学校の帰りにブックオフへ行く。学校の近所のブックオフはそれなりにでかい。ふらふらと見てまわっていると、新着本のコーナーに三浦しをんの新刊(大分前の、ではなく。正真正銘『仏果を得ず』である……これ、ぶっか、でいいの?)が売っていたので、若干の屈辱感を味わいつつ、本屋に赴く。
……無い。
仕方ないので、家に帰る。地元の最寄の本屋に行くも、やはりない。仕方ないので、店員さんに聞いてみる。(見知ったお姉ちゃん店員さんはいなかったのでちょっと苦労した)
「……あの、発売日は20日となっておりますが……」
……ごめんなさい。
しかし、なんだって発売日も過ぎていないのにブックオフなんぞに置いてあったのか、甚だ謎である。早く読みたい、読みたいがしかし、やはり新刊と銘打って出されるものを古本屋で買うのは負けた気がするのでそこはぐっと我慢の子になるほびっとである。
天野月子のアルバムを買って帰る。「花冠」がお気に入りである。
また、朝学校へ行く電車での話。
最近の新選組マイブームに則って、『新選組血風録』を読むのである。ふと、隣に座っているおじいさんが読んでる本の表紙が目に入った。
『坂本龍馬100の謎』とかなんとか、そんな感じのタイトルの本だった。なんだかなぁ……。
そう言えば没後140年だとか……半端だ。どうせなら150年までも待てばよかろうに。
「沖田総司の恋」の総司は可愛い。だがしかし、土方さんはともかくとして、近藤さんはややデリカシーに欠けるような気がする。まあ、数少ない平和な時代の話だ。楽しめばいいのさ。
そして、家に帰って……実はよくやらかすのだが……本当に馬鹿なポカをやらかしたことに気付く。……ほんと、すまない……。
夕飯は雑煮だった。気が早いことだが、妹のリクエストだ。妹は雑煮が好きなのだ。我が家の雑煮は白味噌の関西風である。薄ら甘くて、温まる。美味しい。私はこの白味噌で煮付けたみたいにとろとろとしている大根が好きだ。餅はあまり好きではない。(でも食べる)
デザートはそれらしく温泉饅頭だった。饅頭は好きだ、怖くはない。
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