観てきました!
六日のソワレです。
思っていたよりぐっとシュールで耽美で凄く楽しかった。
僕、こういうお話の世界、大好きです。
久し振りにお芝居を観に行ったのですが、それが凄く気に入るタイプのお芝居でとてもとても嬉しかったです。感謝xxx
タイトルに「理由」とあるように、テイストはややミステリー。
「ミカマツモンザエモン」(漢字不明)というお歌のグループの女の子、ミカの失踪とそれに関る諸々の人々の物語、と言った所でしょうか。ちょっとだけ萩尾望都の『残酷な神が支配する』を彷彿とさせる内容でした。人間、人格、パーソナリティの問題と、家族の問題と、ややミステリーな展開と、少年愛(だよなぁ、どう考えても)という内容がそう感じさせたのでしょうか。写楽の話と、衣装、舞台の飾りであるなんかこう夏の着物になりそうな垂れ幕の影響で、随分和風な感じでしたが。それでも思い出したのは『残酷な神が支配する』あと温室の話もちょこっと。ちなみに『残酷な神が支配する』は面白いですが、オススメはしません。あの人の漫画は大抵読み耽ってしまうのですが、あの話だけは読み耽ってはいけません。真っ白な崖の淵から帰ってこられなくなります。僕は始めて読んだとき、三日くらい帰ってこられませんでした。
あ、ネタバレ全開で参ります。
えーと、何の話からしようかな……うーん、と。
何の、というか今回はこれに尽きる、って感じなのですが……私の中では。
ふっきー、いえ藤原さん。
……この人、あんなちょっとうっかり死にたくなるくらい綺麗な人だったかなぁ……と。確実に幾つか年上のお兄さんのはずなのに、体つきもちゃんと成人男性してたのに(着物の諸肌脱ぎ、というか半裸? だったのです。最後のシーンは)なんなんだろう、あの足穂な世界の雰囲気は。物凄く、少年性(可能性とかの性ではなく、性別の性とお考え下さい)が滲み出ていて、役者ってこえぇなぁ……と思いました。暫く見ないうちに成長したなぁ……(何を偉そうに……)。文章とか、絵とか、多分生身じゃない映像作品でも、きっとああいうのって下手すると生臭くなってしまうものなのだけれども。いや、生身でもそうか。そういうのがなくて、これは潔癖で未分化な少年の姿だなぁ、と。
最後のミカとケンヤ(というかミカとミカ、というべきか)の踊りなどは、絵画にして残しておきたい感じでしたが。と言うか、彼のあの姿は絵を描く人ならきっと描き残したくなるだろう、と。僕は書き残したくなりましたが。
そういう、雰囲気で。
なんかもー、どうしてくれようか、コイツ、と思いながら観てました。
帰りの電車のなかでもちょっとぽーっとしてしまって。
まあ、劇の後はままあることなんですが、それこそ「帰ってこられない」状態。
一晩たって、妹とカラオケに半日篭って、やっと復活した気分です。
劇中のセリフで「おいで」といわれるのですが、なんかもーそれで呼び寄せられて行ってしまって、帰還は不可、みたいな。
ミカを巡る、ミカだった人たちを巡る、沢山の人々の交錯のお話だったので、判り辛いといえば判り辛かったのですが。
なんかでももうあのシュールで耽美で、頭のなかに牡丹とか曼珠沙華とか咲き誇りそうな。桜とか目てはないです。もっと綺麗で派手な花が咲き誇りそうな(でもきっと、その花はミンナつくりものだよ)そんな空気が、とても好きで。
楽しかった。
見られて良かった、です。
……シュールって言うのは、笑いの部分、かなぁ……僕の思うシュールっていうのは結構幅が広いので、本来の意味とは多分外れているのですが。喫茶店で見知らぬ人たちに勝手にアテレコしてて、それで実はどんぴしゃ同しセリフを言っちゃってた、とか。「男? 獲物!」の辺りのシーンとか……そういう、シュールさ。……こういうのってシュールなのかな……僕の中では、シュールなのですが。
とかく。
久し振りに、何か観に行こうと思った矢先にラジオで告知してて、丁度いいや行ってみるか、とふらふら行ったら思った以上に楽しめて。
こんな幸せなことって在るでしょうか。
僕は物凄く、幸せ者です。
六日のソワレです。
