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概ね日付が変わる頃書いているので昨日と今日の境目がおかしい。幕末と人形と文学的な何かを愛している。
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年度替りって忙しいんですね、こんばんは。
会社で話の流れで、何故か単行本とハードカバーと文庫本の違いについて説明するはめになりました。なんでそんな話になったのかすら、最早思い出せない……

さりげに止まっていた『落花は枝に還らずとも』の続きを読み進める。残すは下巻の4分の1、と言った所。容保さまが江戸でお出迎えして下さるシーンで思わず「容保さまぁぁっ!!」と、とこぞの幸村のような気分になる。いや、あれは感動しとくところでしょう、テンション上げとくところでしょう、秋月さんと一緒になって男泣きしとくべきところでしょう。
彰彦先生の小説の何が凄いかって、多分分類してしまえば半分方史実やデータの提示のはずなのに、その提示だけですっかり当時の人のような、当事者のような気分になれるところだと思うのです。そんなに感情的に煽るような書き方はされていないはずなのに、しっかりテンション上がって、一緒になって泣き笑い怒りしてしまうような。あと、特に会津のシーンを読んでると思うのですけれども、どこに何があるのかとかそういうのが凄く辿り易い。何処の道を通って、どの辺りに誰それの家があって……というようなことがしっかり書かれていて、実際に会津を歩いた記憶と照らし合わせると、しっかり景色が思い出される。
そゆとこが、すごい好き。

ところで、最近、暇潰しに短歌を作ることにはまってます。文法無視の擬古文体なので、なんかもう読む人が読んだら鼻で笑いそうな歌ばかりですが……でも、幾つも幾つも似たような言葉を思い浮かべて、そのなかで一番しっくりくる言葉を選んでいくのがすごく楽しい。小説書いてても、そういう作業はもちろんあって、それはそれで楽しいのですが、短歌の場合は小説よりやや制約きつめな感じなので、それにあわせてかちかちとパズルでもするかのように言葉を考えているのがとても楽しいです。頭に思い浮かぶ物片っ端からノートに書き出していくより、その方がたくさん時間も潰せるし。
いまのところの自信作? は「牡丹人 未だ帰らず上野山 花は桜花にさきがけ咲くとも」
(結局の所幕末、というか戊辰戦争ネタですが)
ちなみに、上野に寒牡丹観に行った時に、歌を書いて貼り付けておくコーナーみたいなのがあって。そこで思いついたのに手直しを加えた物です。別に貼り付けたりはしませんでしたけど。機会があれば、貼り付けてきてもいいかな。テーマがちょっとコアかな……

あと、なんだかとっても編物気分だったので、久し振りにハンカチにレースを編みつけるのをやった。エンジングだか、エジングだか、そんな名前のやつ。なんとなく、それこそ牡丹色で綺麗だったので選んだ赤紫のグラデ糸でやってたら、妹がさんほらの一番新しいアルバムに出てくる双子ちゃんカラーだから、という理由で引き取ってくれた。よかった、よかった。
編物、というかレース編みを時々猛烈にやりたくなる時期があるのですが。飾ったり、実用的なものを作って使ったりする甲斐性がないので、完成作品は、いつもどうしたらよいのか判らなくなります。

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