『五稜郭を落とした男』読破。
え、えと。
歴史ってのは、かたっぽから見ただけじゃ良く判らなくて。
それが愚行だって言うのも認識していた、つもりなんですけれども。
でも、それは愚かであるけれども揺らぐよりは悪いことじゃないんじゃないか、と思わなくもない。
長州も薩摩も、多分もう嫌いとか怖いとかは思わないけれど、でも正しいとは思えない、かな。やっぱし、うん。負けたからって、それが必ずしも判官びいきに繋がるとは限らないし。
勝ったからって即正義ってのもどうかな、と。その辺とやかくいうのは明治政府についてもっと調べてみてから、かな。好きになれるかどうかは、その後に全てが掛かってると思う。
あと、秋山香乃の書いたお話だから最後まで読めたって言うのもちょっとあるかもしんない。この人のお話、というかこの人の書く男の人って、ホント可愛くてカッコよくて、みんな誰かが大好きでたまらなくて、それが素晴らしくいじらしく見えて、兎角、すごく素敵な人たちだから。それって多分作家の腕だよね。
とは、言いつつ。
敵方な土方さんもカッコいい!! とか内心できゃーきゃー言ってた自分にちょっと落ち込んだ……でも、「引け」って言ったときの土方さん、ホントぞくぞくするくらい格好良かったんだ。もうあと1シーンくらいしか出てこないのにね。
んで、やっぱし高杉さんは気になるっちゃ気になるので『晋作 蒼き烈日』買ってきといた。この前買った彰彦先生の御本全部読み終わったら読もうと思う。
そいでもって明日、つかむしろもう今日はちょっと旅行熱を鎮めるために木更津に行ってきます。
真武根陣屋跡見てきます。
直線距離ならすごく近いんだけど、そのためには海を渡らないとならないわけで。
まあ、バスがあるのであまり深く考えては居ませんが。
天気よくなるといーなー。

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