その輝きは豪華絢爛。

いや、タイトルと内容はあんま関係ないんだけどね。芝居のタイトル聞いたときから、絶対ブログのタイトルこれにしてやろうって思ってたよね～。
……と、ゆーわけで。BLEACHミュージカルから始まった観劇ツアー（という事に今決めた）「絢爛とか爛漫とか」を観に行ってまいりました！！
まあ、そんな感じで勢いよく行きたい所なんですが、なんか迷子になったりして大変でした。その節は大変ご迷惑をお掛けいたしました。こちらこそ楽しかったです、一緒に来て下さってありがとうっ！！（私信返し）
と、まあこの書き方からもわかる通り、今回ほぼ初めて友人と観劇、と言う状況でした、はい。なんか、誰かと一緒に帰れるというのも、いいものですね。（苦笑）
あ、あとお芝居が始まる前にあちこちふらふらしたり、お夕飯を頂いたりもしました。ある意味何時ものお店でジャンクションのバイパスＣＤやらセイントビーストの「獣・春」やらを購入。……僕は恩讐の章の３巻を買わなけりゃ……それ以前に明日はライブのＤＶＤの発売日ですからね。楽しみです。

ふう、さて。
感想はネタバレになると思うので折り畳んでみます。
……一度これやってみたかったんだよね～キラキラ。（黙れ）

えーと。
この「絢爛とか爛漫とか」というお話は小説……正確に言えば文学を志す青年（僕がみたのはモボ版ですからね）４人の春夏秋冬一年間に起きる悲喜交々のお話で。まあ一応文学を志す身としては、耳が痛いというかめっちゃ共感できるというか、身につまされるというか……。
でも、作中で語られていた志すものへの気持ちって言うのは、それが文学であろうがなかろうが同じなんじゃないかな、と思います。たまたま彼らや僕が文学好きだっただけであって。

今回は、場面固定されてて……しかも室内にね。舞台丸々和室なんですよ。すげかった。あと鶏が居ました。なんで鶏だったんだろう……特に絡む事もなかったのに……。名前はたま子さんと仰るそうです。……メスだったのか……。
て、鶏の話してる場合ではないよ。
んで、そうですね。１部屋で、登場人物は４人って、結構惹きつけられているのが大変なんじゃないかな、と思ったのですが、共感できる部分が多かったためか、そんなことはなく。
特に土屋氏演じる古賀さんが、最後に小説の構想をとうとうと語るシーンがあるんですが、それが半端なく心地好くって。聞いていると眠くなる、というクラシック的な心地好さじゃなくって、ああこの語りを何時までも聞いていたいな、というような。ずっとこの物語を聞いていたい、この人の口から語られる言葉をずっと聞いていたい、と思うような。そういう語りで素敵でした。……本の朗読とか、やらないのかな。なんか聞いてみたい気がする。特に印象深かったのはそれかな。
あとはギャグ的場面で、友情と恋は両立できるのか、というお定まりの問答から始まる男４人の追いかけっこ。楽しそうだったし、楽しかったです。なんか靴下脱げてたり、袴がかなりやばいことになってたりしてて大変そうでしたけど。
そうそう、袴と言えば今回の時代は昭和、登場人物は文学青年ってことで、書生さんルック（って言うのかどうか知らないけどさ。あの着物と袴と詰襟っぽいシャツのアレね）の人がいてちょっとときめいた。書生さんルック大好き。
でも、それとは別に及川氏演じる加藤さんがちょっと可愛くてときめいた。なんでも、及川氏はスタジオライフの方なんだとか。……なるほど、なんか納得。（そうか？）

そんな感じで、楽しかったです。
どうもこれは原作が小説なようなので、近いうちに探し出して読んでやろう、と思います。観にはいけないけれども（金欠で）モガ版も気になりますしね。