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概ね日付が変わる頃書いているので昨日と今日の境目がおかしい。幕末と人形と文学的な何かを愛している。
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すごくどうでもいいんですけど、300の続編の予告が入ってたんですよね。始まる前に。で、あれはデイジーくん出てるんで、久しぶりに帰った中つ国で一番最初に再会したのは、ビルボでもガンダルフでもなく、ファラミアだった、と言う。変な感じ。時間軸的にあの子まだ生まれてもいないのに。
思わず脳内で「ファラミア様ぁ、ファラミア様ぁ!!!」ってベレゴンドみたいに叫んでいました。

わーにん、わーにん。
こちらの記事は、その性質上日本未公開(2013/12/23現在) の映画作品に対する多大なるネタバレを含みます。
ここから先を読まれる方は、ご了承の上お進みください。
また、原作既読者ですので、その辺からの無意識のネタバレもあると思います。あしからず。









では行きます。



前述(ほびっとの冒険 ~出発とモール編~)の通り、グアムにて『ホビット 竜に奪われた王国』を鑑賞。3Dを1回、2Dを1回の計2回です。劇場はよくあるタイプのショッピングモール内のややうら寂れた雰囲気の映画館。座席指定なんかもありません。てきとーに座ります。1回目(11時)は空いていましたが、2回目(16時40分)はスクリーン前を除き、ほぼ満席と言った混み具合。どうやらグアムの人々は出足が遅い模様。日本にはない場内の賑やかさは気に入りました。反応があるのはよいことだ。後ろの席の小さな男の子が、ストーリー等について「アレは何? これはどういう意味?」としきりに親に質問をしていたのですが、途中で「ちゃんと見てなさい、そしたら判るから」みたいなことを言われて叱られていたので、そう言うお喋りはNGな部分もあるみたいです。
しかし、ボンブールはやっぱり笑いをとっていましたねえ。アレはすごい可笑しかったもの。クモの足をもぐ辺りでは「もっとやれ!」みたいな野次も飛んでいましたし、キーリの階段落ちでの「Oh,ジーザス……」って呟きは忘れられない。おーじーざす、ってああ言うときに使うんだなあって。……あ、私は、ちっちゃい頃に読んだ当の『ホビットの冒険』の所為で、ものすっごいクモ嫌いなのですが、今作は思ったより平気でした。嫌いって言うか、殆ど天敵認識で、ゲームでクモ型の敵モンスターとか出てくるとどんな雑魚でも殲滅しないと気が済まないような感じなので、やられ役っぽい今回は逆に平気だったのかもしれない。もっとやれ! そうだそうだ、もっとやれ!! 行け、そこだ、叩っ斬れ!!! みたいなテンションでした。

全体の物語としては……その、凄く道半ば、ですよね……
いや、まあ仕方ないと思うんですけど、始まりも終わりもへったくれもないなあ、なぞと思いまして。
まあ、そもそもヒアリング……というより語彙がお粗末なんで、あんまりその辺は当てにならないのですが。本当に、単純に観たかっただけで。物語をよく知っているからこそ、踏み出せた冒険でしたね。また、映画ってある程度細かく台詞がわからなくても、楽しめるようによく作られているものなんだなあ、と思いました。ある意味、小さな子供の頃のように、よく判らない・知らない言葉だらけの中で起こる事象だけを素直に受け取って楽しんでいたのかもしれません。初めての物語を読むみたいに。ちょっとこの年になってあんまり出来る楽しみ方じゃないと思うんですけど、だからこそそれはそれは楽しかった。
ただ、そんななんで、判らないところは本当にまったく判っていないです。だからきっと的外れな部分もあると思う。キーリとタウちゃんことタウリエルのやりとりとか。

そうそう。あの二人(人……?) はとっても可愛かったです。ネタバレを読んでから、その手の話は気に入る事ができれば良いんですけど、ダメな時はホントダメでどうしましょう、と思ってたんですけど……
なんだろ。
自分に倒せない敵を一撃でやっつけてしまうタウちゃんへのキーリからの憧れの。
例えば、エオウィんからアラゴルンへの少年の憧れめいた慕情と言うのか。通常「少女から大人の男性」へ起こるような淡い恋が「少年から女性」へ起こっていると言うのは、とても面白いし、愛らしいエクスキューズなんじゃないかなあ、と思いました。
どう足掻いても悲劇としか思えないところが苦しいです。
てゆか、なんか大変なことになってるキーリですが、アレ、五軍の戦いまで兄弟がトーリンに会えないとかないよね……? エレボールに立て篭もるんだから、そこにゆくのよ……ね……?
フィーリの心配性なお兄ちゃんっぷりも兄キャラ好きとしては大変なツボでした。キーリも、怪我について他の人は最初突っぱねるけど、フィーリには頭を預けたり? するしね! そう言うことされると弟ってホントに可愛いと思う。ねえ、フィーリ。弟って可愛いですか? 私の妹はとっても可愛いのよ! って、フィーリに会ったら言ってみたい。
あと、フィーリはあのナイフじゃらじゃら出してくれるのとか(ただ、多分その辺の絡みで、その後ちょっと「
うなっ!?」ってなる台詞があったような……確証持てないけど)、ホント好きで。いや、それは単に刃物大好きなだけなんであれなんですけど、フィーリの剣って格好いい形しているし……アレはね、個人的にね、燃えの宝庫なんですよ。

