明治時代になってから榎本武揚は、隕石で刀を作ったんだそうだ。
そんで、それと同じことを最近やった人がいるらしい。なんかそんなニュースを読んだ。実際、その刀を作った人は榎本さんが作ったときの資料を基にして作成したんだとか。
なんつーか、はあ、まあ。
いつの時代にも、そういう人はいるのねえ……
浪漫、浪漫……なのか、これ。
まあいいけど。
刀は好きです。包丁とか、鋏も好きだけど。
いい裁ちばさみが欲しいなあ、と思いつつ。今使ってる裁ちばさみでも、大事に使えばあと87年くらいでつくもがみになるんじゃないかな、と思うとあんまり買い換える気も起きなかったりして。それで言ったら、糸切バサミはあと50年くらいで憑きそうですが。裁ちばさみは小学校の頃に買ってもらったヤツで、糸きりは父のものなので。
そんなこと思いつつ。
そんなことばっかり考えてるからか、今アニメのブリーチでザンパクトウの話をやっているらしい、と言うのが気になって仕方がない。そう言えば、もう随分長いことアニメのブリーチ見てないなあ……久しぶりに、見てみようかな。
そして鋏は、取り敢えず研ぎに出してみようかな。包丁は研げても、鋏を研ぐ自信はない。
森博嗣の『トーマの心臓』読み終わった。
確かに、漫画をそのまま小説にしたわけじゃない、と感じたのに。
漫画と何が違うのかが、さっぱりと判らないのはなんでだろう。
日本とか、そういう設定がついた意味は判らなかった(まだ考えてない)けれど、違和感が少しあっただけで、そんなに邪魔にはならなかった。死生観、宗教観……特に、今回小説においての語り部であるオスカーが持っているそれ……が日本的であり、あまりヨーロッパ的ではなかったからかな。日本的、というかあのギムナジウムの、幾らか古風な感じではなく。もう少し近代的で、フランクな。そういう、考え方。
フランク、そう。
エーリクは、随分あっけらかんとした子だな、と思う。
でも、こんな子だったかもしれない。
萩尾望都の漫画入れたダンボール、今本の山の下のほうにあるから出すの難儀そうだけど。
今晩にでも出して、読んでみよう。うん、なんだか丁度そういう気分だし。

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