこのおあにいさん、と思った。『歳三往きてまた』の利三郎さんの爆弾発言とタメはれると思う発言がごろごろしてる、この二人の会話は。
般若同心の名前(源九郎)が気に入った、というとんでもない理由で購入したにしてはホントいろいろご馳走様、で。いい買い物したと思います、我ながら。ちなみに続編も購入済み。

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針仕事中。
具体的イメージが浮かばないで放っておいた人形服、友人からの電話を境にいい感じの具体的なイメージが浮かんだので実作。最初うすらぼんやり考えていたのは軍服系統(セーラーとか、ロングコート系のとか)だったんだけど、今作っているのはまるきりベビー服だというのには取り敢えず目を瞑っておく。いい、どうせ着るのは現役保育士お墨付きの幼児体型人形だから。(いわく「等身以外は完璧」だそうだ。やるな、りけっ子。おかげさまでバランスは滅法悪いが)
それにしても赤ちゃん用ニットっていうのは、どうしてああも手触りがいいんだろう。縫ってる内に幸せになれる感触。素晴らしい、実に素晴らしい。今まで買っても使い道がなかったから店頭で時々触ってみるに留めていたけれど、最近は人形用にちまちま買ったりしてる。んで、作るのは結局靴下とかだったりするわけだが……頑張ってサロペットくらいいってみようか。何をどう頑張るのかちょっと判んないけど。
まあ色数と柄が少ないのが難点と言えば難点か。もっといろんな色柄があっても罰は当たらないと思う。だからと言って普通のニット地やジャージーにあるようなありえん色使いのドギツイ水玉とか無駄に太いストライプとか売られても困るけどね。世のお母様方はもっと赤ちゃん服を手作りして、そして色柄豊富なベビーニットがもっと世の中に蔓延ればいい!

ところで『天地人』の殿が可愛くってしゃあないのだが、私はどうすれば……この前のなんて「このままじゃ、天皇とか行く前にこの人ストレスでぶっ倒れるんじゃ……」とか思ってたら本気でぶっ倒れたし。でも、自分も賑やかなのは苦手、知らん人と喋るのも会うのも不得意なんで、気持ちはわかるというか、随所のお説教が耳に痛いというか……でも、もうあと一言くらい喋っても誰も怒らないと思うのよ、景勝さま。
なんか、景虎さん辺りが紫雲の上でブチ切れてそーな気がしなくもない。「何故口を利かぬ!」とか言って。実際、外政はあっちがやったほうがうまく行ったんじゃ……ああ、いなくなってしまったから兼継みたいなのが台頭したわけか。ならもっと頑張れ、ご家老。
……黄金の太刀袋の良さはさっぱりでしたが、そのきんきらのお仕着せからああ言う太刀が出てくるところはギャップ萌な感じでした。ええと、なんでしょう。地味な着物の裏地が実はすんごい綺麗な高級品だったりした感じ? でも、太刀より袋がいいってのはさっぱりわからん。袋なんざ、雨のときにでも太刀をしっかり守れるようなものなら、なんでもいいと思うけどなあ……。あ、でも暗めの赤色で、光加減によってはうっすら見える程度に牡丹の刺繍、とかそういう妙なデザインとかだったら喜ぶかも。どうせならカッコいいほうがいいに決まってる。でもきんきらはどうなんだろう、きんきらは。

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伊庭家なお話再び。
ピアノの悪戯弾きをしていたら「ケンタッキーの我が家」の訳詞のところに「伊庭孝」という、どっかでみた名前が……
調べてみたら、伊庭さんの弟さんの息子さん、つまり伊庭さんの甥っ子さんの伊庭さんだった。
(ややこしいわ)
びっくりだよ。
あの本の歌は何度も何度も弾いていたはずだし、歌ってるから目にしてるはずなんだが……20年越しの真実だわ。案外身近なところに存在したのね、伊庭家の家系……ちょっと嬉しい。
でも、こんなピアノ譜とか。
そんな伊庭八郎とはまったく関係なさそうなところで目にしていたとは思いませんでしたよ、ホントに。

北欧史が楽しいです。
思わず本買っちまった、あっはっはっ。
でも、わかんないところも多いです。まあ、でも歴史なんぞ判るところから順番に理解していけばよろしい。理解した所が増えれば、自ずと興味の湧く領域も増え、その分理解するのが楽になるから。
買った本はちょっと古いし、何人かでいろいろな記事を書いて集めた、みたいな作りでイマイチ一貫してなくて読むのがめんどくさかったりするんですが。結構面白いネタがぼそぼそ拾えました。あと、高かった分写真と地図が滅法多いので嬉しい。
とりあえず、デンマークあんこに人間名がつくとしたら「ヴィゴ」がいいかな、ってちょっと思います。多い名前だって言うのは知っていたんですが、ホントに多いんだなあって。

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彰彦先生の『脱藩大名の戊辰戦争』読んでて思ったんですけど。

「伊庭八郎は伊庭軍兵衛(秀俊)の弟」みたいな記述があったんですが。
これはつまり

「伊庭軍平秀俊」(八郎秀穎の義理のお父様で礼子さんのお父様、戊辰戦争があった頃くらいの伊庭道場の主。純粋に伊庭家の人間ではないので、代々の軍兵衛ではなく軍平を名乗る)は
「伊庭軍兵衛秀業」(八郎秀穎の実父で、戊辰の頃には既に亡くなっている。後継者として軍平秀俊を指名)の養子に入った。(道場を継ぐために)

なので
「軍平秀俊」と「八郎秀穎」は義理の兄弟、という認識が成されている。
と言うことでよいのでしょうか。

それに更に「軍平秀俊」は「八郎秀穎」に伊庭道場を継がせるために養子にしたので、義理の兄弟でありながら同時に義理の親子でもある、と。
……合ってる、のか、これは。

幾ら道場を、御家を繋げて行く為とは言え、あんまりややこし過ぎます、伊庭家の家系図。ええい、めんどくさいわねえ……でも、そう言うのを追っているのが楽しかったりします。そして、考えてると雨が降り始めました……ホントどんだけ雨男なの伊庭さん。(この場合の伊庭さんは「八郎秀穎」)

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