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概ね日付が変わる頃書いているので昨日と今日の境目がおかしい。幕末と人形と文学的な何かを愛している。
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頂いたポラロイド写真をどうしてよいか判らず、結局最後の電車乗り換えを済ませるまで持って歩いてました。今は同じく頂いたサイン色紙をどうしてよいか判らず途方に暮れています。(写真は取り敢えず誕生日に貰ったアルバムに入れてみた)
そんなこんなで、久しぶりに原作付きでもなんでもないお芝居『さよなら また逢う日まで』を観てきました。人間、慣れないことをするもんじゃない、と言うことを学びました。いや、なんか特典付きシートとか言うのがチケット買ったときまだあったんで。まあ精々がメッセージ頂けるとかそんなもんだろう、と高を括っていた訳ですよ。まさかの記念撮影でしたよ。帰っちまっても良かったみたいなんですが、折角なんで。おさむさんと倉くんと、あと『風を継ぐ者』のあの純情な殺陣がやたら印象的な沖田さんを演じていた方(説明長っ) に挟まれて写真撮ってきましたよ。あん時はそうも思わなかったんだけど、確かに小柄だった。じゃなくて、なんの羞恥プレイか、ホントにもう。

で、まあ、何度目かの公演のようですが、まだ今回の、は始まったばかりなので縮めませう。

……
…………
………………
あと、この前『まほろ駅前多田便利軒』の映画も観てきたんだけど、感想はまだ先で、連休ラストは会津で飾るので、ちと留守にします。つっても、最近真面目に書いてないから、あんまり影響ないだろうけれどもさ。まあ、気分だ、気分。


劇、内容自体はなんだろうね。悶々と考えるところの多い劇のような気がしたな。面倒くさい、というよりは哀れな……それが愛の結末であるのだとしたら、なお余計に。ああ、なんだっけ。そら、萩尾望都のさ。『半神』のラストシーンを思い出したよ。さよなら、じゃなくて。あれ正解は、お前を愛していたよ、なんじゃないのかな、となんとなく思った。憎しみより深く、お前を愛していたよ。
と言うか、ラストでチバがウェルテルする意味はなんなのか。どうもね、そう言うの、自分にとっても積年の悩みであるべきような気がするな。あそこで彼はミヤシタを殺すことは簡単だったから、銃口自分に向ける必要あったんだろうか。贖罪なの? 見舞いにもいけなかったこと? 復讐まで追い詰めたこと? それとも、結果誰も守れなかったことか。どうも、ああ言う場面で自殺するのは、美しくずるい終わり方ではあるのだろうけれど、きっと。責任とか、そんなもんは取れないよ、って思う。辞職して終わり、というのもあんまし好きくない。自分で自分を終わらせて、それで本当に全てを終わらせられるのは、それで終わりにしていいんだよ、って誰かが命じてくれて初めて成立するものだと思うね、私は。
ってか、チバって何者だったんだろうね。イトウは刑務所にいたロマンチストだし、ミヤシタは復讐者。他の誰だって、まあ情報に多寡はあるけれどもさ、誰で何をしている人なのかってなんとなく判るけど、チバだけ明示それてない、ような。彼が誰なのか、そして何故自ら死を選ぶのか。……難しいね、この命題は。どうにも想像力を掻き立てるよ。ああ、それとも仲間も過去も滅茶苦茶にされた、チバのミヤシタへの最後の復讐だったのかな。目撃者がいなければ、そして推理が後から成り立つものなら。あれはきっとミヤシタのジェノサイドだ。
しかし、なんだか久しぶりに見たけど、やっぱりおさむさんのお芝居見てるの好きだなあ。上手い、って言うのかな。なんだろう。迫力凄かったな、あれ。喉痛めたりしないのかな。びりびりした。
あと、イトウが再会の挨拶のとき飛びついたり、なんかこう、きゃっきゃっしてる感じだったりするのが無性に可愛かったです。寂しかったのかな、彼は。そうなんだろうな。俺を見て、俺を見て、って。そう言いたかっただけなんだろう。少年みたいな人、子供みたいだった。ああ、でもチバの怒鳴り声も、どっかでいつも悲しかったなあ。あれは怒りを覚えなければならないことが悲しかったのか。また崩壊しそうなのが悲しかったのか。今から思うと、あれはチバの記憶のような気がするな。ミヤシタに向けてたはずの銃を自分に向けて、何もかも投げ捨てたような顔をした時の、彼の記憶。愛だね、きっと。彼が持っていたのは、愛だ。

そんな真面目な本編のあとは、トークとイベントコーナー、と盛りだくさん。ぶっちゃけ盛りだくさん過ぎて、おまけをつけられると恐縮するタイプの人間としてはちと疲れたよ。
トークは日替わりで、おさむさん司会なのは毎日なんかな? で、メンバーが件の沖田さん(おい) と、みきさん、それに櫻井さんと言う文学座の方です。実は多分、この方とヤノ役の女性だけが恐らく初見、と言う恐るべきカンパニーでした。えへ。久々に朽木兄妹並んでんな、と余計なことを考えつつ(ほんとだよ) 事前にお客さんから募集した質問があって、それに答えていく感じ。役者を目指した切欠は? と言うのは全部に共通させている質問らしく、なんだか皆結構行き当たりばったりで、そんなもんなのかなあ、って思ったりしました。あと、なんかあったかな……みきさんが「私、見た目結構怖いでしょ?」的なことを客席に振って、うんうん、って頷かれて、「えー(そこは否定して欲しかった、的な)」ってなってこと、くらいしか覚えてない。あと、櫻井さんがちょいちょい話を聞いてなくてすんごい突っ込み食らってて面白かった。
イベントコーナーはゲームでした。スパイゲーム……って言ってたけど、僕、人狼って名前でしか知らなかった……をやってました。まあ疑い疑われるのは、この話の肝でもあるからね、そんなノリだったんじゃないかと。スパイはおさむちゃんとあと三上さんで(どーでもいいけど、スタジオライフの人ってなんであんなに綺麗なんだろうね。必ずしも整っている、というわけじゃないんだけど、なんだかよく判んないけど綺麗なんだよな) 、全然指令と違うことを指令だと思い込まれて、早々に脱落するおさむさんと、何回目かで、指令の台詞(俺たちは仲間だ) があんまりにも不自然で疑われスパイだと看破される三上さんでした、ちゃんちゃん。くらくんが何回も客席に向かって「おさむさんですか?」ってやってたのが可愛くて可笑しかった。あと、罰ゲームもあって、これは負けたスパイチームのどちらかが、トマトジュースとなんかとヘルシア混ぜたの飲む、ってやつだったんだけど、三上さんがトマトジュース嫌いらしくて、どっちが飲むか、のあっちむいてほいがかなり白熱してた。なんであっちむいてほいがあんなに面白かったんだろうか。よう判らん。

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