思っていたよりぐっとシュールで耽美で凄く楽しかった。
僕、こういうお話の世界、大好きです。
久し振りにお芝居を観に行ったのですが、それが凄く気に入るタイプのお芝居でとてもとても嬉しかったです。感謝xxx
タイトルに「理由」とあるように、テイストはややミステリー。
「ミカマツモンザエモン」(漢字不明)というお歌のグループの女の子、ミカの失踪とそれに関る諸々の人々の物語、と言った所でしょうか。ちょっとだけ萩尾望都の『残酷な神が支配する』を彷彿とさせる内容でした。人間、人格、パーソナリティの問題と、家族の問題と、ややミステリーな展開と、少年愛(だよなぁ、どう考えても)という内容がそう感じさせたのでしょうか。写楽の話と、衣装、舞台の飾りであるなんかこう夏の着物になりそうな垂れ幕の影響で、随分和風な感じでしたが。それでも思い出したのは『残酷な神が支配する』あと温室の話もちょこっと。ちなみに『残酷な神が支配する』は面白いですが、オススメはしません。あの人の漫画は大抵読み耽ってしまうのですが、あの話だけは読み耽ってはいけません。真っ白な崖の淵から帰ってこられなくなります。僕は始めて読んだとき、三日くらい帰ってこられませんでした。
あ、ネタバレ全開で参ります。
えーと、何の話からしようかな……うーん、と。
何の、というか今回はこれに尽きる、って感じなのですが……私の中では。
ふっきー、いえ藤原さん。
……この人、あんなちょっとうっかり死にたくなるくらい綺麗な人だったかなぁ……と。確実に幾つか年上のお兄さんのはずなのに、体つきもちゃんと成人男性してたのに(着物の諸肌脱ぎ、というか半裸? だったのです。最後のシーンは)なんなんだろう、あの足穂な世界の雰囲気は。物凄く、少年性(可能性とかの性ではなく、性別の性とお考え下さい)が滲み出ていて、役者ってこえぇなぁ……と思いました。暫く見ないうちに成長したなぁ……(何を偉そうに……)。文章とか、絵とか、多分生身じゃない映像作品でも、きっとああいうのって下手すると生臭くなってしまうものなのだけれども。いや、生身でもそうか。そういうのがなくて、これは潔癖で未分化な少年の姿だなぁ、と。
最後のミカとケンヤ(というかミカとミカ、というべきか)の踊りなどは、絵画にして残しておきたい感じでしたが。と言うか、彼のあの姿は絵を描く人ならきっと描き残したくなるだろう、と。僕は書き残したくなりましたが。
そういう、雰囲気で。
なんかもー、どうしてくれようか、コイツ、と思いながら観てました。
帰りの電車のなかでもちょっとぽーっとしてしまって。
まあ、劇の後はままあることなんですが、それこそ「帰ってこられない」状態。
一晩たって、妹とカラオケに半日篭って、やっと復活した気分です。
劇中のセリフで「おいで」といわれるのですが、なんかもーそれで呼び寄せられて行ってしまって、帰還は不可、みたいな。
ミカを巡る、ミカだった人たちを巡る、沢山の人々の交錯のお話だったので、判り辛いといえば判り辛かったのですが。
なんかでももうあのシュールで耽美で、頭のなかに牡丹とか曼珠沙華とか咲き誇りそうな。桜とか目てはないです。もっと綺麗で派手な花が咲き誇りそうな(でもきっと、その花はミンナつくりものだよ)そんな空気が、とても好きで。
楽しかった。
見られて良かった、です。
……シュールって言うのは、笑いの部分、かなぁ……僕の思うシュールっていうのは結構幅が広いので、本来の意味とは多分外れているのですが。喫茶店で見知らぬ人たちに勝手にアテレコしてて、それで実はどんぴしゃ同しセリフを言っちゃってた、とか。「男? 獲物!」の辺りのシーンとか……そういう、シュールさ。……こういうのってシュールなのかな……僕の中では、シュールなのですが。
とかく。
久し振りに、何か観に行こうと思った矢先にラジオで告知してて、丁度いいや行ってみるか、とふらふら行ったら思った以上に楽しめて。
こんな幸せなことって在るでしょうか。
僕は物凄く、幸せ者です。
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