そんな感じで、以下、印象に残った辺りを箇条書きで。
・監督の出落ちが酷いwww
・存外、印象に残らなかったビヨルン……なんだろ、ビヨルンさん自身は好きだと思うのですが、あー……トム・ボンバティルについても実は似たような事思ってて……あの人たちって、確かに中つ国の住人のはずなんですけど、どっか他所の人っぽいというか、少し浮き上がっているような、不思議な印象があるんですね。宣伝にもあんまり出てきてなかったですし、出てこないんじゃないのかな、なんて思ったこともありました。
・今まで闇の森ってあんまり行きたくなかったんだけど、あのスランドゥイルの館は探検のしがいがありそうなので行ってみたい
・クモの糸をつんつかするビルボは完全にあれトゥックの顔だった
・ビルボが森から顔をだすシーンでは、飛行機が雲を突破して青空が広がる瞬間を思い出した。予告でもはわわわ、ってなったけど、本当に綺麗なシーンで好き
・湖の町の半端ない中世ヨーロッパっぷり。バルドの舟可愛い。そのおうちにある模型を是非グッズでくださいほんとお願いします
・しかし、バルドは3人の子持ちには見えない。長男が、遺された弟妹を頑張って守ってます、でも町ではちょっと爪弾き気味です、みたいな雰囲気だった
・あの世界のエルフでも、酒に酔い、いびきをかいて眠る事があるのだ、と言う……知ってはいたけど、映像化されたその衝撃。髪も乱れてましたですよ。すごい。見てはいけないものを見てしまった感
・樽にのったる脱出劇、とても楽しい。遊園地のアトラクションとかにならないかなあ、ほんとに。絶叫系って苦手なんだけど、頑張って乗る
・スマウグを追い出すまでの流れ、頭の中でちょいちょいピタゴラスイッチが鳴ってて、ちょっとなんか、うん。ごめんね、スマウグ
・言ってる事も殆ど聞き取れてなくて……ほんとごめん、スマウグ
・案外ちゃんと王子業しているらしいレゴラス
・しかし戦い方がフリーダムにも程があるレゴラス。TTTのスケボーとか、笑えばいいのか格好いいと思えばいいのか、10年間決めあぐねていたけれど、もう笑うって決めたよ私は。アレだ。原作でのとんちきな部分が全部戦闘描写にシフトしたんだ……きっとそう。そう、そうよね……
・でも、そんなレゴラスの堪忍袋の緒が切れる音を聞いた
・アレは絶対聞こえた
・しかし、スランドゥイルのあの変貌はなんだったのか……あの辺は、わからなかった会話のひとつでな……(遠い目)
・アセラスって、王様以外が使って意味あるモノなの? 確か、なんかよくわかんないけど気分がすっきりするくらい、とかヨーレスが言っていたような
・クルミを枕にする、って言うの。どっかの御伽噺かなんかで読んだと思うんだけど、なんだったかさっぱり思い出せない。あれ、なんか意味があるのかな
・人の子とドワーフの時間感覚の差が物悲しい。ドワーフにとっては当代の話でも、人の子にとっては伝承扱いなのだ、と。なんか切ないし、それがエルフとかなったら本当にどうなっちゃうんだろう……どんな風に、思うのだろう。それを伝承と思うことは出来ても、自分たちが伝承と思われる、忘れ去られる思いをするのは容易ではない。やはり、寿命の違う種族が共存しており、なおかつ文化的な交流・共通がないわけではない、と言う辺りが歴史観に与える影響ってあるんじゃないだろうか。興味ある。……話してくれるかどうかはわかんないけど、実際目にした誰かが必ずどこかに生きている、って世界なんですよね。恐ろしいな。迂闊なこといえないし、歴史小説なんてものは存在しないのかも。でも、伝承と言うか歌みたいなのは結構広く知られるところとして存在してるんだよなあ、中つ国には
・ガンダルフが魔法を……!? とは思ったけど、ガンダルフパートの話にいたってはまるで理解していない
・コインチョコ食べたい
・スラパパ出てくるから、今回絶対ワイン呑みたくなるんだ、と思ってた。でもコインチョコなんだ……
・コインチョコを肴にして、ワインを呑んだら万事解決するのではないか

そして。
僕はボロミアが大好きなので、触れておかねばなりますまい。
バーリンがトーリンに対して
"You are not yourself."
と。
聞いた時、すごくどきっとした。
湖の町での、トーリンの振る舞いが。黄金にとりつかれた王のそれに似ているのだと、それが怖いのだと。
そう言う話の流れだったかと思いますが。
この流れがFotRのラストでのフロドとボロミアのやりとりに似ているなあ、と。台詞もそうなんですが、バーリンが「バーグラーではない、彼の名はビルボだ」と言う。
ボロミアも1度「呪われろ、ホビット」と言った後に、我に返って「許してくれ、フロド」と名を呼ぶのですよね。スメアゴルも、名を呼ばれることがスイッチになってる部分があるし、また更につらぬき丸が正しく名づけられるシーンもありますね。それも伏線かもしれない。あと、2部作予定だった頃は、この辺が切れ目だったのかなとか。じゃなくて。
それが良く似ているだけに、予測したとおり、この展開をなぞるのだとしたら、好きになるのは簡単だろうし。それだけに未来がすごく怖い。
……上でキーリとタウちゃんの恋愛話(?)をしたんですけど、その辺の流れで行くと少女期の私の淡い恋心ってヤツは、多分ボロミアに向いてたんじゃないかなあ、と。言ってて恥ずかしいけど、これは結構ガチ。だから、彼の死は本当に本当に哀しく、寂しく、思ったことを覚えてる。
その心持をもう一度味わうとしたら?
それは嫌だなあ、怖いなあ。
でも、怖いけれども、冒険の続きはとても楽しみ。
どちらも、本当。

あ、そうそう。
モールからホテルまで、オープンカー状のバスに乗ったのですが、丁度小雨がぱらついていて、水飛沫を浴びることになり、なんとも樽にのったる気分で、最後まで楽しかったです。

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